なぜ「ナチスは絶対悪」と決めつけなければならないのか？左翼イデオロギーが猛威を振うせいで是々非々で評価できない歴史学の闇

畜生道 @incest_devildom

「ナチスはいい事・悪い事をした」と語る時、そこにある物が党派性的なジャッジでしかないのであれば、それは結局の所ナチスの抱えたファシズムを批判し切れていない事も同義だと考えてしまうな

畜生道 @incest_devildom

俗に言う「ナチスはいい事をした」という話でよく語られる物が環境保全や禁煙運動だったりすることがあるけれど、俺自身は環境保全主義者という立場抜きにしてもやはり「大衆の顔色を伺って民意とする」行為が全てにあるのでどちらも"いい事"とは評しない

畜生道 @incest_devildom

しかし、「ナチスの禁煙運動」に関しては嫌煙が進む現代ではやはり否定し切れない人達もそこそこ存在するので、こういった"無辜"の大衆に対してどう間違いを説明出来るかが気になる 現代では嫌煙は正義とされている訳だが、「ナチスの禁煙運動」が特に駄目で現代の禁煙運動がそうでない理由はあるのか

畜生道 @incest_devildom

また、「ヒトラーにも善人の部分がある」という話がやはり人気だが、これに対して「ヒトラーにいい所等ない」という根拠を探しに行くよりは「それがどうした」という話でファシズムの萌芽と問題点について語る方が建設的だと私は考える

畜生道 @incest_devildom

同様に「ナチスがいい事をした」という話に関しても、それが「ナチスを褒めながるネトウヨ」を一喝する為に批判するのであればやはり弱腰であると評価せざるを得ないとは思ってしまう 「いい事でない根拠」を探して提示するという行為にあまり重要な意味があるとは思わないので

Daisuke Tano @tanosensei

もし拙共著が「党派的なジャッジ」しかしていないとお考えであればそれは誤解ですので、まずはお読み下さい。岩波HPで試し読みもできます。 twitter.com/incest_devildo…

畜生道 @incest_devildom

違います 高著の内容を指して「党派的なジャッジを示す」と評している訳ではありません 「ナチスはいい事をしたのか」という問いかけの様な形で検証を行い、それらを錦とする構図があればそれは党派性の表れであると評しています なので、「ナチスはいい事・悪い事をした」と両方に渡って示しています twitter.com/tanosensei/sta…

畜生道 @incest_devildom

また、「読んでもいないのに批判が出来るのか」という話には「出来る」と答えます 例えば、私達は百田尚樹の『日本国記』が「取るに足らない評価に値しない駄作」だと評することは出来ますし、それらが「読んでいない人間による適当な評価」として無効化されることもありません twitter.com/tanosensei/sta…

畜生道 @incest_devildom

教条を「読んだ人間にだけ分かる」と言ってしまうのは一種のドグマ化といえるでしょうし、読まずとも批判出来る状態こそがファシズムから遠い社会とも言えるでしょう なので、私は「読んでない人間の批判」も物によっては評価出来る物だと考えます 因みに私は読みました 面白かったです

Daisuke Tano @tanosensei

それだと拙共著の構図は「党派性の表れ」になるじゃないですか。そもそも「良いこと」「悪いこと」を是々非々で論じることのどこに問題があるのかも論じている本です。 twitter.com/incest_devildo…

畜生道 @incest_devildom

高著をもってして、「ナチスを評価したがる人間」を探して吊し上げる行為を指して「党派性の現れ」と評しています 内容その物ついては検証に過ぎませんが、「高著の使われ方」にドクマめいた物があるという指摘です 言ってしまえば「『ナチスはいいこともしたのか』はいい本か悪い本か」と言う話です twitter.com/tanosensei/sta…

戸田サドリエンヌ @2XKYJRZNc6I4BQa

なぜそもそもナチスが良いことをしていたら問題なのか。分からない。 たぶん、「善玉は善いことをしたから善玉なのだ」という一種の行動主義と、 「でも悪玉だって大いなる悪の実現のために善いらしいことをするじゃないか」というよくある懐疑主義的信念がぶつかるからじゃないか。 twitter.com/incest_devildo…

戸田サドリエンヌ @2XKYJRZNc6I4BQa

ああ、こう表現すればいいのか。 善いか悪いかというのは、理論の検証の結果ではなく、すでに理論の実践なのである。

志道正宗（まめじぃ） @eagersouls

何が「良いこと」で何が「良いことではない」のか。時代により環境により価値観により、変わること。ナチスの悪事を擁護する気は一切ないが、悪事のみで国民の支持を得られる訳が無いよな、と小５の頃思っていた。担任に尋ねたら「子どものくせに！この軍国主義者め！」とビンタされた。今も謎。 twitter.com/gendai_shinsho…

講談社現代新書 @gendai_shinsho

話題となっている『検証　ナチスは「良いこと」もしたのか？』にて、参考文献として 石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』 があげられています。 ヒトラーの登場から政策まで、その歴史を知るための入門書であり、決定版です。 『検証　ナチスは「良いこと」もしたのか？』の次は本書をぜひ！ pic.twitter.com/bAb40Zmzmh

2023-08-09 13:24:45