シネマンドレイク氏が語る原爆バービーへの批判がインセルに利用される危険性について一方バービーが白人主義であるとの意見も

お盆に起床した時、家族や親戚にTwitterでこんな活動をしていると疲労しましたが芳しい反応は得られませんでした
7
lemo🏳‍🌈🏳️‍⚧️🕊 @lemo69883657

スレミオは「結婚したと限りなく推測可能」だからまだマシだけど、ナイラとウェンディも、イリーシャとメイジーも、絶対にカップルとは明言しないんだよね。全部、ぜ〜〜んぶ匂わせ。同性婚が一般的な世界観だと第一話で提示したくせに。 pic.twitter.com/onF5IypquH

2023-07-05 21:36:55
拡大
拡大

設定がどうであれ、あれだけ作中で匂わせながら、日本の公式だけが歯切れ悪いままという非常にダサい顛末。お手本のようなクィア・ベイティングでした。

こういうことをしても「クィア作品の失敗例」として今後ずっと語られ続けることになるだけなので、作品にとっても損しかないと思うのですけどね。

ただ、こうした出来事はいろんな作品で起きてきました。作品がクィアっぽいことを描く…でもクィアだと明言してくれない…モヤモヤする…このパターン。

しかし、2023年、好評でシーズン2が作られ、その内容が…まあネタバレはできませんが、それでも間違いなくクィアを明言する踏み込みをしていたため、ついにクィアなファンは大歓喜。しかも、その描き方も明らかに前シーズンの批判を意識したユーモアに満ちているところがこの作品らしくて…。

ともかく作品がクィア・ベイティングにならずにクィアとして真っ当に胸を張ってみせる。そのうえ、それはこんなにも誇らしいのだということを高らかに示す、最高の好例となったのは間違いないでしょう。

昨今のいろんな作品のクィアへの態度にガッカリを溜め込んでいる人は、ぜひこの『グッド・オーメンズ』を観てください。クィアな神様からのささやかな贈り物です。