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エリザ
@elizabeth_munh
いんたーねっとRAFちゃんねる
エリザ
@elizabeth_munh
飯テロを喰らえ！ イギリス人も震え上がった大戦中の代用パン、ナショナルローフだ！ pic.twitter.com/vuiSPyrA3U
2023-09-03 12:54:23
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エリザ
@elizabeth_munh
WW2前のイギリスは食糧の70%を海外からの輸入に頼っていて、海上封鎖を受けるとたちまち餓死の危険が迫る事が認識されていた。 もちろん無敵海軍がいる以上は海上権はイギリスのものだけど、前の大戦ではその油断をドイツのUボート潜水艦に突かれ、片っ端から輸送船が撃沈された歴史がある。
2023-09-03 12:56:36
エリザ
@elizabeth_munh
鼻っ柱の高い海軍は今時潜水艦なんぞ屁でもないぜと自信満々だったものの、案の定裏をかかれて撃沈されまくったため、イギリスは万一の場合、イギリス国内で生産される食糧だけでやりくりすることを計算に入れて国民の栄養を管理する事を余儀なくされる。 そうした試みの一つかナショナルローフ。
2023-09-03 13:00:42
エリザ
@elizabeth_munh
一般に消費される白パンは美味な代わりに小麦から胚芽や胚乳を除去している。 対してナショナルローフはそうしたものを除去しない全粒粉で、白パンが小麦の70%を用いるのに対して、ナショナルローフは85%も使うので無駄が少ない。 しかも栄養価は白パンよりずっと高かった。
2023-09-03 13:03:33
エリザ
@elizabeth_munh
主食であるパンを配給リストに加える事、すなわち、食べる量に制限を加える事は士気に関わるとみなしたイギリスは白パンを製造禁止にする代わりに、ナショナルローフを製造、購入自由とした。 ただし全粒粉パンは馴染みがなく、しかも必要なイースト菌も不足し、よかれと思ってカルシウムやビタミンを添加されたナショナルローフの評判は最悪だった。
2023-09-03 13:06:16
エリザ
@elizabeth_munh
「なんで灰色なんだ」 「食感がボソボソしてる」 「噛みちぎるのに顎が疲れる」 「そもそも不味い」 散々な言われようのナショナルローフながら、最低限これだけは戦時下でも沢山食べることができたので、戦時中パンの消費はむしろ上がる。 とは言え好き好んで食べたいものでなく、イギリス人のうち7人に6人が嫌いだと言った。残りの1人も、別に好きなわけではないでしょう。
2023-09-03 13:08:52
エリザ
@elizabeth_munh
えらいもので英国王室も戦時中はナショナルローフを食べており、ルーズベルト大統領夫妻が来英した際も金の皿にナショナルローフが載せられて出てきた。これは、こんなに苦しいんですよという外交的アピールも兼ねてるかもね。 不満タラタラで食べられ続けたナショナルローフはそれでも戦時中のイギリスの栄養とカロリーを支える。
2023-09-03 13:10:52
エリザ
@elizabeth_munh
しかし戦後になってもなかなか食糧状況は回復せず、1946年遂にナショナルローフも配給入りとなった。 あまりの不味さから、イギリス人はナショナルローフを、これこそイギリスの士気を挫くためのヒトラーの秘密兵器ではないかと囁き、いつか白パンを食べる事を夢みる。
2023-09-03 13:12:39
エリザ
@elizabeth_munh
しかしようやく廃止となると今度は逆に反対運動が出た。 「ナショナルローフは栄養価に優れる。もういっそこれからはナショナルローフでいいのでは」 岩のような見窄らしいナショナルローフもイギリス人の舌には敵わない。ついに彼らはナショナルローフに慣れたのだった。
2023-09-03 13:14:19
エリザ
@elizabeth_munh
流石にいつまでも戦時代用品もどうよという事でナショナルローフはお役御免になるも、今でも戦時下を懐かしんで提供されることがあるし、寧ろ白パンよりヘルシーでエコだと賞賛する人もいるくらい。 どんなメシまずにも耐えるイギリス人を屈服させるには、この程度ではまだまだ足りぬ。
2023-09-03 13:16:30
ドアノッカー
@0d00rkn0cker0
@elizabeth_munh 日本でいう所の楠公飯とか、サツマイモの茎が入ったすいとん汁みたいなものかぁ… 美味いマズいは別として、一度は食べてみたい気もしますね
2023-09-03 17:06:56
Maiko Travel Films 𓅪
@LUnknownworld
イギリス🇬🇧で第二次世界大戦中に食べられていた代用パンに関する情報は、主に「ヴァージ・パン（Victory Bread）」または「ナショナル・パン（National Loaf）」として知られています。これらのパンはイギリスにおける食品供給の制約下で生まれ、食糧の節約と飢餓を防ぐために作られました。 戦時中は小麦粉の供給が限られていたため、通常の小麦粉の代わりに、ライ麦粉やほかの穀物を混ぜたり、じゃがいもやほかの野菜を加えたりして作られました。これにより、小麦粉を節約し、供給不足を補ったのです。 これらの代用パンは栄養価が低く、飢餓を防ぐためのものであり、栄養不足による健康への影響が心配されました。第二次世界大戦が終わると、通常の小麦パンが再び利用可能になり、ヴァージ・パンやナショナル・パンは廃れました。 Chat-GPTが教えてくれた。
2023-09-03 13:59:40
ma08s＠フォロー外からごめんなさい
@bygzam_ma08s
@elizabeth_munh いかなる美食も3日で飽きる いかなる粗食も3日で慣れる (上手いこと言ったつもり)
2023-09-03 13:56:23
Ad_Meyer@MMMPM(BA.4&5)🇺🇦
@MCEscher68
@elizabeth_munh これ、イギリスの高校の歴史の授業にも出なかったので、黒歴史なのかも（マテ）
2023-09-03 13:03:41
ARCHBISHOPAKI
@ARCHBISHOPAKI1
@elizabeth_munh 黒パン的な奴でしょうか Amazonで売ってる黒パン割と美味しいのに Amazonではナショナルローフ買えないようです
2023-09-03 13:44:57
Yako🌈🏴🔞
@Yako_pu
@elizabeth_munh こんな見た目の全粒粉ローフ、今でも普通にスーパーで買えるけど。白パンより栄養あるし美味しいからいつも全粒粉。そしてBrexit後さらにいろんな国から相変わらず輸入に頼りっぱなしですよ。
2023-09-03 17:04:36