延期したH-ⅡAロケットの燃料の行方＆宇宙燃料小ネタ

guicheng @guicheng

@eito_eito_88 ということは VAB #2 はH-2B専用になったということでしょうか。 一段目の直径が違うから、H-2Aに転用するのは難しいかもしれませんが。

guicheng @guicheng

あれ？ H-2A204型はどこで組み立てるんだろう？ てっきり、H-2BとH-2A204は同じVABで組み立てる物だと思ってたんだけど。

yossi @nyossi

@eito_eito_88 差し障りの無い範囲で教えて頂きたいのですが、打上げ延期時に使用されなかった液体水素は、バーンポンドで燃やして処理されるのでしょうか？ http://togetter.com/li/22182

@eito_eito_88

@guicheng LP1に向かって右が♯１、左が♯２です。♯２はH-2B専用の昇降床がついており、H-2Aは組み立てられません。それで♯１は昇降床の部品を組み替えることでH-2Aファミリーに対応しています。

guicheng @guicheng

@eito_eito_88 なるほど、そうするとH-2A204型も#1で組み立てるんですね。ありがとうございます。

@eito_eito_88

@nyossi 自分も推進系の専門ではないので詳しくは分かりませんが、燃やしているのは事実です。殆ど蒸発してガスになってしまいますからねぇ 今日中に担当の方に聞いてみますよｗ

@eito_eito_88

@guicheng ついでに付け加えるとH-2A 2022/2024用のSSD昇降床アダプタはすでに撤去されてます

guicheng @guicheng

@eito_eito_88 あらま。三菱は本気で2022/2024をリストラしたんですね。

@eito_eito_88

@guicheng 一応、VAB中層棟のほうで保管はされてますが... これからは202/204でいくことが確定ですね

@eito_eito_88

さて、昨日の続きです。聞いてきた分だけ答えますよ！ http://togetter.com/li/22182

@eito_eito_88

担当者に聞いた結果、機体から回収した液水、液酸は殆ど回収できるそうです

@eito_eito_88

設備自体は真空断熱配管なので、蒸発してガス化するのはごくわずかだとか

@eito_eito_88

機体は断熱材のみなのでガンガン蒸発してますけどねｗ

@eito_eito_88

で、蒸発した酸素はそのまま放出

@eito_eito_88

水素はＨＤＦ（水素ガス処理場）にて焼却処理されます　ちなみにHDFはVABからLP1へ向かう途中にあります

@eito_eito_88

北側にある塀で囲まれたところです

@eito_eito_88

そもそも燃料と酸化剤は、各貯蔵所に打上げ二回分に相当する量が運び込まれています

@eito_eito_88

なので、回収できなくても量は十分に確保されてる訳です

@eito_eito_88

しかーし、積む燃料があっても“積むための設備”がどうにも動かない！

@eito_eito_88

どういうことかといいますと、燃料を供給する配管は気体弁（ガス圧により動作する弁）により遠隔操作されます。そして、この気体弁は窒素ガスやヘリウムガスにより動作しています

きゃびあ @kyabia_san

@eito_eito_88 ガスを使ってガスを制御してると思うと面白いですね

@eito_eito_88

窒素ガスやヘリウムガスはＨＧＳ（高圧ガス貯蔵供給所）に貯蔵されているのですが、ここの貯蔵量がちょっと少ないんですね

@eito_eito_88

窒素ガスやヘリウムガスを気体弁で用いると、回収できませんので減る一方となります

@eito_eito_88

そのため、打上げ前作業のたびに液体窒素、液体ヘリウム本土から運び込んで、ガス化しなければなりません

@eito_eito_88

なので、打上げ期間は液体窒素を積んだタンクローリーが待機してたりします。ヘリウムもしかり