花びらの数

NHKヒューマニエンス(2022年11月15日放映)で「花びらの数とフィボナッチ数列」が紹介されていますが、生物学では根拠がありません。それを詳しく説明します。
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 49] 根岸利一郎, 2016 が、山本幸一, 1977 を引用している。私は、山本幸一がヒマワリについて書いているのかと思った。山本は、ヒマワリではなく、純粋に数学の定理のことを言っていた。引用は正確にしないといけない。これでは山本幸一が根岸利一郎を支持してるかの印象を読者に与える。 pic.twitter.com/4VJTJJVvsa

2023-09-16 10:13:38
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 48] #正多面体クラブ さんは、NHKチコちゃん(指ハブ)をご覧になられていたようで、記事にしていただいています。 polyhedra.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/p…

2023-09-15 20:01:33
Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 47] こちらのブログ(#正多面体クラブ)では、フィボナッチ数列説に疑問を持ち、反例として4枚の花びら(アブラナ科)をあげています。「天才を育てた女房」(読売TV, 2018)については、このブログで知りました。私とほぼ同じ考えです。 polyhedra.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/p…

2023-09-15 19:55:52
Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 46] 山本幸一「フィボナッチ数物語」『数学セミナー』1977年10月号、2-9 を国会図書館の遠隔複写で取り寄せた。リュカ数や整数論など数学に関する話題だけであり「花びらの数がフィボナッチ数列に落ち着く」という記述はなかった。 近藤滋「数百年前から皆知っていた」というのは嘘だ!

2023-09-15 14:13:19
Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 45] 近藤滋氏が「完全にフィボナッチ数列の計算になるんですよ」と説明する論文は、ガーベラ(キク科)の筒状花のらせんについての論文であり、花びらの数がフィボナッチ数列に落ち着くという論文ではありません。 pnas.org/doi/10.1073/pn…

2023-09-15 13:51:27
Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 44] 近藤滋氏「フィボナッチ数になるということ自体は、おそらく数百年前から皆知っていた」 NHKが回答したのは学術論文ではなくプレゼンテーション用資料です。 NHK yutaka-nishiyama.sakura.ne.jp/seibutu/nhkkai… 資料 tlhiv.org/tmp/goldenrati… 動画 youtube.com/watch?v=S9MEFl… 略歴 tlhiv.org

2023-09-15 13:29:39
Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 43] フィボナッチ論者は「自然界の花びらは多くのものが、この枚数に落ち着く」とし、4枚の花びらは稀であるとするが、2枚の苞(ほう)の方が稀ではないか。花びらの統計データを提示すべきだ。 pic.twitter.com/PdlL8RBjkT

2023-09-14 17:32:13
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 42] ヒューマニエンス、2012年、スペインの実験を紹介、 マウスの指は5本であるが、遺伝子操作により7本、9本、13本と増えるが、チューリングの方程式と関係があると説明。 しかし、マウスの指はなぜ5本なのか、ヒトの指はなぜ5本かの根本問題に言及していない。 pic.twitter.com/Ff4AUZhOBi

2023-09-14 15:27:06
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 41] ロマネスコのらせんがフィボナッチ数であるという記事です。近藤滋, 2013, 2018 に、これを支持する記述があります。ひまわりについて例外があることは研究者の指摘がありますが、ロマネスコはどうでしょう。スーパーや花屋の店頭に出たら調べてみます。 blog.illustraciencia.info/2018/06/romane…

2023-09-13 19:11:59
Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 40] NHK ふれあいセンターに怒りの意見をあげました。 pic.twitter.com/IaYnHoEvw6

2023-09-13 16:10:42
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 39] ヒューマニエンスはNHKが制作してるのではなく、スローハンドという制作会社です。NHKに問い合わせても回答するのは外注先の担当者です。教養番組を含め、かなりの外注化が進み、これが質の低下につながっています。 s-hand.co.jp

2023-09-13 14:20:27
Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 38] 誰がこの図を完成させたのか? 天才を育てた女房(読売TV, 2018)は、5, 8, 13, 21, 34 ヒューマニエンス(NHK, 2022)は、1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55 佐藤修一、中村滋、近藤滋、根岸利一郎には、例外があること、前後としている。NHK放映では解説者、出席者から疑問が出ない。 pic.twitter.com/I1bZpJZq4Q

2023-09-13 13:31:14
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 37] 日本植物学会(The Botanical Society of Japan)に問い合わせました。 yutaka-nishiyama.sakura.ne.jp/seibutu/bsj202… bsj.or.jp

2023-09-12 15:33:14
Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 36] NHK会長に意見を上げたが、外注先担当者から回答があった。全面的に反論できるが、ネット画像を貼りつける程度の能力で学問的素養のない相手に説得しても無駄だ。他のマスコミに訴えても同じ。生物学者ならこの図はおかしいと直観できるはず。#日本植物学会 に問い合わせてみよう。 pic.twitter.com/6UAJfG67en

2023-09-12 14:05:31
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 35] 植物形態学では次のようになります。 1と2は包 3と5は花弁(花びら) 8, 13, 21, 34, 55はキク科の花で、花びらのように見えるのは舌状花で、5枚の花びらが退化して1枚が残ったものです。 フィボナッチ数が先にあり、そこに花を貼りつけただけです。アブラナ科など4がないのは致命的 pic.twitter.com/BvOjudiCLE

2023-09-11 19:26:24
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 34] NHKから回答がありましたのでアップします。 話になりません。 おそらく外注先の担当者からの回答でしょう。 日本の植物学者、生物学者、科学者はこれを許していいのですか! 関心のある方は、私のスレッドの過去の履歴をご覧ください。 pic.twitter.com/mG32RxIIRN

2023-09-11 18:55:14
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 33] ヒューマニエンス(2022年11月15日)の予告映像と説明です。花びらの数が5枚、ヒトの指はなぜ5本かを放映する予定でした。私は無断引用の可能性があるとNHKに問い合わせたところ、実際に放映されたのはフィボナッチ数列と花びらに変わっていました。 nhk-ondemand.jp/goods/G2022124… pic.twitter.com/A5nKS4Q5un

2023-09-11 12:37:32
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 32] Ponderings on the number 5 maradaditextiles.wordpress.com/2016/08/20/fir… 花びらはなぜ5枚が多いのか? このブログは、私の細胞配置のモデルをよく理解して下さっています。 pic.twitter.com/X7NXA1Wg8Y

2023-09-11 10:43:45
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 31] 画像では螺旋は34本と55本 根岸利一郎, 2016は、ヒマワリ21輪を調べたところ、12輪は両方向ともフィボナッチ数、6輪は一方がフィボナッチ数で他方は±1違う、残り3輪は一方が±1違い他方が2以上の違いがあり最大8違う、29%が違うが、±1を含めると93%がフィボナッチ数とある。 pic.twitter.com/5SWgrJzLay

2023-09-10 21:54:52
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 30] イギリスのRon Knott氏のサイト r-knott.surrey.ac.uk/Fibonacci/fibn… 4弁や6弁がフィボナッチ数に含まれないことに言及 6弁は3枚が花弁で3枚が花被片であるで逃げる リュカ数(2, 1, 3, 4, 7, 11)を追加することで説明 嘘で嘘を塗り固める理論 単純に3の倍数、4の倍数、5の倍数がいい。

2023-09-10 14:59:19
Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 29] 近藤滋, 2018 ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300… 「花の花弁の数は3, 5, 8が多いとされており、これらの数はフィボナッチ数である」 4弁が含まれず wikipediaからの引用が多い パルテノン神殿やピラミッドは黄金比である 『美の幾何学』1979と真逆 近藤滋, 2013では、29や47の例外の記述あり

2023-09-10 14:39:20
Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 28] 中村滋, 2002に「ツワブキは13枚」とある。 キク科の舌状花はフィボナッチ数のように離散的(飛び飛び)にならず、ある範囲内で分布する連続的な数になる。福岡教育大のサイトよりまとめた。 yutaka-nishiyama.sakura.ne.jp/seibutu/hukuok… 私の調査では、75例で7枚から13枚に分布していた。 pic.twitter.com/WsNHec3eZH

2023-09-10 13:58:11
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 27] 中村滋『フィボナッチ数の小宇宙』2002 第3章 ヒマワリの花に隠された秘密 4枚の花びらが含まれず ツワブキは13枚と固定 筒状花の配置でキク科以外の花びらを論ず 物理実験とコンピュータ・シミュレーションでシンパー・ブラウンの法則が確認されたとする ⇒ この論証には無理がある pic.twitter.com/YeD3tkjPTr

2023-09-09 13:48:36
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 26] 花式図による分類 3数性、4数性、5数性 花びらは5枚が圧倒的に多い 0弁は裸子植物 キク科は5数性に分類される、筒状花と舌状花 キク科の舌状花の統計は分けて考えるべき フィボナッチ数では、5枚が多い理由を説明できない pic.twitter.com/MdKeHpuy8S

2023-09-09 09:14:52
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Yutaka Nishiyama @ma85003

[花びらの数 25] 根岸利一郎『ひまわりの黄金比』2016 花びらのなぞ p3~p5 フィボナッチ数と花びらの枚数の対応図がある。 13枚前後、21枚前後、34枚前後、55枚前後 西山豊「花びらの数理」『数理科学』2004の引用がある。 pic.twitter.com/Pw5qYFFPu5

2023-09-09 08:29:57
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