【国立新美術館】シンポジウム「 “展覧会カタログ”を斬る 」

シンポジウム「“展覧会カタログ”を斬る 」 2011年12月4日(日)13:00~17:00 講演1「大学(院)の美術研究と展覧会カタログ」 今橋映子氏(東京大学大学院教授) 続きを読む
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高橋 裕人 @seibishou

今日は国立新美術館のシンポ「展覧会カタログを斬る」へ。東京大学今橋映子教授の研究とゼミに興味を持ちました。

2011-12-04 19:40:30
高橋 裕人 @seibishou

比較文化から比較芸術へ。「クロスエリア」「クロスジャンル」という概念から、越境するという思考を持つことは、カタログ(ひいては展覧会)を作る側にも利用する側にも示唆を与えます。

2011-12-04 19:43:08
高橋 裕人 @seibishou

カタログに掲載される翻訳は決して飾りではない。資料性と国際発信力において大きな意味がある。

2011-12-04 19:45:29
高橋 裕人 @seibishou

国際巡回展のカタログ比較については、時間があれば深く聞きたかった内容でした。

2011-12-04 19:49:01
高橋 裕人 @seibishou

アートブックと資料集の性格対立については、両立するという意見が優勢。また商品として世に出す以上、それを目指さなければならない、とも。

2011-12-04 19:51:19
高橋 裕人 @seibishou

カタログとともに、周辺メディアに注目するのも楽しい。美術館ニュースは穴場。

2011-12-04 19:53:18
高橋 裕人 @seibishou

展覧会会場でコーナーごとに壁の色を変えて鑑賞者をいざなうが、カタログではどのように違った工夫をしているのか、注目して見てみるのも発見がある。

2011-12-04 19:55:35
高橋 裕人 @seibishou

新美術館シンポ今橋教授発表で話題に挙がった駒場博物館アカウント→ @komabamuseum

2011-12-04 20:03:05
高橋 裕人 @seibishou

新美術館シンポ、美術ドキュメンタリスト中島理壽氏の驚愕の仕事の一端にも触れることができました。

2011-12-04 20:38:53
高橋 裕人 @seibishou

氏は、手首の痛くなる分厚さの『日本の美術展覧会開催実績』編集を手がけられました。

2011-12-04 20:41:23
高橋 裕人 @seibishou

展覧会名には一工夫加え、チラシ等にあるサブタイトルを並記した。検索の多様性を目指してのこと。

2011-12-04 20:53:56
高橋 裕人 @seibishou

美術館においては、「カタログ所蔵台帳」になるよう、空欄所在情報欄(列)を付与。

2011-12-04 21:08:12
高橋 裕人 @seibishou

典拠としては幅広く現物資料にあたる。新聞広告に重要な記述があったことも。

2011-12-04 21:09:55
高橋 裕人 @seibishou

美術展調査からは、参考資料群としてカタログを捉え、活用する可能性が示されました。

2011-12-04 21:14:32
高橋 裕人 @seibishou

その分類としては、内容よりも美術館ごとの「逐次刊行物」としたほうが、すぐに配架でき、開催館情報のキーワードを持つ利用者の便をはかれる。

2011-12-04 21:19:19
高橋 裕人 @seibishou

展覧会カタログの流れとして、定型から非定型への現状。公共図書館では扱いにくいと敬遠されがち。

2011-12-04 21:25:27
高橋 裕人 @seibishou

以前は特装版と二種類作るのも多かった。平井研究員の例にあったのは昨年のゴッホ展。

2011-12-04 21:27:41
高橋 裕人 @seibishou

そうした中島氏のプロの視点からの指摘は「多くの展覧会カタログは背伸びして制作されているのでは」

2011-12-04 21:31:12
高橋 裕人 @seibishou

美術展の多さや制作時間の少なさから、カタログの机上調査に走ってしまうきらいがある。

2011-12-04 21:34:30
高橋 裕人 @seibishou

学芸員は作品の著作権には気を遣うが、安易な先行編纂物の流用にも気をつけてほしい、と。

2011-12-04 21:36:26
高橋 裕人 @seibishou

いま連ツイしてるのはこれ(展覧会カタログを斬る) http://t.co/E5Y3Rsu7

2011-12-04 21:41:27
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高橋 裕人 @seibishou

グラフィックデザイナー近藤一弥氏の言葉にもあったが、ネットですぐに調べることができる時代だからこそ、自身できちんと調査することが、研究発表の場としてのカタログにとっても重要。

2011-12-04 21:48:48
高橋 裕人 @seibishou

近藤氏のてがけたカタログをいろいろと拝見できたのはとても楽しかったです。形は様々で、素晴らしいデザインですが、構成は必要な事項を漏らさないオーソドックスなものに感じました。

2011-12-04 21:53:50
高橋 裕人 @seibishou

ネイチャーセンスもそうだったのかー、とか。

2011-12-04 21:54:59
高橋 裕人 @seibishou

現代美術展において、インスタレーション・ビューをどう取り入れるのかは、他のスピーカー含め話題になりました。

2011-12-04 21:56:54