古仏教かバラモン教だったと思うが、「必ず一定数生まれてくる重度障害児」は「聖者が輪廻転生の最後に辿る試練で、他者の助けなしには何もできない境遇において諸仏(または諸神)の救いの価値を真に悟るためのプロセス」という考え方があって割と好き。
2023-10-06 17:31:26大叔母は日蓮宗の熱心な在家信徒だったのだが、そういう女人が若くして夫を亡くして50年孤閨を保ち、また初孫に重度障害児を授かった「意味」みたいなものを考えている。
2023-10-06 17:40:03実際のところ苦労したからこそ信心が深まった側面はあると思う。そして宗教コミュニティに包摂されるルートにいても更なる試練は晩年まで降りかかり続けるのだった
2023-10-06 17:47:25でもその大叔母の最期をコロナ禍でただ1人看取ったのもその姪なわけですよ。してみると宗派がどうとかを超越したレベルでなんらかの共通の救いみたいなものが存在していたのかもしれない。
2023-10-06 17:50:06祖母や大叔母が存命のうちにもうちょっと突っ込んだ話を聞いておけばよかった気もするし、一方でこうやって美化しておいた方が後腐れないような気もする。もう骨になったけどな!ガハハ!
2023-10-06 17:55:14してみると、ツリーの一番上に戻って「そういった聖者の、涅槃に到る最後のプロセス」を近親者としてサポートするというのは物凄い功徳……とも解せるのだよな。もちろん苦労のほうが多い大変な道のりだし、両親や兄弟はもっと大変なのだが
2023-10-06 18:08:43@Koyomi_Koto ああいうのは逆に「高等教育を受けた自分でも理解不能な神秘体験がある、凄い」という方向へ脳をバグらせているので、教義が凄いわけではないんじゃよ
2023-10-06 20:35:29当事者の苦労は別として、あらゆる人間は他者から分け与えられるものがなければ生きていけないということをたまには思い返すべきだと思う。山野で独力で野獣野草をとって暮らす人ですら「そのための知識」を誰かから受け継いだし、太陽の恵みを受けているのだ。まして都市人においてはね twitter.com/Tamejirou/stat…
2023-10-06 22:10:58なんか誤解を招く書き方になっちゃった。 ガン治療で免疫が落ちてて面会人数制限があったため、遠方に住む娘の代わりにうちの母が細かい世話をしてたってだけ。決して孤独な最期ではなかったです。 twitter.com/Tamejirou/stat…
2023-10-06 22:22:26@Tamejirou たぬかなが昔、アパレルで働いてた時の障害者の同僚の話をしてたんですが なんで仲良くなれてたかについて オヤジからそういう話を聞かされたからと言ってました。
2023-10-07 00:52:00@Bourbonheim そもそもこの話を知ったのがたぬかなさんの話の書き起こしからだった気がしてきた twitter.com/Tamejirou/stat…
2023-10-07 07:02:44逆に密教系で「だからこそ早くに死なせてあげるのが功徳」という宗派もあるようなんだけど、どちらかといえばこれは異端扱い。 twitter.com/Tamejirou/stat…
2023-10-07 07:08:54