出羽守TrinityNYC vs わかり手小山ノーベル賞ゴールディンの出典のページすら読めない事実陳列罪に怒りのブロック

昔ウォール街でバリキャリ(死語)、いま田舎でわんこの世話係。在米40年ですが年齢聞かれたら26歳と答えます。ツイは主にわんこ・食べ物・米国事情・金融関係・知ったかぶりの5種。道産子。2020年にNYからメイン州に移住。ズーくん：@Zoolander2015　マストドン：fedibird.com/@TrinityNYC

wholekernel.blogspot.com

TrinityNYC @TrinityNYC

そういう職業ほど収入格差が大きくつく。なぜなら、社会的ノームその他の要因もからまって、エクイティのトレードオフが生じるからだ。先生が例に出したのは、そういう話であって、「上昇婚志向でカネのある男にたかりタダメシ食ってる港区女子にモテないオレみじめ（自己憐憫😢）」みたいな話をしてるわけじゃないんだよね。

2023-10-11 23:49:02

TrinityNYC @TrinityNYC

先生が講演で言ってる話で、米国においては、収入が低くなればなるほど、実は、男女の給与格差は小さくなる。所得が低くなるほど、格差が大きくつく余裕がないんだ。一方で、高所得組になると、生涯所得に男女で大きな差が生じるのがみて取れる。例えば、弁護士や金融プロのような仕事のことだ。

2023-10-11 23:13:49

TrinityNYC @TrinityNYC

昨日ちょっと「同等婚」の話をしたけど、先生はあるインタビューで、「たとえば同じトップクラスのロースクールを出て、トップクラスの法律事務所に入り、同程度の所得から仕事を始めたカップルがいるとして」（つまりスタート地点では同等婚）、「彼らに子供ができると、多くの場合、妻のほうが子育てに時間を使う【選択】をする傾向があるため、Less demandingでMore flexibleな仕事にスイッチし、その結果、そのカップルの給与格差は男性１に対し女性0.6ぐらいまで下がってしまう」という話をしているんだ。

2023-10-11 23:22:22

TrinityNYC @TrinityNYC

そこで重要になるのが「家庭におけるエクイティ」で、何を「エクイティ」というかというと、たとえばお父さんにとっては、自宅に帰ってくると可愛い子どもたちが待っていて、美味しい食事もできてて、ハッピーな家庭ライフがある、それは「家庭におけるエクイティ」。でも、一方で、そのエクイティと引き換えに、妻のほうは高所得という経済的な意味のエクイティを捨てることになる。カップルにとって、どういう状態がふたりにとってのエクイティが高い状態かは、各カップルごとに異なる。あくまで傾向としては妻が経済的エクイティ（キャリア）を捨てて家庭のエクイティ維持に努めるために、その結果として、収入格差という形で現れる、と言ってるんだ。

2023-10-11 23:26:55

TrinityNYC @TrinityNYC

私自身、先生が「Greedy Job」と呼んでる高所得だがライフ・ワークバランスをとりにくい職業にアメリカで長年就いていたので、それがいかにDemandingでFlexibilityが低い状態かを私は個人的体験としてよく知っている。米Netflixでいま『Fair Play』というタイトルの、ヘッジファンドで働く若いカップルを描いた映画をやってますよね。細部ではいろいろツッコミどころはあるものの（ディール成功のたびに小切手はもらえませんｗｗ）、あのドラマの主人公たちのように、ポートフォリオマネジャーに昇進したいという野望を持っているなら昼夜働きまくり、真夜中だろうが就寝中だろうがボスから電話がきたら仕事しなくちゃならない、パーソナルライフをキープするバウンダリーなど存在しない、という描写がある。あれはさほど誇張ではない。youtu.be/vICUPlr3EEI?si…

2023-10-11 23:44:38

小山 @iikagenni_siro_

狂人連絡先：ganbarezinrui@gmail.com

note.com/wakari_te

小山 @iikagenni_siro_

だからゴールディンは「女性がバリキャリのオンコールジョブに就きたいなら、男性を主夫にして女性大黒柱やる必要があるよね」という話をしてて、それは明確に本邦のアンチフェミニストが主張し続けてきたことなんですよね。 twitter.com/trinitynyc/sta…

2023-10-12 00:01:33

小山 @iikagenni_siro_

ふくろうおばさん、「アタシはアメリカでゴールディンの講演聞いたことある！」だけで自分の正当性を押し通そうとしてるんだが、英語だけ偏差値高くて他科目は潰滅的な海外かぶれのバカ女って中学くらいからこんな感じだったよな〜という気持ちになる、

2023-10-12 00:04:44

TrinityNYC @TrinityNYC

そんなこと、先生はどこで言ってるんですか？それも、どうやってエクイティをオプティマルにするかの選択において各当事者が決めることであって、社会全体がそうなるべきだ、とは先生は一度も言ってませんよね。わたしと同じ職種だった女性で、自分が働き続け、エンジニアだった夫のほうが仕事をやめて主夫になり、こどもふたりの面倒をみた、というケースは、わたしの個人的交友関係の中に複数ありますよ。あなた自身が、あなたのパートナーと、そういう形態でエクイティ最大化を図りたいと結論するなら、そうすればいいのでは？それが嫌なら、ふたりで相談してまた別の方法をとるんですな。どうすべきかというアドバイスまでは、他人は面倒みきれないし、じっさい先生もそれを結論にはしていませんよね。

2023-10-12 00:15:19

小山 @iikagenni_siro_

著作に書いてあります。てか、「妻がオンコールジョブに就くなら育児役割は夫（やそれ以外の家族）が果たさざるを得ない」というトレードオフの構造を明らかにしたのがゴールディンの代表的業績なんですが、ふくろうおばさん案の定なんも理解してないっぽいな。 twitter.com/trinitynyc/sta…

2023-10-12 00:22:10

小山 @iikagenni_siro_

ゴールディン「なぜ男女に賃金の格差があるのか」P304-305より。本著の結論部分です。 pic.twitter.com/Xs3PpMc3d8

2023-10-12 00:24:37

拡大

拡大

拡大

拡大

TrinityNYC @TrinityNYC

当人かそれ以外の家族（夫、親族など）誰かがやらないとならない、それが現実だ、という意味ですよ？子育てには多大なるコストがかかる。そのコストをだれが持つのか、という話だ。社会全体でそのコストをすべて補助金という形で吸収できるなら状況は改善するかもしれないが、それは短期的には現実的ではない。しかし、その現実のままでいいのか、という問いかけにつなげる材料を示しているのに、そうなればいいんだよオシマイと、それが結論で終了だと思ってるあたりで、理解浅いね、キミ。先日、アメリカでも親と子がスープの冷めない距離にすむ傾向が高まっていて、その理由の上位に「こどもをみててもらえるから」というのがある、という話を紹介したが、社会的なノームや男女の教育水準や就業機会などが常時変化するなかで、女性が高所得の仕事に就業するにはフレキシビリティが現在も足りなすぎる（グリーディジョブに代表される）のが現実だ。女性が子育てに関わっている間を「ディサビリティ」とみなしてその期間減税するというのも一案だろうが、それで解決されるわけではない、という意見も吐いておられる。いずれにしろ、きみらミソジニストの後ろ盾になるような経済理論で先生がノーベル賞をとったわけじゃないんで、残念だったなｗｗｗ

2023-10-12 00:32:28

小山 @iikagenni_siro_

>> 子育てには多大なるコストがかかる。そのコストをだれが持つのか、という話だから妻がオンコールジョブに就くと夫は主夫にならざるを得ないわけです。ダラダラ長文書いても頭の悪さと中身のなさは誤魔化せませんよ。 twitter.com/trinitynyc/sta…

2023-10-12 00:35:16

TrinityNYC @TrinityNYC

「頭の悪さと中身のなさ」だってｗｗｗｗ盛り上がってたところ、大変恐縮なんだが、キミのようなツイッター界代表ミソジニストが読みたかったような話ではないんだ。残念だったなｗ twitter.com/iikagenni_siro…

2023-10-12 00:37:32

小山 @iikagenni_siro_

ゴールディン「なぜ男女に賃金の格差があるのか」P305より。「トレードオフが性別に依存しないようにする」、つまり稼得役割を女性が果たし、男性が主夫になるあり方を解決策のひとつとしてゴールディンは挙げてますね。 pic.twitter.com/UI0QzenGPN twitter.com/trinitynyc/sta…