街道歩きを始めて15年、原点に立ち返って最初に歩いた道をもう一度歩いたら、あの頃には見えなかった景色が広がってた←4日目
- KumanoBonta
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中山道は明治時代の中央本線敷設時に潰された道が多く、「実はこれ迂回路」という道も結構あります。 ここはかろうじて線路の隣に生き残った場所。多分道幅は狭くなっちゃってる。 pic.twitter.com/Zsorj1wLHg
2023-10-18 10:20:00旧道化された国道の中心で木曽川を愛でる
山から降りてお楽しみゾーンへ。 ここはついこの間まで現役国道でした。平成の中山道難所と呼ばれていた木曽高速は歩道なし区間が長く生きた心地がしなかったのですが、ようやく旧道化されて風光明媚な木曽川が好きなだけ堪能できます。ぶらぼー 元国道だけあって標識もデカい。 pic.twitter.com/QhQGtRSA51
2023-10-18 10:29:00沓掛一里塚。 明治期の中央本線敷設にともない片側は撤去されたがもう片方は現存と説明看板にありますが、見た感じ崖っぷちだしどこにあるのかよくわからない。 pic.twitter.com/mHbgirX4OF
2023-10-18 10:38:00旧道化されてから車がほとんど通らないので、道の左右を渡り放題。川の眺めだって安心して楽しめる。 pic.twitter.com/GZMWLd6no7
2023-10-18 10:50:00以前は歩道がなくて見ることができなかった雄大な景色。流れによる岩の削れ方が芸術的です。 pic.twitter.com/2NFstEZ8ye
2023-10-18 11:02:00石積みが圧巻の木曽の桟
木曽の桟。この石積みは慶長元年に造られ、江戸中期と明治時代に改修されて現在に至っているそうです。昔はこの上に木の橋が架かっていました。 江戸時代より前は石積みすらなく、岩に丸太を懸けて板を渡しただけのものだったそうです。 pic.twitter.com/OFiaaTSk0U
2023-10-18 11:09:00現役国道時代にはなかった歩道。 国道時代は、幅30-50cmほどの狭い路側帯を大型ダンプにおびえながら歩いたものです。 今は逆に必要かなとも思うけど、たまに軽トラは通ります。 pic.twitter.com/PxCcbgkhzy
2023-10-18 11:21:00木曽川の、欠けたりバックリ割れたり変な形になってる岩たち。豪雨のたびに形や位置を変えているんだねえ。 pic.twitter.com/UL7FJG6uXY
2023-10-18 11:29:00新しくできた道との接続部で車道が高さを調整していて、歩道はもとの高さのまま人道トンネルができたようです。トンネル出たところで道に迷っちゃった。 pic.twitter.com/dxpNp3BlXH
2023-10-18 11:41:00再び旧道と分岐するところで、一部が荒れ果てた廃道になっています。 道から木が生えているのに黄色センターラインやデリネータが残っていてなかなかよろしい。 pic.twitter.com/iJrjDgtf0Y
2023-10-18 11:53:00中山道 上松宿
馬頭観音や道祖神が集められた場所にベンチがあったので休憩します。 これらは平成11年のバイパス工事の際に集められたものだそうです。 双体道祖神もありました。細かい線がくっきりしているので比較的新しいもののようですね。 地蔵尊は慶応三年に流失したのが75年後に発見されたものだとか。 pic.twitter.com/xRBGkqL9bz
2023-10-18 12:19:00上松の旧街道は大半が拡幅された旧国道で、一部だけが往時の道幅で残ってる。家並がすごくいい。 pic.twitter.com/XLDj8V7l5b
2023-10-18 12:33:00まっすぐな町並みが突然カーブする場所に本町一里塚跡。石碑しか残っていないので描き足しておきました。こんなイメージかなー pic.twitter.com/9W4IHbn02D
2023-10-18 12:40:00前回中山道を歩いたときにお世話になった旅館が健在でうれしい。田政旅館は創業文久元年(1861年)頃で、当時からの蔵も奥に残っているとか(確かめてないけど)。 上松は昭和の戦後頃に大火があったので、古いままの家屋が残っているところはほとんどないのだそうです。 pic.twitter.com/pBjjOTIMYI
2023-10-18 12:51:00マンホール蓋にも描かれているように、上松は良質な木曽檜を産出している町です。 ここは尾張藩直轄の材木役所跡(現在は小学校)。管理を任せていた山村代官が檜の山をメンテせず伐採後に放置していたとかで、尾張藩が激おこで山管理を解任、慌てて直轄の材木役所を作ったんですと。1665年ごろの話。 pic.twitter.com/vv0SHN1whj
2023-10-18 13:11:00