『ろうと手話 やさしい日本語がひらく未来』に関する議論
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本に実際に書かれていたことを指摘しています。ご自分で書かれたのに身に覚えがないとはこれいかに? twitter.com/NihongoLC/stat…
2021-12-05 22:41:16@SL_at_IDE 著者です。貴重なご意見すべて拝見しています。ありがとうございます。 この件に関しては全く身に覚えのないことですのでお知りおきください。
2021-12-05 22:38:10ともあれ、件のご本はすぐに改訂の上・版を改められることをおすすめします。 twitter.com/NihongoLC/stat…
2021-12-05 22:44:20ろう者のコミュニティのことを素材に書いても@mamaruyama さんの一連の作品のようにろうコミュニティからの根強い支持を得続けている方もおられるのに、何様とまで言われる人はやはり文の書き振りや普段のコミュニティへの態度を振り返って頂く必要があるのではなかろうか。
2021-12-05 23:48:56ろう・手話とやさしい日本語関係で出版された本のことで界隈が騒がしい こちらのnote記事の指摘がとても分かりやすいと思ったので勝手ながらRT 『ろうと手話』(吉開章・筑摩選書)|たかぱん #note note.com/tatipan/n/n5ce…
2021-12-07 11:50:27初めてnoteで記事を書きました。 吉開章(2021)『ろうと手話 やさしい日本語がひらく未来』筑摩書房を読んで|杉本篤史 #note note.com/atsubumi/n/ncf…
2021-12-07 10:17:13@satsubumi 評論ありがとうございます。私と杉本さんは言語文化教育研究学会でも旧知の仲ということを前提に、ご指摘について、公開ではありますが、杉本さんへのメッセージとして書きます。
2021-12-08 01:12:36@satsubumi 本書がろう当事者に対して主張しているのは以下の1点だけです。 「生まれてくるろう児のために、当事者が団結して、公立ろう学校で日本手話による教育を選択できるように国と協議すべき」 これを言うためだけに書いた本です。これに反対する人には本書は問題作であることは認めます。
2021-12-08 01:13:18@satsubumi 私はもともとバイリンガルろう教育に惚れ込んでろう者のことに関心を持ちました。そのことは杉本さんもご存知のはずです。日本手話を母語とする人たち(以下日本手話コミュニティ)の権利を守るための、杉本さんを含めた関係者の論説には100%賛同しています。嘘偽りなく、一点の曇りもなくです。
2021-12-08 01:13:43@satsubumi しかしその活動の成果は十分とはいえず、手話に関する諸議論はペンディング同然です。この状況について杉本さんはどのように考えているのか、いつか聞きたいです。
2021-12-08 01:14:04@satsubumi 憲法学者であり言語権の専門家である杉本さんが参加していることで、日本手話コミュニティの理論武装は強固になりました。しかし誤解を恐れずに言えば、研究者という職業はタイムラインや妥協ということを考えません。
2021-12-08 01:14:29@satsubumi 杉本さん他の主張は見事ですし真実ですが、成果が出ないのであれば、外交のように相手国のメンツを損なわない形での対話再開の方法も検討されるべきです。
2021-12-08 01:14:42@satsubumi 杉本さんが日本手話を母語とする人の権利保護への取り組みは、憲法学者・言語権専門家として当然のことです。しかし やさしい日本語を通じて多様性を重んじる社会を作る活動をしている私は、隣接した方々(聴覚口話法のろう者など)を無視することはできません。
2021-12-08 01:15:01@satsubumi 杉本さんたちの指摘にろうあ連盟は「言語学的にはその通りだが、ろう運動的には認めづらい」と思っているはずです。運動団体としての立場もあります。会員には日本手話コミュニティの方々も多いでしょう。研究者もいるでしょうが、当事者としてろうコミュニティの発展の方を願う人が多数派でしょう。
2021-12-08 01:15:50@satsubumi 日本手話話者かどうかに限らず、ろう者には日本語を苦手とする人が多いという点で、やさしい日本語での情報提供やコミュニケーションは重要です。手話言語法ではなく、情報コミュニケーション法の成立で、ろうあ連盟との連携もできると思っています。
2021-12-08 01:15:19@satsubumi 人工内耳によりろう者のコミュニティの消滅は現実的なものです。今を生きるろう者の言語環境をどうするかについて譲れない議論は続くのは仕方がありませんが、とにかく公立ろう学校でも日本手話で学べる選択肢をつくるという1点だけでも協力しなければいけません。
2021-12-08 01:16:09@satsubumi 私がこの点以外でろう当事者に主張することは何もありません。「おわりに」に書いたことは、ろうあ連盟からいただいた見解の紹介を含め「落とし所」の提案に過ぎません。
2021-12-08 01:20:53@satsubumi 私は研究者ではなく、実務家です。物事を実現するのが仕事です。何年もの閉塞状況を、私なりのアプローチで打破し、まずはバイリンガルろう教育という選択実現の可能性を今よりも広げたいと思っています。以上です。
2021-12-08 01:21:34@satsubumi 杉本さんがnoteで指摘された個別のことに、少し補足させてください。 まず障害児教育の仕組みの点ですが、制度としての施行された順番は書籍の通りです。しかしろう学校がない地域などで普通校が受け入れたことはあるそうです。
2021-12-08 05:16:24@satsubumi さんの論評にコメントで返信をしました。 twitter.com/satsubumi/stat…
2021-12-08 01:37:15@satsubumi この指摘は情報の「粒度」の問題です。この書籍でははっきりした制度施行などをもって区切りとするレベルの粒度で記述しています。
2021-12-08 05:16:44@satsubumi 他にも1880年ミラノ会議と2010年バンクーバー会議の声明をもとに「ろう教育で手話は130年間禁止された」とも書いていますが、実際には国にもよるでしょうし、2010年の声明前後でぴったり変わったわけでもありません。
2021-12-08 05:17:02@satsubumi 本書は学術書として書いたものではなく、わかりやすさを優先した粒度で記述しています。「読者を馬鹿にした書き方」という指摘があったのは、捉え方の違いだと解釈しています。
2021-12-08 05:17:41@satsubumi 森氏の訳著を私が読んでいなかったのは事実ですが、本著は日本国内のろう者・手話事情が中心となるため、訳著まで気が回らなかったというところです。森氏の特定の著書を読まなかったという勉強不足は認めます。
2021-12-08 05:18:29@satsubumi またド=レペの双子の姉妹エピソードについては、もともと詳しい方のアドバイスを受けて挿入しました。監修者を含め複数の人に全原稿を見てもらいましたが、この部分にはどなたからも指摘はありませんでした。
2021-12-08 05:18:05