【機動戦士ガンダムSEED DESTINY(HDリマスター版)】初見感想その4(38~50話〈最終回〉)
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しかし「皆が望むのはどちらかな?」って、議長、あなた誰にも聞かず勝手に実行宣言しただけじゃないですか。 よく「傲慢だな」とか言えたものです(笑)。
2023-12-23 22:22:57議長「今ここで私を討って、再び混迷する世界を、君はどうしようというんだ」 キラ「覚悟はある……。僕は戦う!」 キラ、よくぞ言った!
2023-12-23 22:22:58普段のやさしげな物腰柔らかいキラとはガラリと違う、その覚悟のほどの大きさが伝わってくる、とても強い声に胸打たれるものがありました。
2023-12-23 22:22:58というか議長、ユニウスセブン落下から始まった今回の混迷の事態、そのほぼほぼすべてが議長の計画によるものじゃないですか。 自分で巻き起こしておいてよく言いますわ。 議長がいなけりゃここまでひどい惨状にはなりはしませんでしたって。
2023-12-23 22:22:59もちろん議長が言うのは今回だけのことじゃなくて、人類が繰り返す悲劇の事を言っているんですけどね。 それにしても今回は議長やりすぎじゃない?っていうツッコミをしてしまいたくなっちゃいます(笑)。
2023-12-23 22:22:59この舌戦に次々集まってくる主要な顔ぶれ。 クライマックスに主要メンバー勢ぞろいって、Zガンダムの最終回、劇場跡の名場面を彷彿させられます。 徹底的にZガンダムオマージュ精神なんだなー。 pic.twitter.com/TvpxXo8DUN
2023-12-23 22:22:59レイ、あの戦いの中でキラの言葉がしっかり届いていたんだなぁ~。 議長の計画は、レイのような悲劇を二度と起こさないためのものでもあったけど、レイは自分も「人」であるとキラに教えられて、キラの言う「明日」を信じたくなってしまったということかな~。
2023-12-23 22:23:00タリア艦長「この人の魂は、私が連れて行く!」 こんな悲壮な場面でシロッコの名台詞ですかィ! なんかもう楽しんでいいんだか悲しんでいいんだか感情がグチャグチャになっちゃう! pic.twitter.com/aKxIXG0ztF
2023-12-23 22:23:01ラクスの呼びかけによってついに終結した戦い。 全艦から打ち上げられる停戦信号が満天の花火みたいになるの、これちょっと素敵すぎるでしょーー。
2023-12-23 22:23:01タリア「これが、”運命”だったということじゃないの?あなたとわたしの」 デュランダル「……もう、やめてくれ……」 このやりとり、すごくいいなー。
2023-12-23 22:23:02タリア艦長の皮肉でもあり、包み込むような愛と、デュランダル議長の「これは一本取られた」みたいな苦々しげながらもどこかこそばゆく嬉しそうな言葉。 大人なドラマだ~。
2023-12-23 22:23:02月面に立ち尽くすシンとルナマリアに、ジャスティスで手を差し伸べるアスラン、いいなー。 どんなにぶつかり合い、怒鳴り合うようなことになっても、アスランはひたすらにシンに「昔の自分」を見て、導こうとする姿勢を崩さないんだなぁ。
2023-12-23 22:23:02戦いの決着をテレビ画面から見守った世界の人々の表情がなんともいい。 きっとこの戦いは彼らの中に強烈に刻まれて、大きな学びとして後世に語り継がれ、少しでも良い世界へと変えてゆく原動力となるのだろうなぁと。 そう感じずにはいられない印象的な場面でした。
2023-12-23 22:23:03もちろん、だからと言ってすべてが良い方向に行くわけもなく、今後もたくさんの問題があるのでしょうし、来年早々劇場版があるように、今後もあまたの戦いが歴史の中でおきてゆくのでしょう。 それが人類の歴史というものですし。
2023-12-23 22:23:04でも、そうやって何度も転びつつ、人は歩き方を学んでゆくものなのだと思います。 人はひとつところに留まるものではありません。 転ぶことが痛くてイヤだからって、座りこんでただじっとしていては「あした」には行けません。 キラの言う通り、人は「変わっていける」んですからね。
2023-12-23 22:23:04終戦後、オノゴロ島の慰霊碑を訪れたシン、アスランたち。 荒れ果てた慰霊公園の様子に心を痛めるシン。 花を咲かせても、人はまた吹き飛ばすというのは、以前キラに対して言った自分の言葉。 「でもこんなのは……こんなのは、もっと嫌だ」
2023-12-23 22:23:05人は花を吹き飛ばすからと言って、だからといって吹き飛ばされたままなんてもっと嫌だと。 ようやくシン、怒りと破壊だけじゃなく、再生と未来の創造へと気持ちが向くようになったのですね。 否定するだけじゃ、何も生まないってことが、実感としてわかってきたのだろうなと。
2023-12-23 22:23:05そしてついに再会のキラとシン! これ、アスランもキラも「お?」と驚いている表情をしているので、この出会いは本当に偶然だったんだろうなー。 いや、案外ラクスあたりの仕込みだったり?(笑)
2023-12-23 22:35:13シン、キラの名前すら知らなかったというのがけっこう驚きでした。 つまり、完全に敵を「フリーダム」としてしか認識してなかったということか。
2023-12-23 22:35:14これはシンのこれまでの戦いが、「顔のない敵」との戦いであったことを表しているような気がしますねー。 シンにとっての「敵」は、顔もない、名前もない、シンが作り上げた「許せない敵」というイメージでしかなかったのだろうなと。
2023-12-23 22:35:14実像とはズレた、許せない敵のイメージを勝手に作り上げ、そのすべてをまるっと破壊しつくすことが彼の戦いだったのやもしれません。 だからこそ故郷の軍でも容赦なく踏みにじることができたし、なんなら故郷そのものも消し去ろうとしてしまった。
2023-12-23 22:35:15敵の中にある個々の人をほとんど想像してもいなかったのでしょう。 ましてやそこに実像を見ようとはまったくしてなかったのだろうなと。 もちろん相手は肉体を持ち家族もある「人」だと、頭ではわかっていても、心から感じようとはしてなかった。
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