「タイルの世界」ノート

レトロかわいいタイルの世界/和製マジョリカタイルと懐かしモザイクタイル/坂倉準三の新宿西口広場とニュー新橋ビル/実はタイルの聖地、京都観光案内
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加藤郁美 @katoikumi

窯変小口タイルは、どこまでが公共のひろばであるかを、さりげなく示していて、それもたいへんスマートな坂倉準三のやり方だなあと思いました。 pic.twitter.com/A0EzMo5e5T

2023-11-09 14:10:57
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加藤郁美 @katoikumi

アート作品みたいだった新宿西口の公衆電話。まんなかの白っぽいところは新しいタイルで改修された部分。坂倉準三が指定した「ひとつの窯で焼いたもので微妙な色違い」のタイル(窯内の温度差による窯変発色が揺れたもの)と、現代の安定した窯でそれぞれ違う釉薬で焼いたタイルの違いがわかります pic.twitter.com/XLMC4JkE36

2023-11-09 17:43:42
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加藤郁美 @katoikumi

ニュー新橋ビルは松田平田設計の設計で、「各店舗の配置で不動産的価値に差を出さない配慮がなされ、通路をループにして回遊性を持たせ、行き止まりをつくっていない。ただ均一性が強すぎないよう、各階の共用部に固有色を決め、居場所をわかりやすくした」とのこと。mhs.co.jp/work/new-shinb… pic.twitter.com/FTMOvRvx9u

2023-11-10 09:11:57
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加藤郁美 @katoikumi

ほんとに、ニュー新橋ビルで自分が今どこにいるかは階段のタイルの色が頼り。どこの製品かは記録がありません。ゴツゴツと出っ張った土ものタイルが大迫力ですが、長江陶業・虎澤社長さんにうかがったところ「タイル自体の厚さが違う」「何ミリ厚、何ミリ厚、と細かく発注されたものでしょう」と。 pic.twitter.com/AyLuVueLmz

2023-11-10 09:17:56
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加藤郁美 @katoikumi

京都駅前地下街ポルタプラザ、造形作家・石井春さんのタイル回廊は、ほんとうに規模が大きくて、使われている釉薬・技法も多彩、見飽きることがありません。でも透明感ある美しいブルーが基調なので、とても軽やかで晴れやかです。 ishii-haru.info/kyoto-station.… pic.twitter.com/5ybm3cYZv2

2023-11-10 09:45:41
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加藤郁美 @katoikumi

京都「築地」は他の泰山タイル物件と受ける印象が何かちがうとずーっと思っていたのですが、今回ご店主に「祖父はタイルが大好きで、泰山製陶所や他の製陶所からタイルを蒐めてきて職人に貼らせたんです」と伺って納得。「getした泰山タイル、見て!」というおじいさんの嬉しい気持ちが前面にでてる☺️ pic.twitter.com/i0gPlovQna

2023-11-10 10:21:18
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加藤郁美 @katoikumi

京都・美髪館さん。下部のチョコレート色部分は、水気に強いクリンカータイルなっています。内部の「衛生」白タイルは、シャチホコ印の不二見焼。気さくなご主人がいらっしゃいますので、ぜひ散髪に!…タイルも味わい深いですが、鉄窓がまた良いんですよね😃モダンで進取の気性あふれる感じ! pic.twitter.com/tkOJ8OxFCQ

2023-11-10 11:10:30
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加藤郁美 @katoikumi

しかして!京都・美髪館さんの注目ポイントはもう一つあって、それは立地と建物の薄さです。気になり出すと、京都には角地・薄い理髪店がたくさんあります。『京都を古地図で歩く本』によると、江戸時代、京都では町内ごとに「木戸門」が設置されていて、夜10時以降はそれが閉ざされ、往来禁止に。→ pic.twitter.com/JNMRYYkMMH

2023-11-10 11:21:21
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加藤郁美 @katoikumi

この木戸門の脇には番小屋があり、番人が常駐して、刻限までに町内に帰れなかった人や行き倒れの人に対応していた由。でもたいがいはヒマだったので、番人さんは番小屋で副業を。なかでも人気だった副業が、狭い所でもじゅうぶん営業できる髪結いだったというのです…京都、深い。 pic.twitter.com/L94nc0r1SE

2023-11-10 11:35:43
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加藤郁美 @katoikumi

船岡温泉〜さらさ西陣は、また明日!

2023-11-10 22:04:27