【医療費問題】高齢者の自己負担率を上げても死亡率の低下には直接つながらないというお話
東氏による「高齢者の自己負担率を上げても死亡率の低下には直接つながらない」ことについての解説
この本はとても参考になります。 高齢者の自己負担を上げると受診控えで重症化する などという無根拠な印象論を撒き散らす有名開業医もいますが リプ欄に反証を引用するので参考にして下さい。 経済学を知らずに医療ができるか!? 医療従事者のための医療経済学入門 amzn.asia/d/2OdH1zk #Amazon
2023-11-11 13:38:50p58 高齢者における自己負担割合の低下と健康状態との関連について、厚生労働省「国民生活基礎調査」のデータを用いた日本の先行研究結果を紹介しよう。
2023-11-11 13:39:31② 研究が実施された当時、70歳以上の自己負担割合は一律1割であった。つまり調査対象者は、69歳まで3割であった自己負担割合が、70歳になると1割に減少していた。
2023-11-11 13:39:55③ 回帰分断デザイン(regression discontinuity)という統計手法を用いた分析結果によれば、70歳を境に外来患者数は約10%増加していた。しかし、短期的な死亡率の変化は70歳を境に有意な変化は認められなかった。
2023-11-11 13:40:13④ 高齢者では、自己負担割合が低くなると医療機関に受診する回数が増える。しかし受診回数の増加が、死亡率の低下には直接つながらない。
2023-11-11 13:40:54サトウ氏による「受診回数と平均寿命に相関がない」ことについての解説
正論を貫く🐰うさぎ。40代後半の氷河期生まれの男性です。 社会保障の世代間格差、現役世代の生活苦になっている社会保険料の軽減を訴えて活動しています。 現役世代、未来の子供たちのために日本に。 (社会主義者ではありません)
【受診回数と平均寿命】全世代3割負担を推進 よく、受診する回数が減ると、(病気を見逃すから)寿命に影響するというような説を、お医者様からいただきます。 しかしデータを見てみると、受診回数と平均寿命には相関はないようです。 これはOECD諸国の年間の医療機関受診回数(2019)のデータ、同じく2019年の平均寿命の国際比較です。 受診回数No1の韓国の寿命は、寿命のグラフ掲載16カ国のうち16番目のダントツのビリ。 一方で、受診回数ではOECD平均程度のスペインは、比較的上位の寿命を達成しています。 また、ロシアに目を向けてみましょう。 ロシアの平均寿命は先進国最低として有名で、2019年で、男性は68.18歳。これはOECD諸国の平均を、10歳も下回り、世界118位です。 しかしながら、ロシアの受診回数は、世界6位の高受診国となっています。 一方、寿命ランクNo1は、香港です。 香港は、OECDに入ってないので受診回数データは無かったのですが、日本みたいな皆保険は存在せず、気軽に病院にかかることができない国です。 これを見る限り、受診回数と、寿命には関係性は見いだせません。 日本の受診回数が多いというのは、タダみたいな値段で医療をうけられるから、老人がサロンのように利用したり、効果の薄い整体や湿布などで費やしているからです。それでいて、寿命にはなんら関係ないのです。 そこで、まずは全世代の医療費を3割にしませんか? そうすれば、タダみたいだから通っているといった過剰な医療需要を抑制できます。 受診抑制と合わせて毎年5.5兆円レベルの医療費削減効果があるという試算もあります。(gendai.media/articles/-/105…) この5.5兆円を、すべて社会保険料の軽減に当てると、みなさんの手取りが年8万円増える計算になります。 なお、本当に困っている高齢者は、生活保護に移行することで、3割負担でなく医療が受けられます、つまりセーフティネットは完備されています。 ですから、安心して、全世代3割負担を推進しませんか?
2023-11-11 19:12:24森田氏による病床数と寿命・医療費との関連についての解説
夕張に育ててもらったコミュニティードクター・医療経済ジャーナリスト。横浜生まれ、経済学部卒後医師に。元夕張市立診療所院長(医療崩壊しても市民の健康に影響がなく医療費が下がったことを研究報告)。20年鹿児島で予算7万円開業。医療はビジネスでなく公的事業→診療報酬全額公開中。農・教育・街作り。pitcher56の中の人。
医療や介護の提供量が増えたことによって寿命が伸びた、というご意見ですね。 たしかに僕もかつてはそう思っていました。 僕は、夕張で病床が減ったのに死亡率に変化がなかったことを経験した後、その部分を疑問に思い 「病床数が増えたら寿命が伸びるのか?」 という統計を調べてみました。 動画は、G20各国の過去50年の「人口あたり病床数(横軸)」と「平均寿命(縦軸)」の推移です。(丸の大きさは一人あたりの医療費) 実は世界の先進各国は 「病床を大きく減らしながら平均寿命をのばしていた」のです。 ただ、先進各国どの国も医療費は年々増大しています。 つまり、医療提供の多寡に関わらず(おそらく他の要因で)平均寿命は伸びてきたということでしょう。 (ダントツ世界一で一人あたり医療費を使っている米国の平均寿命が大して伸びてもいないのも一興です。)
2023-09-25 12:13:53@MNHR_Labo うーん、過剰医療ですか・・大局的な見方をすると平均寿命はずっと延びていたので、医療も製薬も健康診断も癌検診も介護も効果はあったと言えませんか?。個々ではなく大局的に見てです。皆さんそこはどういう認識なのでしょうか?。1/ pic.twitter.com/0S2TUkisRR
2023-09-25 10:08:06医療が行き渡っていなかった昔ならそれで良かったと思います。 今、日本の人口あたり病床数はダントツ世界一(英米の約5倍)を誇っています。しかも経営上、満床維持が目標になるので病床が多い地区ほど医療費が高くなります。病院の実態は患者中心の医療とは程遠い状況になっています。 twitter.com/kei4085jp/stat… pic.twitter.com/EoQAewqB71
2021-06-05 12:31:21@satoyu_Q @MNHR_Labo 何が言いたいのかわかりません。 1人でやっているから何なのでしょうか。 医療は儲かる儲からないではないと思います。 ただ医者を雇い、看護師も大勢雇い、病床を増やし大勢の患者を診て従業員、患者のためにお金を使い儲からないなら尊敬します。
2021-06-05 11:49:40