茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第3199回「ワシントンの街を手ぶらで歩く」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート３１９９回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

SfNの会場を歩いていると、呆然とする。ポスターが何百も並んでいて、それだけの研究がいろいろなところで行われているんだなあと思う。今年は、会場に一切コンピュータとか持ち歩かないで、地元のスーパーで手に入れた小さなメモ帳だけ持って、そこに書き込みながら歩いたり聴いたりしている。

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会場に行くときに手ぶらで行くというのは、TEDで身につけたやり方である。最初はパソコンを持っていて、最後列で許されるメモ書きなどをしていたが、そのうち、そんなことよりも現地の文脈に没入することの方が大切だと気づいた。今年のSfNではそれを実行している。

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なによりも、基本手ぶらでワシントンの街を歩くことの贅沢さがうれしい。ぼくは東京でもどこでも大抵重いリュックを背負って歩いているので（ときにはそれに加えてランニングの用具が入ったズタ袋も）、何も持たずに身軽に歩くのは、それだけでボーナスだと思ってしまう。

茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日は自分の布ポスターだけ持って、会場にでかけた、昼休みにいったんホテルに戻って布ポスターも置いてしまった。小さなメモ帳だけに、他人の発表のキーワードや、自分が思いついたことを書いている。そのメモを後から見直すかどうかはわからない。

茂木健一郎 @kenichiromogi

夕刻、ワシントンの街を歩いていたら、巨大なクリスマスツリーのイリュミネーションの設営をしていた。もう日がくれているのに、まだ作業をしていた。そうやってホリデーシーズンに間に合わせようとしているのだろう。街のあちこちで、それぞれの人が、それぞれの時間を刻んでいる。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート３１９９回「ワシントンの街を手ぶらで歩く」をテーマに５つのツイートをお届けしました。