シネマンドレイク氏が女性とマイノリティが責任を負わされやすい傾向とインセルについて語る

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ニア・ダコスタ監督、『マーヴェルズ』嫌いは「凶暴で暴力的で人種差別的で性差別的で同性愛嫌悪」だと語る

リンク World of Reel Director Nia DaCosta Says ‘The Marvels’ Haters Are “Virulent And Violent And Racist And Sexist And Homophobic” — World of Reel A Variety interview with “The Marvels” director Nia DaCosta has the MCU filmmaker attacking haters of her superhero movie. 1 user 37
めなぞ~る♪ @menazor

この記事ひどいな。 《ニア・ダコスタ監督「MARVELS」が嫌いな人は「凶暴で暴力的で人種差別的で性差別的で同性愛を嫌悪している」と語る》 と書いてるが、元々のインタビュー記事では別にそんなことは言っていないようだぞ。 worldofreel.com/blog/2023/11/1…

2023-11-27 12:07:54
めなぞ~る♪ @menazor

たぶん元の記事はこれ。 自分の映画マーベルズとは関係ない文脈で、ファンダムにはそういう(差別主義で暴力的な人たちもいた)という話をしてるだけ。ニュアンスは全然違う。 variety.com/2023/film/feat…

2023-11-27 12:11:54
うさぎさん🐰 @NEJPXo0PYpJbJ0M

@menazor ネット記事はクリックされたら勝ちなので、東スポ化してますね。

2023-11-29 22:29:53
めなぞ~る♪ @menazor

@NEJPXo0PYpJbJ0M いやーホントですねえ。 この件じゃないけど先日デタラメ描いている記事が問題になった時、その記事作ってる人がAIで記事を捏造してたとか書いてて。ネット記事ってそんなんばっかりか、と。

2023-11-29 22:37:19
うさぎさん🐰 @NEJPXo0PYpJbJ0M

@menazor 最近はネットニュースのヘッドライン見るだけで辛くなります。😰

2023-11-29 22:45:11
リンク シネマンドレイク:映画感想&レビュー 『マーベルズ』感想(ネタバレ)…ガラスの崖はみんなで飛び越えろ! ガラスの崖はみんなで飛び越えろ!…映画『マーベルズ』の感想&考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。 原題:The Marvels 製作国:アメリカ(2023年) 日本公開日:2023年11月10日 監督:

こういうように組織が経営不振や不正などで危機的状況のときほど「女性」がトップに置かれて注目されやすい…という現象を「ガラスの崖(glass cliff)」と呼びます。矢面に立たされるのは業界を裏で牛耳る「男性」ではなく、名目上の看板となる「女性」で、少しでも上手くいかなければ、「だから女は…」という視線を向けられる。そんな経験をしたことのある女性は現実でもいくらでもいるはず…

『マーベルズ』は「キャプテン・マーベル」が主人公の映画シリーズとしてはその続編の2作目となります。前作の『キャプテン・マーベル』はMCU初の女性単独主人公映画ということで、ミソジニーな集団に目を付けられ、レビュー荒らしの被害に遭うなどしました。

残念ながら今回の『マーベルズ』も先のMCUに対する批判…の装いをしながら、中身では女性差別や人種差別丸出しな人たちが思っている以上に大量に隠れている状況です(The Mary Sue)。『キャプテン・マーベル』公開時の2019年と比べて、「woke」などという有害な中傷を向ける輩の増大など、世間の雰囲気はむしろ悪化しています。

個人的な欠点は、相変わらず同性愛はほんのり匂わせなワンシーンしかないことかな。ヴァルキリーがクールに登場してキャロルとすっごく意味深にいちゃつくのはもちろん最高でしたけど、まあ、そこで止まるか…とは思うし…。だいたい本作はキャロルとマリア・ランボーの関係だって実質上は熟年レズビアン・カップルみたいなもので、MCU史上でこれでも最もサフィックな作品ではあるのです。ただ、そのレプリゼンテーションの飛行機は低空飛行すぎる…。もっと高く飛んでくれ…。

ミソジニーについて

リンク シネマンドレイク:映画感想&レビュー アニメ『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』感想(ネタバレ)…アンチ青春は次世代の青春のかたち アンチ青春は次世代の青春のかたち…アニメシリーズ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』の感想&考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。 英題:BanG Dream! It&#03 13

別の言い方をすれば、そうやって青春にアンチテーゼ的な感情を抱くこと自体が、一種の新しい青春の在り方にすらなってきている面もあるでしょう。

興味深いのは、こうしたアプローチをとる対象の多様化です。これまでは青春にアンチテーゼ的な感情を抱くのって、いわゆる青春の楽しさから爪弾きにされて劣等感溜めまくりな男子とかが対象でした。

しかし、今やアニメでも、インセル的なモテない一部の男子の専売特許だった時代はもう過ぎ去り、極端に戯画化された「腐女子・オタク女子」でもなくて、ごくそこらへんにいそうな女子たちが青春に毒を吐くようになりました。

リンク Mastodon CINEMANDRAKE(シネマンドレイク) (@cinemandrake@mastodon.social) アニメ『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』感想 次世代のガールズバンドらしい、ある種の形式的に理想化されてもてはやされてきた青春に対するアンチテーゼ。わりとギスギスした空気を温存したままでもまとまる少女たちというのも新鮮。「女の子はイチャイチャ和気あいあいしている」みたいなアニメにありがちな女子表象の真逆をいきつつ、「女子ってどうせ険悪なんだろ」みたいな男子目線の冷笑にも決して当てはまらない。 👇 ネタバレあり https://cinemandrake.com/bang-dream-i
リンク Mastodon CINEMANDRAKE(シネマンドレイク) (@cinemandrake@mastodon.social) ドラマ『レッスン in ケミストリー』感想 『マーベルズ』で絶好調にぶっ飛ばしていたブリー・ラーソン主演&製作総指揮のドラマシリーズ。女性が男社会の中でいかにキャリアアップするのが難しいのかというフェミニズムなテーマを真正面から扱っています。料理と化学という組み合わせがいいですね。あと犬も可愛い。 👇 ネタバレあり https://cinemandrake.com/lessons-in-chemistry
リンク Mastodon CINEMANDRAKE(シネマンドレイク) (@cinemandrake@mastodon.social) アセクシュアル(アセクシャル)の存在が権利運動の中で可視化されるにつれ、右翼論者などがアセクシュアルを攻撃するようになり始めていると、アセクシュアル当事者の活動家であるヤスミン・ブノワ氏はメディアで指摘しています。 中には「アセクシュアルは被害者の頂点に立とうとしている」と嘲笑うコメントや、無性愛者の苦しみを否定する言葉まで…。 また、トランスジェンダーを差別する人はアセクシュアルも差別する傾向にあると、共通点も述べられています。 https://www.indy100.com/identities/as

マジョリティの責任について

シネマンドレイク @cinemandrake

【感想 書きました】イタリア全土に波及する同性愛権利運動の引き金となった実話に基づく映画。ぜひ今回の感想記事は最後の最後まで読んでほしいです。私が言いたいことは最後の文章に詰まってます。 『シチリア・サマー』感想(詳細は以下)⬇️ cinemandrake.com/sicilysummer

2023-11-24 07:01:00

一方で、2人が日常的に受けてきた同性愛差別は明白に描いています。あのシチリア島のホモフォビアな空気。男たちによる常態化した“いじり”。ホモソーシャルの典型例のようなありさまです。労働者階級にありがちな有害な男らしさがムンムンと充満している環境は、当事者にとってさぞかし最悪だったでしょう。

『シチリア・サマー』を鑑賞してその牧歌的な景色に惹かれて「シチリアに行ってみたいな~」と思う人はいるかもしれませんが、たぶんこの映画だけを観たうえなら大半のクィアの人は「こんな地獄みたいところ絶対に足を踏み入れたくない」と思うのではないでしょうか。それも無理ない話です。私も今作を鑑賞してシチリアのイメージ大幅ダウンしましたよ。

社会はマイノリティの犠牲によって変わるのではありません。そうであってはいけません。マジョリティの人たちの責任で変えてください。今すぐに。映画の題材になってしまいそうなこれ以上の悲しい出来事を増やしてしまう前に。