レイソルの戦術と選手たちのキャラクター

レイソルサポであるGP_02Aさんの解説です。
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@GP_02A

前回言っていた通り、もう暫くしたら柏の戦術に関してと選手の寸評垂れ流します。触りだけだけど、少しでも柏レイソルについて知って貰いたいんでね

2011-12-11 18:15:41
@GP_02A

柏の基本システムは2列目がワイドに開くオーソドックスな442。昨季は442、4231、442(ダイヤ)等、4バックを基本としたシステムをひと通り試したが、4222を経て今の形に落ち着いた。様々なシステムをその都度習得してきた事が、ネルシーニョの戦術への選手の対応力となっている

2011-12-11 18:43:36
@GP_02A

ラインは高すぎず低すぎず、マークはマンツーマンが基本。攻撃より守備を第一と考え、まずは相手の攻撃をしっかり受け止め、跳ね返す事を考える。相手の長所を消しつつ、自分達の長所を出していく為に、ネルシーニョはまず相手の攻撃を機能不全にする事から始める

2011-12-11 18:43:48
@GP_02A

その為に、攻撃の時は442のシステムを守備時は4231にし、FWを縦関係にする事で、1人はCB、1人はボランチ(またはアンカー)のマークと決める事で相手のポゼッションを機能不全に陥らせる戦術を多用する。これが今季433のチームに不敗を誇った理由でもある

2011-12-11 18:44:05
@GP_02A

意図的に両SBに高身長の選手を揃えた事も特徴の1つ。日本のSBは身長が低い選手が多く、その為にファーサイドで競り負けるシーンを多く目にするが、柏に至ってそれはない。ファーでもSBがしっかり競り勝つ事で堅守を構築。CBもこなせる酒井や橋本がSBをやっている強みがここにある

2011-12-11 18:44:19
@GP_02A

攻撃はサイド攻撃が主体。じっくりポゼッションしつつ、ボランチとCBの4人で後方からゲームを作る。突破力とクロス精度に優れたSBを起用し、彼等の攻撃力を活かすためにボランチは攻撃を自重。ポゼッションの歯車と中盤のフィルターの役割に徹し、PA内まで進出することはまず無いと言っていい

2011-12-11 18:44:33
@GP_02A

柏の一番のストロングポイントは右で、レアンドロ、栗澤、酒井が相手DFを1枚1枚剥ぎとっていくパス回しから突破し、クロスというパターン。クロスにはニアとファーに必ず2人入る事が徹底されており、酒井のクロスも相まって得点を量産。これに加え、後半戦は良化した左サイドからの得点も増加

2011-12-11 18:44:49
@GP_02A

また、レアンドロのスピードとドリブルもあって奪ってからのカウンターも大得意。ここぞとばかりに前線に飛び出す栗澤のフリーランにも妙味を感じる。このように、柏の主な得点源はサイド突破からのクロスとショートカウンター、これに順也とワグネルのミドルが加わる。攻守共にバランスが良いのが特徴

2011-12-11 18:45:00
@GP_02A

柏の攻撃戦術に関してはここでもよく纏められている。要は柏の攻撃は「SBが肝」。SBが機能しなければ柏の攻撃も成立しない。そういう理由もあり、チーム戦術やパス回しのテンポについていけなかった村上はシーズン中に新潟に移籍する事になる http://t.co/b72JnZQQ

2011-12-11 18:45:31
@GP_02A

菅野孝憲は身長こそ低いものの、ネコ科の動物のようなしなやかで俊敏な動きからゴールマウスを守る。オークランド戦での2つのスーパーセーブも柏サポにとっては日常。スーパーセーブをスーパーセーブと感じさせない安定感と瞬発力に優れた偉大な守護神。スローイングとキック精度の高さにも定評がある

2011-12-11 18:45:42
@GP_02A

橋本和は左の槍。90分上下動を繰り返してもキレが落ちないタフさを誇る。昨季、レアンドロに次ぐアシスト数チーム2位を記録した左足のクロスと、DFの間をすり抜けるヌルヌルドリブルが武器。CBも経験した今季は守備での安定感が増した。181cmの身長を生かしたヘディングにも自信を持つ

2011-12-11 18:45:55
@GP_02A

近藤直也はCBの主軸。読み、フィジカル、スピード、高精度のフィードと、いつ代表に呼ばれてもおかしくないクオリティを誇る。近藤が居ないと一気に攻撃が停滞する程にゲームメイクにおける近藤の依存度は大きい。後は1試合1ポカさえ無くせばザッケローニからの信頼も得られるに違いない

2011-12-11 18:46:12
@GP_02A

増嶋竜也は甘いマスクと裏腹に、燃え盛るハートの持ち主。市船卒業後、3つのクラブを渡り歩いた元世代別代表の苦労人は、柏で遂に定位置を獲得。誰よりも熱く激しい守備でFWを自由にさせない。楔のボールに対する反応と、空中戦の強さは特筆モノ。代名詞でもあるロングスローは必見

2011-12-11 18:46:27
@GP_02A

「強い、速い、高い」というSBの新境地を切り開いた酒井宏樹は遂にA代表にまで上り詰めた。今季開幕前は 期待の若手 の域を出なかった選手が、この1年で飛躍的に向上。右足から繰り出されるアーリークロスはニアに飛び込む北嶋の頭に寸分の狂いなく届けられる。フィジカルを生かした突破も持ち味

2011-12-11 18:46:38
@GP_02A

夏でも冬でもノースリーブ。それが水野晃樹のトレードマーク。クロス、ドリブル、ミドルシュート。かのオシム・サッカーの中核を担ったサイドアタッカーに備わった攻撃のスキルは誰もが羨むレベルにある。懸念の守備に磨きを掛け、酒井からポジションを奪うと共に、代表への返り咲きを虎視眈々と狙う

2011-12-11 18:46:56
@GP_02A

キャプテン大谷秀和は柏の大黒柱。外見は地味だが、玄人筋を唸らせるポジショニングとスライディングで相手の攻撃を刈り取る。また、安定感のあるパス回しで柏のポゼッションの根幹をも担う。「今季、大敗した試合は全て大谷が先発していなかった」とは栗澤の弁。この発言からも存在感の大きさが伺える

2011-12-11 18:47:08
@GP_02A

アカデミー関係者が口を揃えて「アイツは天才だ」と語るのは先日結婚したばかりの茨田陽生。将来は遠藤の後継者と目される外見とプレースタイルで、柏の中盤で存在感を醸し出す。順也とのホットラインは強力で、茨田のミドルパスから繰り出される順也のシュートは相手DFにとっては頭が痛いことだろう

2011-12-11 18:47:25
@GP_02A

鈴木達也とトレードで来た栗澤僚一は今や押しも押されぬ柏の主力。気の利いたポジショニングと守備力を誇り、「危ない所には必ず栗澤が居る」といった選手。「『クリさん!』と思うと必ず横に居てくれる」と酒井が語るなど、周囲からの信頼も熱い。ただし、ポーカーフェイスとは裏腹にかなりの毒舌家…

2011-12-11 18:47:40
@GP_02A

“フェイラ・デ・サンターナのベッカム”との異名と黄金の左足を持つジョルジ・ワグネル。数々のクラブでタイトルを獲得してきたその実力とプロ意識は本物で、Jリーグ制覇の大きな原動力となった。鋭い読みと巧みな体の使い方で守備でもチームを助けてくれる、本物の“助っ人”。監督からの信頼も厚い

2011-12-11 18:47:53
@GP_02A

上手ァァァァァいッ説明不要!173cm70kg!柏のキング、レアンドロ・ドミンゲスだ!

2011-12-11 18:48:03
@GP_02A

今や澤昌克は名実共に“柏の至宝”。際立って優れたサッカー脳を持ち、先発でも途中交代でも監督の期待に120%答えてみせる。「シュート以外は完璧超人」、彼を言い表すにこれ以上の言葉はない。かつてリーベルに所属し、ペルーで最優秀外国人賞に輝いた彼が今、メキシカンを打ち破る原動力になる

2011-12-11 18:48:16
@GP_02A

柏の誇るイケメンストライカー、田中順也の持ち味は何と言ってもその左足から繰り出される豪快なミドルシュート。オフ期間に10kg体重を落とした事で体のキレを獲得。それが今季の躍進に繋がっている。好調の順也を止める事は国内のDFには不可能。果たして海外のDFは彼を止める事が可能なのか?

2011-12-11 18:48:27
@GP_02A

ゴールパフォーマンスは“敬礼”。警察官を父に持つ工藤壮人は実直な青年だ。味方の為に最前線で体を張り、楔のパスを確実に懐に納める。ゴール前での嗅覚にも優れるが、生み出すチャンスの数とは裏腹に得点数は多くない。シュート精度さえ高めれば、関塚監督ももう一度彼を呼ばずにはいられないだろう

2011-12-11 18:48:40
@GP_02A

お前がやらなきゃ誰がやる─。柏の魂、北嶋秀朗は33歳の今、円熟期を迎えている。自らの経験と布部コーチの指導を元に体得した「矢印理論」は数々のDFを手玉に取ってきた。力強いポストプレーこそ無くなったものの、ニアへの嗅覚と十八番のバックヘッドは健在。北嶋秀朗、ゴールを決めろ…!

2011-12-11 18:48:57