やばい親

shibu @shibu_kou

私、明日CT検査なんですけどね。 「あんた今日検査どうだったの？」と母がフライングで電話してきたので、明日だよと伝えると、いつも通りすぐ自分の話にシフト。 「お母さんは今日血液検査の結果がとても良くて、本当に嬉しい。健康でいられるって幸せねぇ」と。それ言う？　このくっそナーバスな→

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検査を翌日に控えた、健康ではなく超なばい癌の娘に、それ言う？？😇😇😇 ほんともう電話とかしてくれなくていいんだけど。何も言われないほうが100倍マシ。

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超なばい→超やばい ああ、イラついて誤字が😇😇😇

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母から電話。別に喧嘩するつもりはなかったのだが、「術前より体力落ちてるから仕事しんどい」的な話をしたら、「でもあんたより大変な人はいっぱいいる」とお決まりセリフが登場したので、「じゃあその、私より大変とかいう奴連れてこいや！　どこにおんねん！　誰のこと言うとんねん！」と→ twitter.com/shibu_kou/stat…

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過去に言われて傷ついたたくさんの言葉をぶつけ返して。キレ散らかしてしまいました。まあな、ずっと我慢してたことだし、言って後悔はしてないけど。 母は「じゃあもうお母さんの(健康の)話できないじゃない。毎日神棚にあんたのこと祈ってきたのに残念」だそうです。 アハハ。

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最初に母のことを「なんかこの人嫌だな」と思ったのは7歳のときで、確信に変わったのは10歳のとき。 7歳のときは、学校帰りに急な雨が降ってきたけど、家はすぐそこだからとダッシュで帰ったら、「合羽を着なさい！」とビンタされた。同じ年、私の誕生日会に10人のクラスメイトが集まってくれた→

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ときも、もっと静かにしなさいとか、お菓子食べ過ぎちゃダメとか言ってくるので、「いいからお母さんは私の部屋から別の部屋に行ってて！」と言ったら、友人たちの見ている前でビンタされた。 そのとき、ああ、なんかこの人嫌だなと思った。→

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それが確信に変わったのは10歳のとき。当時中学生だった兄が、人生初の彼女を連れてきて、自分の部屋でファーストキスなるものをしていた。すると母はノックもせずに兄の部屋に入り、彼女さんの前で兄をビンタして、正座させた。この恥さらし！と怒鳴りながら。 その現場を見て、兄がとても可哀想→

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だったし、母が嫌いという感情は確信に変わった。子供だって感情がある。人前でビンタされるのがどれほど恥ずかしいか。この人は、人の痛みがわからない人間なのだなと。→

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やがて私は高校生になって、初めて母が嫌いという感情を友人たちに話してみた。周りはみんな親と仲良しだったので、「反抗期なだけだよ」と言われて終わった。 社会人になって、母が嫌いという感情を同僚に話してみた。子供のいる彼女は「子供を持つと、親のありがたみがわかるよ」と言った。→

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結局私は子供を持たなかった。縁がなかったというのもあるけど、母のDNAを遺すことに抵抗があった。 で、40代になった。「その年になってまで親が嫌いとか言ってるなんて子供じみてる」と言われることもある。確かにそうかも。でもねぇ、今から好きになることはもう無いだろうな。だって→

shibu @shibu_kou

36年間も嫌いだったんだもの。育ててもらった恩はあるけど、好きか嫌いは別問題なので。 ごめんなさい、別にオチとか無いです。自分の中で整理してるだけです。