経験者から見てもごもっともなご指摘

冤罪の源とも言われている、不可視な取り調べへの考察意見。 経験者(笑)から見てもまさしくその通り!と言える考察。
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藤若亜子 @akof

再掲載 取り調べ可視化:悪い結果について「これが悪いことだと思っているか」と反省を求める質問(現在の認識の質問)に肯定させておいて、供述調書は「悪いことだと知っていた」という事件前の認識の記述に変えてしまい、故意を立証するテクニックがある。こういうのが白日の下に晒されてしまう。

2010-05-20 14:52:04
藤若亜子 @akof

再掲載 取調べの全面可視化は、私も必須だと考えています。でもそれが実現しても、不当な取調べに対する抑制はごく一部しかできません。なので、「取調べの全面可視化」はゴールでは全然ありません。マイルストーンだということを意識すべきだと思うのです。

2010-05-20 14:55:57
藤若亜子 @akof

その有無さえ明らかでなく、例を挙げることもできない、謎の「露されてしまうと大きな損失となる捜査手法」を楯に、多角的と称しながら、かの有名な「踏み字」すら防げない案が「可視化の代わり」に出てくるとか。あれですね、裁判だとこういうのらりくらりが通じるのかな。

2010-05-20 15:30:17
藤若亜子 @akof

一般人に「人に示せないとか、お前やましいことしてるやろ!」と言いまくってきた警察・検察が、自分達は「やましいことはないけど、人に示せないことがある」とか言うのだから、そんな矛盾が許されるかボケといわれるのは、当然、必然のこと。

2010-05-20 15:41:42
藤若亜子 @akof

再掲載 否認している容疑者が弁解供述の最初に名前確認しただけで、「ほーらこれお前の子供に見せられるかな」とかいう警察・検察 RT 人を独房に長期間閉じ込め、事前リークで社会の晒し者にして社会的に抹殺するくせに自分が実名報道されて怒るとかありえねーって思う。

2010-05-20 16:00:07
藤若亜子 @akof

こういうのも:警官「子供の名前は?」被疑者「太郎です」警「んじゃこの調書正しいよね?確認したら拇印押して」被「はい」警官「ほーら、お前の子供の名前がかかれたこの調書が裁判の証拠として、犯罪者の息子として公開されるんだぞ。」被「え!」警「やったと言えば、子供の名前は伏せてやるよ…」

2010-05-20 16:06:46
藤若亜子 @akof

病院毒物混入事件“太秦署の取調室で京都府警の捜査官は、被疑者を暴力団員の名前を持ち出して、「やってへんとか、眠たいこと言うとると取り返しのつかんことになる。おまえとこは小学生の子どもがおるわな」「おまえとこの近くにポン中極道(覚せい剤中毒の暴力団員)のすごいやつがおるんやぞ」”

2010-05-20 16:23:07
藤若亜子 @akof

“調書にサインを)拒んでいると~「それでも応じないでいると、許せないことに、当時中学3年生の長男を呼んだんです。未成年ですよ、まだ14歳の。そこで検事はこう聞いたそうです。『おまえも父親のような政治家になりたいのか』って」”http://bit.ly/doighe

2010-05-20 16:30:05
藤若亜子 @akof

肖QT “冤罪の議論をし始めるといつも無力感に襲われる。冤罪の実態を説明しても誰も信用も納得もしてくれない。罪に問われた人の中で、冤罪が晴れた人の声はとりあげられるが、本当に冤罪になった人の声は誰も取り上げない。結果、冤罪のに関する情報は偏ったものになる”

2010-05-20 16:35:32
藤若亜子 @akof

栞:“調書にサインを)拒んで~「それでも応じないでいると、許せないことに、当時中学3年生の長男を呼んだんです。未成年ですよ、まだ14歳の。そこで検事はこう聞いたそうです。『おまえも父親のような政治家になりたいのか』って」”http://bit.ly/doighe

2010-05-20 16:43:05
藤若亜子 @akof

踏み字事件:父・義父(妻の父)・孫の3名からのメッセージに見立てて「お前をそんな息子に育てた覚えはない」「こんな男に娘を嫁にやった覚えはない」「早く正直なじいちゃんになって」と書いた紙を~強引に踏み付けさせる「踏み字」を強要。http://bit.ly/8YCTyx

2010-05-20 16:47:58
藤若亜子 @akof

検察の待合所(というのかな)の近くに弁護士が接見するための部屋があるらしいですが、そこに弁護人が来ることなど全くなくて、ほぼ空室状態……(か、あるいは、担当官がよからぬことに使ったり……とかぁぁぁぁぁ)

2010-05-20 17:25:13
藤若亜子 @akof

接見室って弁護人と被疑者が、捜査機関に内容知られること無く話ができるような「密室」ですが、そこに担当官が被疑者を引き込んで。何やってるかは知れることはありませんよ。ハイ。

2010-05-20 17:29:50
藤若亜子 @akof

警察署の中には取調室もあれば、接見室もあるだろう。ところで「取調室の数>>接見室の数」だったら、警察が真面目に「空き取調室」が無い程度に取り調べしてたら、どう足掻いても弁護人の接見が、取調べに追いつくことはできないのでは。

2010-05-20 17:39:30
藤若亜子 @akof

「測定器の正しさ」を、その測定器の測定結果だけで論じる禅問答。「これは30cmだ。なぜならこの物差しで測ると30cmだからだ。」「それ29cmぐらいに見えるのでその物差し誤差ないですか」「この物差しで測って30cmの物と比較すると、ぴったり30cmなのだから、物差しに誤差はない」

2010-05-20 18:10:30
藤若亜子 @akof

「裁判は公正だ」「それ違法捜査に見えるので、公正でないことありませんか」「裁判で判断して違法は一切見出されてないのだから、公正だ」

2010-05-20 18:14:22
藤若亜子 @akof

「検察は適法捜査する」「自白の強要があったように思われるのですが」「検察が自白の強要を見出さなかったのだから適法捜査だ」

2010-05-20 18:15:54
藤若亜子 @akof

被疑者が「厳しい」取調べだと感じる最も典型的状況は「話すべきことが無いのに、話せと迫られること」だろう。虚偽の自白を迫られてる時も、話すべき「犯行」が無いのに、その話を迫られるので、「厳しい」と感じることになるが、そのような場合だけとは限らない。

2010-05-21 01:49:43
藤若亜子 @akof

取調では、重要な行動を起こしたことについて、その動機が問われる。しかし人間明確な動機があって行動することはむしろ少ない。

2010-05-21 01:49:59
藤若亜子 @akof

動機が自身にもわからないのに「何故」かと迫られたり、一応の動機を述べたにも関わらず「それでは説明になってない、合理的な説明をせよ」と迫れると、取調べを受ける方は非常に辛いものとなる。

2010-05-21 01:50:27
藤若亜子 @akof

供述を自白⇔否認で変化させた場合には、特に変化させた理由の供述を強く求められる。ところが、「刑事さんを信頼することにした」とか「弁護士さんに、正直に言えと言われて」とかでは、それが本当であっても決して取調官は納得しない。もっと経緯を追って詳しく供述せよと勢い「厳しく」なる

2010-05-21 01:50:46
藤若亜子 @akof

「供述を変化させた理由説明」の供述調書は、裁判で証拠請求されるとは限らない。「供述を変化させた理由が審理上問題になりそうだ」という時にしか請求されないのだ。従って、こうした「厳しい取調」が表に出ないことは多い。

2010-05-21 01:52:08
藤若亜子 @akof

表に出なくとも、この理由説明供述書が控えてることで、供述の任意性が無駄に争点になってしまう事を防ぎ、スムーズな審理に繋がっている。

2010-05-21 01:52:16
藤若亜子 @akof

ただし、本当は軽い罪しか犯してないのに、多少の強要によって量刑が重くなるような供述になっているような場合などに、“強要によって「虚偽自白」し、さらなるに強要によって「自白した理由」が調書になってしまってる”等、弁護上の論点・立証点が激増してしまう。

2010-05-21 01:52:26
藤若亜子 @akof

こんな時には、弁護人が「強要」について論点からはずしてしまうことが多くなり、被告人は不利をかこうことにも繋がる。つまり、いつも「自白した理由」調書があれば公正な裁判に貢献するというわけではない。

2010-05-21 01:52:38