経験者から見てもごもっともなご指摘

藤若亜子 @akof

少なくとも、取調が「話すべきことが無いのに、話せと迫られる」ことによって「厳しい」から、それが不当、あるいは不法だということは決して無い。不当、不法な取調になる一線は、まさしく自白を「法が禁じてる一線を越えて強要」することであろう。残念ながら被疑者にはその一線は見えにくい。

藤若亜子 @akof

私は、裁判所、検察（＆警察）、弁護士、それら全てがそれぞれに怠慢し、「有罪ベルトコンベア」に加担し、司法の根幹を腐らせたと思ってる。法曹三者全てを、それぞれ徹底的に断罪したい。

藤若亜子 @akof

……というのが私の立ち位置。とはいえ、日本の仕組みにが「考えられうる限り最悪」なわけでは決して無く、世界に誇って良いような美点や長所もある。

藤若亜子 @akof

例えば、これら法曹三者はそれぞれそんな簡単に買収できない。少なくとも「金」だけで買収することはできない。ホリエモンが金持っていても検察も裁判所も黙らせられなかったことで、その一面が垣間見えよう。

藤若亜子 @akof

あるいは思想的に極端に偏ってない。「思想ビラ撒きで不法侵入」は、右翼、左翼とも有罪事例があって、それぞれ「司法三者は○翼に支配されていて×翼を弾圧してる」と公判で主張した。どちらか片翼だけということはない証左。

藤若亜子 @akof

あるいは政治的にも一定程度独立を保ってる。大物政治家の小沢氏が、検察批判しまくってるのは、小沢氏ほどの大物でさえ、懐柔しきれない勢力が検察内にあるということだ。

藤若亜子 @akof

「何を言ってるんだ、それらの点が不公正な事例ならいくらでもある！」という意見も当然あろう（、私自身の思いもそうだ）が、海外の司法の卑劣さ加減とは比べ物にらならいらしい（と、私の従兄弟が言ってるらしい。つまりまた聞きだ）。

藤若亜子 @akof

取調べについて。１０年ほど前は、暴力に頼った自白強要が多かったようだ。被疑者に剣道の面を被らせ、柔道着を着せて、道場で多人数で「揉む」、というような話がＩＬＣで弁護士先生が仰っていた記憶がある。

藤若亜子 @akof

米国が拷問方法を「肉体的な方法だけから、精神的な苦痛も与えた方が効果的」と変えていったのと同時期に、日本も「自白強要方法」を変えていった気配がある。アブグレイブ刑務所での拷問方法が白日の基に晒され一般人に知られたのは２００４年初頭のことだ。

藤若亜子 @akof

日本では「家族、親族、仕事仲間に社会的危害を加える（加わるように仕向ける）、そうなるのは被疑者の否認のせいだ、被疑者自身が近しい人々の人生を踏みにじるのだ」と脅す手法が流行りだしたようだ。有名な踏み字もその手法の一つだ。

藤若亜子 @akof

ところで、「精神的に追い込む」手法は、痛めつけるだけで行うわけではない。取調官と被疑者の間に信頼関係を築くことも必要だ。（そしてこの信頼関係構築の必要性が可視化反対の主たる理由になっている） http://bit.ly/9zoBQF

藤若亜子 @akof

ストックホルム症候群でも、ダブルバインドでも、（信頼関係と呼べるかどうかはともかく、）繋がりを深めることと、精神的な痛めつけの両方による「揺さぶり」がマインドコントロールの手法には必要である。従って、取調べには「信頼関係構築の必要」ということは認めて良いと思う。

藤若亜子 @akof

しかし果たして、その「信頼関係構築」手法は「手法が知られると真実を明らかにできなくようなこと」なのだろうか。あるいは、裁判等で明らかになって困るような「（被疑者の、第三者の）プライバシーの告白」が必須なのだろうか。これは納得しうる説明がない限り、疑わしいとせざるを得ない。

千葉邦洋 @hazedabo

@akof 10年ほど前実際に私は経験しました：「正直に話せな！余計な事は言わなくて良いから！んでねぇとオメェんとこあの共犯のヤクザ連中と同じに見なさなきゃならなくなるから！あいつらからオマエやオマエの家族を守ってあげる事が出来なくなるから！わかったか？」