定年延長&年金受給年齢引き上げ政策と正社員解雇の問題
で、ここまでは割と議論されてることだけど、問題なのは「果たして経営者は能力不足やろくに仕事してないおっさんを辞めさせたいと思っているのか」ということ。本当に辞めさせたいなら政治に圧力をかけてそれが可能になる法律をとっくに作らせてるでしょ、という視点もあるわけで。
2011-12-15 01:12:56この点に関しては、日本の企業は知らない経営者が外部からやてくる可能性のあるアメリカやヨーロッパの企業と違って経営者のキャリアパスと労働者のキャリアパスが別れていないために経営者も他の管理職も労働者も同じ釜の飯を食った仲間、だから感情的に解雇したくないんだという説もあるようだ。
2011-12-15 01:18:24いや、じゃあだからといって非正規社員を雇用の調整弁に使うことが許されていいのかという話で、等しく年功序列や終身雇用的に処することが出来ない時点で別の最適化を模索しろ、対象者を限定して延命するような小賢しいマネはやめろよっていう。
2011-12-15 01:22:16かといって何故わざわざ解雇する必要があるのか、減給ではダメなのか、っていう人もいるよね。もちろん減給で解決するならそれに越したことはないけどさ、その仕事が報酬に見合うかどうかという以前にそもそも必要ない仕事である場合もあるよね。
2011-12-15 01:30:21かといって今更そんなおっさんを現場に回されても使えねーよ、というのも大いに有り得る。これは確信。製造業の現場で働いた者として。何歳になっても若々しい人はそりゃいるだろうけど、一般論として年をとるとキツイ仕事は当然ある。てか自分がいた間にも40歳の人が辞めたぐらいだからね。
2011-12-15 01:33:28あとは日本の社会政策が子供の学費や養育費も給与から捻出する前提だから、安易に仕事を奪うと家庭が崩壊しかねないというのもある。この辺はひとえに政治の怠慢だと思ってるし、「生活がある!」と言うけど、じゃあ派遣社員や就業前の学生には生活がないのかという話で。
2011-12-15 01:37:05「子供の養育費や学費は親の給与から捻出するものだ」という前提の下、今ある家庭を守った結果が出生率低下の一因でもあるんだよ。将来の家庭を先食いしたとでも言うべきか。若手正社員の給与も抑えられ、非正規雇用者が増え、「こんな給料では結婚も出来ない…」っていう事態を招いたわけだよ。
2011-12-15 01:41:37