元自衛官の萬路山氏による被災地での偽自衛官の家屋立ち入り等への対策方法

萬路山 @Manrozan1996

元自衛官として、もし被災地で自衛官に「家屋に立ち入らせてください」と言われた場合、せめて ・どこの駐屯地のなんという名前の部隊か？(できれば中隊まで) ・中隊長の名前と階級は何か？ だけでも必ず訊いてください。 東日本や熊本では迷彩服着て自衛官のフリした火事場泥棒がいたらしいので

萬路山 @Manrozan1996

自衛隊は基本的に「中隊」という単位で、中隊長の名前と決裁のもと活動します。故に「中隊長の氏名階級が分かりません」「機密なので教えられません」はあり得ません(自衛隊に"機密"はない)。 たまに中隊のない部隊もありますが、その場合は代わりに小隊長や大隊長などの名前を教えてくれるはずです。

萬路山 @Manrozan1996

自衛官には各個に「認識番号」が振られており、そこまで訊けば素人の泥棒なら一発で逃げるでしょう。 ただそんなにたくさん質問して記録する余裕なんてないと思うので、せめて ・所在駐屯地、部隊(中隊)名。 ・中隊長の氏名階級 だけでも必ず訊いておいてください。

萬路山 @Manrozan1996

また、自衛官は常に脛まである長靴を履き、雨や雪が降れば合羽を着て活動します。 ・スニーカーや市販の長靴を履いてる ・傘をさしてる ・襟元や(向かって)左腕に階級章(例:>>)がない ・(向かって)左肩に部隊章(ワッペン)がない ・(向かって)左胸にネームがない のは偽物の可能性が高いです。 ただし

萬路山 @Manrozan1996

ただし、雨衣にはネーム・部隊章・階級章を縫い付けられない(縫い目から水が入ってきてしまう)ため、雨の時などは一見これらが見当たらないと思います。 そんな時こそ、先述の「どこの駐屯地から来たの？」「なんていう部隊なの？」「中隊長さんの名前と階級は？」という質問をしてみてください。