アイヌにおける神

こういう考え方好きだ。
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かじさやか @tadekichi

今回の切り絵展の為に特別に描き起こし(切り起こし?)たリンカちゃん切り絵の制作途中です。こんなふうにカッターで切りはずしていきます。 http://t.co/bZmpXTok

2011-12-18 11:32:48
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かじさやか @tadekichi

切りはずしが完了した所です。これに背景を付けて額装して出来上がりです。 リンカちゃんのまわりにいるサケはさけ科学館の先輩キャラクターで 奥のがチェポミさん手前がチェッポくんです。 http://t.co/eGY1dLxr

2011-12-18 11:34:43
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たか @_taka51

@tadekichi チェポというのは学名か地方名か何かの一部ですか?

2011-12-18 11:36:12
かじさやか @tadekichi

@_taka51 チェッポくんの名前のことですね。アイヌ語で魚を意味するチェップから付けられているそうです。ちなみにサケは「神の(持ち物の)魚」という意味でカムイ・チェップといいます。

2011-12-18 11:40:32
たか @_taka51

@tadekichi なるほど、アイヌ語なんですね。となると地方名と言うのは失礼だったな。しかも神の魚だなんてアイヌの方々にとってサケは特別な存在だったのですね。

2011-12-18 11:43:10
かじさやか @tadekichi

@_taka51 そうなんです。でも神として崇めていたのではなくて、神様の持ち物を分けて頂いているという意味でとても大切に扱っていました。特に最初に捕れたサケはアシリチェップ・ノミという儀式を行って魂を魚の神の所へ返したんですよ。

2011-12-18 11:52:53
たか @_taka51

@tadekichi メモメモ。神へ捧げるではなく、神に返すというのは珍しい印象があります。あがめるものではなく、共存するものという意識がなのかな?

2011-12-18 12:08:04
めめんと・頓服 @alchmistonpuku

@_taka51アイヌの人達は、恩恵を与えてくれる物を重要な神として敬ったんです。鮭もそうだけど、熊も。熊は獲るの大変だから、かなり位が高い。鮭はタンパク源として重要だから、神の魚として、捨てるとこなく使いました。

2011-12-18 12:11:09
たか @_taka51

@alchmistonpuku 考え方としては八百万の神に近いもの?

2011-12-18 12:15:49
かじさやか @tadekichi

@_taka51 アイヌの伝承には「神というものは人間に崇めてもらってこそ神である」という考え方がでてきます。崇めるということはお供え物をして御霊送り(神の国へ魂をお返しする)ということで、こうするとお椀でも神様の列に加わるのだそうですよ。

2011-12-18 12:17:31
かじさやか @tadekichi

@_taka51 参考になりそうなまんがを描いていますのでどうぞ〜http://t.co/hegcEgWM

2011-12-18 12:19:31
たか @_taka51

@tadekichi すごい!すごく素晴らしいというか素敵な考え方だと思いました。純朴な信仰ではなく、形のある信仰とでもいうのか。先ほど他の方に八百万の神という考え方に近いかなと返信したのですが、これは間違いとも正解とも言えなさそうだなー

2011-12-18 12:20:45
めめんと・頓服 @alchmistonpuku

@_taka51そんな感じだけど、もっとなんか合理的かも

2011-12-18 12:22:35
たか @_taka51

@tadekichi 拝読しました。あぁいいなぁ、こういう神様。アイヌの人たちのこの考え方はとても好きです。

2011-12-18 12:23:25
たか @_taka51

@alchmistonpuku 今ひとつRTしましたー。こういう捉え方すごい好きです。

2011-12-18 12:23:55
かじさやか @tadekichi

@_taka51 こちらこそありがとうございます。人間と神様がとても近いんですよね。

2011-12-18 12:48:37