過去の自作研究資料を読み返していたら、会話帳の人物登場頻度表が出てきて面白い。全139冊のうち最も登場が多いのはベートーヴェン本人(123冊)。コミュニケーションを取る際には彼本人が書き込みをする必要はないわけですが、なんだかんだちょこちょことメモがわりにしてたりするんですね。
2011-12-18 23:13:49次に甥っ子カール(115冊)。彼の書き込みは、少年から青年に成長していく過程が見られておもしろいです。で、3番目が我らが下僕シンドラー(67冊)。ちなみにこの数には改竄箇所は含まれていません。4番目が曲者キャラの弟ヨハン(63冊)。あれこんなに多かったっけ。
2011-12-18 23:18:19で、次がぼくらのホルツたんです(40冊)。ちなみに、よくシンドラーの会話帳破棄の動機として「ライバルのホルツを恨んで彼の登場箇所を処分した」とか説明されていますが、たぶん数からみてシンドラーはホルツの登場箇所はあえて大部分を残しています。
2011-12-18 23:24:13さてここで問題です(えっ)。ホルツの次に書き込みが多い人物は誰でしょう(37冊)。わかったらすごい。というか納得はできるけどけっこう意外…。
2011-12-18 23:28:24ちなみにチェルニーは悲しいくらい出てこないので数は言わないでおきます。他の人がチェルニーのことを話題にしているときはちょこちょこあるんですが。
2011-12-18 23:31:15ちなみに1回しかでてこない人→ルドルフ大公(あら少ない)、リンケ(あれこんな少ないの)、ドロテア・フォン・エルトマン((*´Д`))、カステッリ(え、マジで)、シンドラーの妹(いつ出てきたっけ!?)など多数
2011-12-18 23:38:06たぶん。ゲルハルト・フォン・ブロイニングは主に石板を使っていたと証言していますし、唇の動きを見せるのが上手い人は筆談なしでコミュニケーションできていたともいわれています。
2011-12-18 23:41:56あと会話帳って複数人の使い回しなので、他の人に見られたらイヤだなと思う書き込みとかはたぶん石板か自分の手持ちの紙か何かにしていたんじゃないかと。話題によっちゃ誰かに見られちゃ困るTLとかもまあ多々あるでしょう。
2011-12-18 23:45:51あと声の質も多少関係してるっぽいですよね。ルドルフ大公とかチェルニーとかは良く通る高めの声だったのではないか,とか。(『ベートーヴェンの耳』参照)
2011-12-18 23:47:17修論を読み返すと、「会話帳は特性上ときとして話題が断続的になり文脈を見出しがたく云々」とかくどくど説明してあるけど、いまなら「これは要するにベートーヴェンのアカウントだけが見えないTLで、シンドラーはそのTLをトゥギャった人」とサラリと説明できるのでべんり。
2011-12-18 23:54:10ポイント高いです。(゚▽゚)φ..... RT @eimi_fos: ほほう、チェルベトやルドベトは会話帳いらず、と…メモメモ(´ρ`*)
2011-12-18 23:55:13さすが詠実さんの発想は違うwww RT @eimi_fos: ほほう、チェルベトやルドベトは会話帳いらず、と…メモメモ(´ρ`*)
2011-12-18 23:56:061年くらい前に「ベトベンファミリーがもしツイッターをやったら」っていうネタを考えたことあったけど、この人らリアルにツイッターみたいなことしてんじゃねーか\(^o^)/
2011-12-19 00:02:21シンドラーはホルツの書き込みを抹消せずに晒すことによってその人格の低俗さをアピールしたかったらしいが、そのおかげでむしろホルツの萌えキャラっぷりが後世に残ることに…。
2011-12-19 00:02:28