「Design, Architecture and Law」吉村靖孝×田中浩也×水野祐 #daal1217 実況まとめ

Arts and law × 東京アートポイント計画 アートのためのキャリア支援プログラム2 「Design, Architecture and Law」 【ゲスト】 続きを読む
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Kakeru Asano / ynbr @ynbr

田中:劣化としての複製でなく、複製から進化をしていけるような提案をしていけたらなと思っています。 #daal1217

2011-12-17 13:43:25
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野裕(Art and law代表理事):プロダクトや建築などの実用品のデザイン。意匠法は特許庁に出願し、認められると似たデザインの物品を製造することは許されなくなる。登録しないと意匠は保護されない。著作権法とここが違う。 #daal1217

2011-12-17 13:46:11
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:権利が及ぶ範囲も国内のみ、登録から20年間のみ。対象は美観を伴う物品のデザイン。 #daal1217

2011-12-17 13:46:54
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:プロダクト建築に置いて大きな法制上の仕組みがあって、設計図は著作権で保護されるが、モノは保護されず、意匠法で保護されるという仕組みが大前提です。つまり、実用品のデザインは意匠登録しない限り独占できない。誰もが利用出来る。 #daal1217

2011-12-17 13:48:37
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:設計図は著作権で保護されるが、それをもちいてあらたに創りだしたものには保護されない。実用品とはなんだろうか。なぜ著作権で保護されないのだろうか。大量生産だから、意匠権があるからと言われているが理由となっていない。 #daal1217

2011-12-17 13:50:37
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:機能性の議論が行われてきた。アイデアは独占すべきじゃないというのが著作権で保護されないときの説明になっていると思います。 #daal1217

2011-12-17 13:51:27
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:実用品でも例外的に著作物として認められる二つの例、博多人形赤とんぼ事件、海洋堂の食玩シリーズ妖怪には著作物として認められた。動物は認められず、妖怪だけ著作物として認められた。 #daal1217

2011-12-17 13:53:01
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:著作権で保護するのか、意匠法で保護するのか。住み分けの問題があるということを頭に入れておいてもらえたらなと。意匠制度はこれでいいのかと。審査機関に送ってもなかなか認められなかったが最近は大分短縮されてきた。 #daal1217

2011-12-17 13:54:33
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:お二人は意匠法に登録されたことありますか。/吉村・田中:ないですね。 #daal1217

2011-12-17 13:54:59
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:よくデザイナーさんと話すときに、勉強されている方こそ「けど守られないよね」と言われるがそうでもないです。不正競争防止法の活用ではデッドコピーの場合は差止請求や賠償が認められる。 #daal1217

2011-12-17 13:55:50
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:物のパブリシティ権、一般的には芸能人に対する肖像権。外観の経済的利益を保護する権利。勝手に広告に有名人を使うと訴えられるアレ。最近アメリカでは物にもパブリシティ権がうまれつつある。日本では過去に最高裁で明確に否定されたが、地裁、高裁では肯定例あり #daal1217

2011-12-17 13:57:34
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:現状では、著作権は原則なし→意匠登録はお金もかかるしめんどくさい→不正競争防止法の活用、商標法の活用(LVのモノグラムがいい例)、不法行為もありうる。 #daal1217

2011-12-17 13:58:27
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:あまり泣き寝入りせずに考えていいのではないかと私は思います。これで現在の法律に纏わる話を行います。ここからはオープンソース時代におけるルールについて考えみようと思います。 #daal1217

2011-12-17 13:59:09
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:テーマを決定したいと思います。デジファブが普及されて法改正はどう起きうるのか私なりに考えました。設計図からプロダクトという二元論は同変容していくのか。デジファブは本当に情報と物質の境界をジャンプできるのか。 #daal1217

2011-12-17 14:00:42
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

これに来ています→「Design, Architecture and Law」 http://t.co/OnTDLI0L #daal1217

2011-12-17 14:01:13
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

田中:図面、データと物という三つがある。図面は基本的には指示書だと思うけれども、データは物のソースですよね。デジファブは指示書を通らなくてもデータが直接ものになる可能性がある。 #daal1217

2011-12-17 14:01:55
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:指示書はかわらないだろうと。/吉村:BIMは三次元をコンピューターの中で完全に立ち上げれば様々なシュミレーションが出来る。そのまま立てられるような情報を三次元に立ち上げる。それを図面に切り出すことも出来る。 #daal1217

2011-12-17 14:02:50
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

田中:図面が譜面、データが音声データかな。/水野:譜面がないと演奏できないのかな。 #daal1217

2011-12-17 14:03:20
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

吉村:今は専門家を介さずにデザインすることはかなり難しいですが、将来的には素人の人が作れるような世界が遠からず来るとは思うけどな。/田中:fablabスペインの家は、あれはプラモデルですよね。だから将来的に番号を繋げていけば出来なくはないですけど。。 #daal1217

2011-12-17 14:04:40
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

田中:ただあれはプロが設計したものですからね。これは即興では作れないと思います。料理とは即興でも作れるかもしれない、図面が必要ではない。ただ、その割合は新しい技術で簡単に作れるかもしれないが電子工作や建築は極北の方にいると思います。 #daal1217

2011-12-17 14:05:41
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

吉村:昔から結構三次元みたいな曲面を作るときに同じピースを創りだして職人の技術で作る場合と、コンピューター上で複雑に創りだして職人さんが作る場合がある。これは昔からも変わっていないような気がする。 #daal1217

2011-12-17 14:07:01
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

吉村:それが一気通貫で出来る時代がいつか来るかなとは思っていたんだけどな。/田中:たしかに、レンガをロボットが正確に置くといったことはインスタレーションなどで出てきていますね。 #daal1217

2011-12-17 14:07:58
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

水野:オープンライセンスの可能性について。吉村さんのCCハウスの可能性はどの様に考えているのでしょうか。 #daal1217

2011-12-17 14:09:36
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

吉村:CCライセンスと、建築の緩い著作権の運用の仕方は近いんじゃないかと思っていた。建築のデザインって、門下生度というか徒弟制度みたいなものがあって、師匠の影響をもろに受けてそのまま再生することになんの疑問を持たない人もいる。一般の人からは一緒に見えるものも #daal1217

2011-12-17 14:11:02
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

吉村:また建築関係の雑誌ってマーケットに比べて雑誌が多い。そこで決めのデティールを惜しげもなく公開している。製品だと普通は隠すものですよね。それが悪いものだとは僕は思っていなくて、みんなで建築文化を育んでいる意識がある。それとCCの考え方は近いなと。 #daal1217

2011-12-17 14:12:26