インドの魅力は草の根イノベーション。デフレの元で育った日本の若者は視野を広げるチャンス
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インドでリバース・イノベーション(逆・技術革新)の実例をまざまざと見た。インドは新興国だが草の根イノベーションの力が強い。先進国が技術移転をしようとして、それをさらに革新的なものに進化してくれるのだ。医療機器でその例は顕著だが、繊維の業界でも凄い。インドの素材技術に感嘆させられた
2011-12-20 10:27:41ファッションのデザインもそうだ。インド=新興国=ダサい、こんな関係ではない。世界から最高のデザイナーを集めてデザインさせているのでインドの最先端のファッション相当にオシャレだ。いやトレンドを造っていると言ってもいい。街を歩いただけではそんな風景には会えない。
2011-12-20 10:30:22最高にオシャレな人達は街を歩いていない。ヘリや高級乗用車で移動している。その人たちの装いは世界の誰よりもオシャレなのだ。そしてそれは欧米製ではない。インド製なのだ。東京も適わないかもしれない。
2011-12-20 10:32:47人口が多いとか、若いとか、成長しているとか、がインドの魅力ではない。草の根イノベーションの力だ。インド人は管理するのが世界一難しい人種だとインド人は言う。それは言った通りに動かず自分の考えでやろうとするから。皆起業家精神に溢れるのだ。だから現場は混乱するが、革新が生まれる。
2011-12-20 10:34:49混沌を受けて入れられる人しかインドにはいられないだろう。シンガポールが好きな人にはインドは無理。香港が好きな人には向いているかもしれない。
2011-12-20 10:35:44インドに行くまでは上から目線だったうちの技術者が、インドのパートナーの商品を見てうなった・・・「凄い・・・うちの方が学べるんじゃないか・・・」研究開発拠点をインドに置く時代が来ると思う。実際欧米ではコールセンターからR&D拠点になっている。ITだけじゃないのだ。来てみんとわからん
2011-12-20 10:46:09インドの魅力のもう一つは、草の根イノベーションでできた製品を消費する超プレミアム市場あること。百万円のスーツを5着同時に買って帰る人が中規模都市にも存在するのだ。そしてアッパーミドルクラスがどんどんその層に入っていく。バブルは始まったばかりなのだ
2011-12-20 10:52:16見える景色が全然違う。スケールも。リスクなんてこれからの日本の方が高いよ。シンガポールとかベトナムとかインドネシアじゃないんだよ。インドを見てからそういう国を見て欲しい。日本の若者はインドに見に来るべきだ。デフレ下で育った日本若者にこそインドを見る意義や義務があると思う。
2011-12-20 11:07:42