仮面ライダー 感想まとめ(1~52話)

大山シュウ @ohyama_emerald

MXにて初代仮面ライダーの再放送が始まったので、さっそく視聴。当たり前だけど藤岡弘、さんがめっちゃ若い！　イケメン！　そんでもってこの頃から濃い！

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ちょうど令和一発目のゼロワンが始まったばかりな現在からするとやはり隔世の感はありますが、それが味でもあります。アクションシーンはCGなど無い頃のこと、役者さん方の体当たりで構成されていますけどその分今見ても迫力がありますね。

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緑川博士からは気弱な印象を受けます。 おそらく拉致されて協力を要求され、命の危険を感じて本郷猛を改造人間の素体に指定したうえ、たぶん改造手術にも一枚噛んでるのでしょうが、良心の呵責に耐えかねて脱出したまではいいとして娘のルリ子の身を案じてオロオロしたり、頼りない姿が目立ちました。

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まあ一般人でありながらオトリ作戦でショッカーに一杯食わせたうえ、後でしれっと無傷で出てきた藤兵衛のおやっさんが異常に頼もしいだけなのかもしれませんが。この人これで本当にただのスナックのマスターだからなぁ…

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仮面ライダー2話。 いろいろあって深入りしすぎたルリ子が危険に遭うも、本郷の機転で無事生還。父殺しの誤解も解けました。彼女は今後しばらく、協力者として物語に残留することになります。

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今回の敵は蝙蝠(こうもり)男。劇中では人間蝙蝠と呼ばれています。牙にナノマシンを思わせる特殊なウィルスを備え、噛み付いた人間の脳を支配して操ることができます。犠牲者の中に紛れてルリ子を騙すなど狡賢いヤツですが、本郷との交渉でうっかり血清の所在をバラしたため反撃に遭うことになります。

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血清は他ならぬ蝙蝠男の爪でした。 結果、彼は1号ライダーのライダー投げを食らって絶命したうえ残された片腕をまんまと逆利用されることになります。 これも一種のドロップアイテムってやつでしょうか。 「"蝙蝠男の爪"を手に入れた！」

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仮面ライダー3話。 無辜の人々を勝手に拉致ってきて働かせ、見込みがなく労働力にもならないとなれば「適応できなかった」と人体実験にかけて始末するのがショッカーのやり方です。最近はなにかとギャグのネタにされがちですが、元々はこういう非道な連中だということを忘れてはなりませんね。

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一方で、ライバルに勝ちたいがために人の心を捨ててショッカーに身を捧げる者もいます。本郷が親友とまで称した早瀬五郎という男も、残念ながらその一人でした。怪人さそり男こそが本当の顔となり、早瀬としての顔はマスクになり果ててしまっている節があります。

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早瀬への説得も試みた本郷ですが、尺の関係もあって割にあっさり諦め、ライダーシザースで引導を渡しています。そのまんまナレーションとともに締めへ入るので、我々視聴者は親友を失った本郷の心へ想像を馳せる暇もありません。ハードさの割に描写があっさりなのもこの頃の味ですかね。

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仮面ライダー4話。 今回の敵は人食いサラセニアンです。食虫植物の特徴を取り入れたという初の植物怪人であり、やろうと思えば人ひとりを溶かして食ってしまうこともできますが、言葉を発することはできない模様。蜘蛛男も確か喋ってなかったし、このへんの基準はよくわかりませんね。

大山シュウ @ohyama_emerald

コイツの役割はどうやら改造人間の素体確保だったらしく、すでにいくらかの成功は挙げていた模様。本編では幼いケンタ君の姉が攫われてます。もちろん助け出されましたが、その時点で6人もの蒸発が同じ場所で起こっていました。

大山シュウ @ohyama_emerald

改造人間である本郷はまだ力のコントロールがうまくいかないのか、ケンタ君をあやそうとしてアザを作らせてしまってます。この手の描写はとりわけ序盤に多いと記憶してますね。一方で初めて仮面ライダーの名が呼ばれヒーローとして感謝されるなど、後味はスッキリしていました。

大山シュウ @ohyama_emerald

仮面ライダー5話。 カマキリの卵と呼ばれる核爆弾を使い、巨大地震を起こして都市部を壊滅させんとショッカーが企みます。それ使って直接攻撃しちゃダメなのかと思わないでもないですが、表舞台に出ないのがショッカーの名目ですから仕方ありませんね。

大山シュウ @ohyama_emerald

この計画のために動いていたのが怪人かまきり男。本郷の幼馴染であり優秀な地震学者である雨宮ちか子を拉致し、催眠にかけて準備をさせていました。どこを爆破すれば効果的に地震を起こせるかを「身内」だけで計算するには、ショッカーといえど難しいということなのでしょう。

大山シュウ @ohyama_emerald

ちか子がどの時点で催眠にかけられていたのかは意見が分かれるところでしょうが、最初に本郷が助けに行って顔を合わせた時にはもうかかっていたと見るのが妥当でしょう。気絶中にうわ言で呟いたキーワードこそ、彼女の本心のあらわれなのでしょうね。

大山シュウ @ohyama_emerald

現状、ショッカーの怪人は破壊工作が主な仕事で対ライダーは然程考慮されてないのか、戦えば一号にはかないません。罠にはめて爆弾で始末しようとするあたりもその証拠ですが、爆風をパワーに変身されちゃ本末転倒ですね。 ところで件の核爆弾、起爆を止めたのはいいけどほっといて大丈夫でしょうか。

大山シュウ @ohyama_emerald

仮面ライダー6話。 ナチス・ドイツの遺した謎の鉄箱を巡るミステリアスな筋書きで、初の前後編でもあります。今となってはとんと見なくなった類ですが、昭和までは割にありふれた設定でした。

大山シュウ @ohyama_emerald

この鉄箱の在処を知っていたのはなぜか日本軍元海軍将校の砂田という男でしたが、どういう経緯で彼の手に秘密が渡ったのでしょう。一応昔は同盟国だったわけだし、なんらかの事情で信頼できる人物として託されたのでしょうか。

大山シュウ @ohyama_emerald

今回の相手は死神カメレオン。姿を消すのはもちろん変装も得意としていますが、直接戦闘は苦手なのか本郷とは直接まみえようとせず、罠に嵌めての殺害を試みたり慎重な姿勢が目立ちました。一方で部下に化けた本郷をアジトへ案内してしまったり、いささか迂闊な面も。本領は次回発揮かな。

大山シュウ @ohyama_emerald

仮面ライダー7話。 ナチスの隠し財産の鍵を握る箱をめぐっての活劇、その後半戦です。風の起こらない深い密室という対ライダーの罠に落とされた本郷でしたが、箱が偽物だということを利用して駆け引きし、うまく切り抜けてます。直後の砂田パパ救出はラッキーですが、頭脳派の面が出てますね。

大山シュウ @ohyama_emerald

おやっさんやルリ子を交えつつ火花を散らす仮面ライダーとショッカーですが、最終的には本郷が一枚上手でした。一足早く隠し財産へたどり着き、これを処分したのです。結局、数兆円の価値が眠るということ以外はわからないまま。砂田によれば、ヒトラーが再起するための資金だったそうですが。

大山シュウ @ohyama_emerald

本郷はまだルリ子に正体を秘密にしていたのですね。言われてみればそうだった。エキスポタワーから落とされたあの状況からどうやって助かったのか、あとで説明に苦労してそう。

大山シュウ @ohyama_emerald

この回、決戦の舞台として大阪万博跡が登場します。考えてみりゃかの一大イベントからまだ一年しか経ってない頃ですから、跡地もまだ真新しいのですね。いやはや時代ですな。