リアルイベントの作りかた(E-Pin企画・城島和加乃さん)

参加型推理イベント『ミステリーナイト』などを企画・運営されているE-Pin企画の城島和加乃さんが発言されている【リアルイベントの作りかた】について、城島さんの発言を抽出してまとめたものです。(34,36,37については拾えず)
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城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

推理謎解き作りのブレストのとき、違和感を感じたり、ここは参加者が迷うという懸念を感じてしまったら、それ以上のアイディアが出てこない限り私は一歩も譲らない。ので、若い人たちは「やりにくい」「面倒臭い」と感じるかもしれませんが、絶対良いものになるから信じて付いてきてください。

2017-04-30 00:27:17
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

5月病になりそうな新人さんへ。 あまり何も考えずに、頼まれたことをこなしているうちに、いつの間にかスキルアップしてるのが仕事の常です。こんなはずじゃなかった、とか、私がやりたいのはこれじゃない、とか考えずに、まずは3ヶ月過ごしてみることをお勧めします。

2017-04-30 00:44:54
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

1は何か掛け算したら何倍にもなりますが、0を1にする、無から有を生み出すのは∞みたいな作業ですよね。 何もないところから何かを出すマジシャンにもタネがあり、創作活動においては経験と知識なのだろうかと拙い頭で感じたり。私も頑張ろう、と思った太田さんのツイート。 twitter.com/tadashi_ohta/s…

2017-05-01 21:16:47
太田忠司 @tadashi_ohta

物語を生み出す作業とは中井英夫風に言えば「手を一閃して虚空から花を掴み出す」ことだけど、僕の場合とてもじゃないけど「手を一閃」なんて粋なことはできない。もがきあがきながら手を伸ばしてようよう何かを掴み取る。今、その苦しみの真っ最中。伸ばした手が虚しく虚空を掴むのみ。

2017-05-01 18:01:09
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

失敗したり、上手くいかなかったり、挫けたりしたとき、ヘコんでも沈んじゃだめ。感覚的ですが、ヘコんだらヨイショって這い上がれる。沈んだら海底を彷徨い、浮上するエネルギーがどんどん失われる。

2017-09-23 17:29:38
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

推理系の謎解きイベント(ミステリーイベント)は、クオリティのきちんとしたものが定期的に行われれば、つまりクオリティレベルが安定すれば、もっと需要がある気がする。30年の歴史があるのに、作り手が続かず、今でも圧倒的に作り手が少ない。〈続く〉

2017-10-10 22:58:15
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

続き〉それは、(いつも言っている)国語系のイベントゆえ参加者の色々な解釈が出来やすく、解答も自由度が高いため、ハズレたとき(作り手の意図とは違う解答のとき)の不満度も高い。これを飲み込む強さと、そこから勉強しようというエネルギーを持ち続けるのが大変だからだと思う。

2017-10-10 22:59:29
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

落ち着く時間は必要だ。今までの自分と、今の自分の時間と、これからの自分を遠心分離機にかける。 落ち着いて、くるくるゆっくり思考を回す。今までやってきたこと、これからやりたいこと。 静かに、本当にやりたいことが見えてくる。

2017-10-11 00:16:48
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

物語の作り方は人それぞれだと思うけれど、私が作るミステリーは、漠然とした物語のイメージができたら、だいたい最初にタイトルを作る。自身がそこにインパクトを感じないと、なんだかダメで。 参加者に謎解きをしてもらう性質ゆえ、まずタイトルに「解きたいトキメキ」がないと、なのかもしれない。

2017-10-27 21:13:43
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

私見ですが、エンターテイメントとしてのミステリーは、殺人事件を取り巻く人間や設定に多少のコミカルさが必要と思っている。ふざけるという意味ではなく、殺人事件という惨忍なテーマから「推理」に焦点を移すために効果があると思う。刑事や探偵同士の関係性とか個性とか。やりすぎ注意だけれど。

2017-10-28 14:58:53
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

私はどんな参加型謎解きも、結果、物語主軸になると思ってます。 小説的というか、誰の描く物語が好きかで参加者が本を選ぶようなことに近い感じになると。 「解き方」はいくつかのパターン化されていくだろうし、会場や方法論もある程度決まっていく。 つまりは物語が最も複次元的なのです。

2017-10-28 23:20:38
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

過去の誰が(フーダニット)が何を考え(ホワイダニット)どうやって作ったか(ハウダニット)という果てしない謎解き。アントニオガウディと西岡常一さんを思い出す。 自分は見ることができなくても、と後世のことまで考えて取り組む姿勢と勇気。 www3.nhk.or.jp/news/html/2017…

2017-11-04 10:57:35
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

私は、世の中の謎解きイベントは物語マターになって行くと、ずーっと前から思ってる。そして、そうなってきている。場所や時を選ばず膨らみを持たせられるのは物語なのだから。

2017-11-26 23:26:52
城島和加乃 JOSHIMA,Wakano @w_jo

一生懸命であることと、責任感があるのと、愛があるのと。全て意味が違う。

2017-12-11 02:25:18
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