2024/2/25開催『「アカデミック・フレーズバンク」の使い方』(講師:高橋さきの)ってどんな内容?

詳細・申し込み https://bit.ly/AcademicPhrasebank2024 主催翻訳フォーラム・講師高橋さきの 英文執筆のためのヒント満載
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Sakino Takahashi @sakinotk

文章について議論する際の前提事項として、共有が必要と考えてきたのが下記。 ⑴ 合格:書き手の頭の中を追える文章 ⑵ ダメ文その1(ぎりぎり):何が書いてあるかまではわかるが、書き手の頭の中は追えない文章 ⑶ ダメ文その2(論外):何が書いてあるかすらわからない文章

2024-01-26 09:34:45
Sakino Takahashi @sakinotk

ChatGPT等の生成AIによる文章執筆でも、プロのエンジニアががんばれば、ジャンルによっては⑵までは可能。 こうした時代でもあり、⑴と⑵の区別が、文章論議の基本として広く共有されることが必須。

2024-01-26 09:34:46
Sakino Takahashi @sakinotk

翻訳でいえば、⑴は最初から人間が「考えながら」訳さないと無理、⑵は、機械翻訳の手直し(MTPE)と称される「実質訳し直し」でもなんとか到達可能、⑶は、誤訳、抜け、重複だらけの文章。MTPEは基本こちら。

2024-01-26 09:34:46
Sakino Takahashi @sakinotk

文章執筆一般についても対応させておくと、⑴は最初から人間が「考えながら」書かないと無理、⑵までは、機械出力物の手直しでもジャンルによってはなんとか到達可能、⑶生成AIによって書かれた文章は、ぱっと見OKでも基本こちら。

2024-01-26 09:34:46
Sakino Takahashi @sakinotk

翻訳関連のトークでこの間ずっと使ってきているスライドだとコチラ。 pic.twitter.com/3f8YXx0c9g

2024-01-26 09:37:57
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Sakino Takahashi @sakinotk

ヨノナカの文章指南本で解説されているのは、基本⑵。 つまり、⑴⑵の区別に関して無意識なのがデフォ。 理由は⑶が多すぎて、そこを何とかしようとがんばって解説していると、⑴まで到達できないから。 その事情はとてもよくわかるのですが、「書き手/読み手」意識は大事。 x.com/sakinotk/statu…

2024-01-26 09:44:30
Sakino Takahashi @sakinotk

なお、翻訳の議論になると、「書き手」「読み手」だけでなく「訳し手」もまじえた3者の議論になってきます。

2024-01-26 09:44:31
Yufuko @rhetorico

日英翻訳者の高橋さきの先生の講座!アカデミックフレーズバンクは他の表現集と一味違う。まだならぜひ。 以前お話を拝聴したら言語学的な視点を踏まえたお話も多い。 twitter.com/FHONYAKU/statu…

2024-02-11 07:57:37
翻訳フォーラム公式 @FHONYAKU

「日本語で引ける英語活用辞典『アカデミック・フレーズバンク』の使い方」の受付を開始しました。皆様のご参加をお待ちしております! 2024年2月25日(日)13:00~15:00 @ Zoom 講師:高橋さきの bit.ly/AcademicPhrase… #アカデミック・フレーズバンク2024 pic.twitter.com/LZR0M3bdUn

2024-01-17 00:43:44
Sakino Takahashi @sakinotk

@rhetorico 一度おうかがいしようと思っていたのですが、私の場合、英語の表現って(母語側もですが、特に)、ピクトグラム(的な何か)対応なのですよ。界隈の言い方だと、全然別の場面も含めて《絵》というふうに雑なかたちでの言及しかできていませんが。「↗」とrise, increase, steep, gradual........↓

2024-02-11 09:03:58
Sakino Takahashi @sakinotk

@rhetorico その他、類語表現群が記憶の「引き出し」に入っている感じでしょうか。「↗」と対応して、日本語側も各種表現が引き出し内に。 「アカデミック・フレーズバンク」は、原文側(英日どちらの場合もあり)を文脈あり(典型文なので)で指定して、対応訳文表現を文単位で引き出す活用辞典です。

2024-02-11 09:07:24
Yufuko @rhetorico

@sakinotk 興味深いです。認知言語学はイメージスキーマをたくさん使って説明する派閥(Langacker)とかありますしそれをメタファー的に展開するのもありです。人間の認知様式は結構な部分が空間的な認知なのでそれに準えられた表現が多いのでしょう

2024-02-11 09:16:04
Sakino Takahashi @sakinotk

@rhetorico もともとそうだったのか、翻訳脳になってしまった結果なのかはわかりません。そもそも、他の翻訳者の頭の中がどうなっているか不明ですし、訳文を見ているかぎりそうでない人の方が多そうでもあります。

2024-02-11 10:16:46
Yufuko @rhetorico

@sakinotk 複数の言語を同時に扱う人と、そうでない人で言語運用のよりどころにしているものが違う説ですか? すごく興味深いです

2024-02-11 10:48:02
Sakino Takahashi @sakinotk

@rhetorico だんだん思い出してきたのですが、90年代前半(つまりパソ通時代)にこのはなしを同業者から聞いたときは、彼も私も、「そんなん無理ぃ」というはなしをしていたのでした。変われば変わったものです。

2024-02-11 12:12:23
Sakino Takahashi @sakinotk

@rhetorico 今も、限定的なのだとは思いますが。 まぁ、インターネット前の時代は、Dudenの使用が推奨されていたわけで、Dudenで確認的な作業を励行していると、いろいろ変わってくる部分があるのかもしれません。(↓は英独なので、ちょっと外れていそうですが) pic.twitter.com/XOuzxrzYpL

2024-02-11 12:19:02
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ご紹介いただいています

Hiroko Yoshida@🇺🇦『めくってたのしむ原子と分子ずかん』 @chiruru

お知らせ:翻訳フォーラムおうちでレッスン「『アカデミック・フレーズバンク』の使い方」(2024/02/25) topurpledawn.wordpress.com/2024/01/24/aca…

2024-01-24 16:19:31
丸善岡山シンフォニービル店 @maruzen_okayama

【理工】『アカデミック・フレーズバンク』(講談社) 卒論の追い込み時期の方!!もしかしたらこちらの書籍が助けになるかも…?? その他、これから目指す方にもオススメのものを集めて当店B1階話題書コーナーに展開しています! #卒論 #修論 pic.twitter.com/8KLDwHUbAm

2024-01-23 17:25:35
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Sakino Takahashi @sakinotk

@maruzen_okayama 訳者です。面陳していただいて、ありがとうございます。 本書は対訳形式なので、日本語部分だけを使えば日本語での卒論執筆にもおおいに役立ちます。 なお、監修者は最近まで30年近く岡山大学で教えておりました。

2024-01-27 19:59:21
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

はてなブログに投稿しました # 『アカデミック・フレーズバンク』の使い方~翻訳フォーラム・おうちでレクチャー第1弾~ - 禿頭帽子屋の独語妄言 side α baldhatter.hatenablog.com/entry/2024/01/… #はてなブログ

2024-01-30 22:02:05
asadori_Qly @AsadoriQ

『アカデミック・フレーズバンク』はとても有用な良書なので研究室に複数部置いてある。 kspub.co.jp/book/detail/51…

2024-02-11 09:13:30
Aya Takahashi @ayaNov13

申し込みました! 最近、英語で文を書く機会が増えたのですが、「またこのパターンで書いてる」となりがちで…。『アカデミック・フレーズバンク』を使い倒して表現の幅を広げたい! 申し込みは2/23(金)23:00締切、3/11(月)23:59までのアーカイブが付いているようです! peatix.com/event/3822865

2024-02-15 23:50:58

「非ネイティブが、伝わる英文をいかにして書くか」がテーマです。翻訳者でない方も、ぜひ!