富岡町の小中学生800人「再会のつどい」フリージャーナリスト4名の方々のツイートまとめ

富岡町の小中学生800人「再会のつどい」 東京電力福島第1原発事故で全住民が避難する福島県富岡町の小中学生ら約800人が23日、同県天栄村の観光施設「羽鳥湖高原レジーナの森」に集まり、「再会のつどい」を開いた。 渡部 真さん @craft_box 畠山理仁(みちよし)さん @hatakezo 続きを読む
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渋井哲也 @shibutetu

@eeeiiikkko なんか、いろんなタイミング、親の仕事の有無、親の考え、そのときの子どもの心情などがいろいろあって、「選択」することになったのだろうと思います。でも、それは「積極的選択」ではなく、そうするしかなかった、選択せざるを得なかった、というのが強い状況ですもんね。

2011-12-24 01:24:34
渋井哲也 @shibutetu

@Hrc4st たしかにコミュニティの崩壊です。積極的に離れていったのなら、割り切りも早いのでしょうが、原発事故によって、全国津々浦々まで避難することになってしまった。

2011-12-24 01:26:03
渋井哲也 @shibutetu

(続き)それにしても、避難先のあてもなっく全国へと避難していた人が多かったんだなあと思う。ガソリンがなくなるまで走り続け、そこで住み着いたという中学3年生がいた。パニックを避けるために「直ちに影響はない」と会見で言っていた政治家は、いったいこういう事態をどう思うのか。

2011-12-24 01:29:12
渋井哲也 @shibutetu

(続き)中学生は警戒区域内に一時帰宅で入れない。そのため、忘れて来たものを親達に持って来てもらっていた。女の子でよく聞いたのが、嵐のDVD。犬夜叉が好きでフィギュアを持って来てもらったという女子もいたねえ。「彼女は2次元しか愛せない」と言われていたっけ。

2011-12-24 01:33:02
渋井哲也 @shibutetu

(続き)富岡町の「再会のつどい」では知り合いのフリー3人も取材していた。同じ会場で取材するも、声をかける対象が違っていた印象。特に、畠山理仁さん @hatakezo とは聞く対象が違っていた。同じ場所にいながらも、書く原稿はまったく違うのだろうと、ツイートを見て改めて思った。

2011-12-24 01:43:49
渋井哲也 @shibutetu

(続き)全国に避難した子どもたちが再会するのは震災以来初めてが多かったが、中1の生徒たちは夏に行われた卒業式にも会っている。また、近くに避難している子どもたちはたびたび会っている。ケータイメールで連絡していることが多いらしいが、彼氏彼女の場合は、さすがに親ケータイは使いにくい。

2011-12-24 01:47:00
渋井哲也 @shibutetu

(続き)富岡町の「再会のつどい」関連のツイートが、畠山理仁さん @hatakezo と私が聞いている対象が違いすぎると思ったら、聞いている内容も違う。二人がみた「子どもたちの世界」はまったく違うかもしれないと思った。この件で対談とかすれば、同じ会場にいたのかを疑うはず。

2011-12-24 01:56:40
渋井哲也 @shibutetu

(続き)震災直後、福島県のある小学生がなかなか辛い現実の話をしてくれなかった。そのため、この子の本音を聞くために、可能な限り会いに行こうと思った。何度か会い、無駄話をしていると、聞いてもいないのに震災当日の記憶を話してくれた。初対面でわかった気になるな、と学んだんだった。

2011-12-24 09:27:01
渋井哲也 @shibutetu

(続き)だからきっと、昨日の富岡の小中学生も2度、3度会えば、話す心情も違うはずだ。いくら新しい環境に慣れたからといって、「富岡に戻りたい」「友達に会いたい」という気持ちがあるかもしれないし、可能になる条件がそろわないと難しい。気持ちを押し殺している子どももいるかもしれない。

2011-12-24 09:31:12
渋井哲也 @shibutetu

(続き)12月3日に富岡小中学校の学習発表会で話を聞いた中学生を昨日、見かけなかった。見逃したのか?参加しなかったのか?あれだけの人数なら見逃しても仕方がないか。参加していたのなら今度、感想を聞いてみよう。初めて行った時に話をした小学生はいたが、声をかけるタイミングがなかった。

2011-12-24 09:59:16
渋井哲也 @shibutetu

(続き)昨日、話を聞いた中学3年生の中に、将来の夢は公務員という人がいた。富岡をなんとかしたいと言っていた。友達にちゃかされていたが、表情は真剣だった。保育士になりたいといった男子生徒は避難所で子どもと遊んでいて、周囲に言われたらしい。震災経験が将来の夢と結びつくことがある。

2011-12-24 10:03:59
渋井哲也 @shibutetu

去年の今頃、「来年はちゃんとアウトプットするぞ!」と思って、母校の中学で起きたいじめ自殺を取材し始めた。足利事件と時期が重なってほとんど報道されなかったので、掲載されたものの週刊誌では中途半端なので、もっと詳細をどこかにと思って営業しようとしていたら震災が起きてしまう。

2011-12-24 10:10:26
渋井哲也 @shibutetu

(続き)私が富岡の学校を取材するきっかけになったのは、東京での研究会で知り合った大学生の話だった。震災からしばらく経ち、これ以上、行く場所を広げないようにしようと思っていた頃だった。福島出身の大学生から、富岡はまだ大変だ、という話を聞いた。東京での出会いが震災取材につながった

2011-12-24 10:58:59
渋井哲也 @shibutetu

(続き)昨日の富岡の中学生の反応として、誰かを取材し終わると、別の生徒達が「いいなあ。取材」とか言っていた。他の地域の取材ではこんなことはあまりない。全国に散らばり、しかも避難所生活をしてないとなれば、ほとんど取材を受けてないのだろう。言いたいことがたくさんあるのかもしれない。

2011-12-24 11:02:52
このツイートは権利者によって削除されています。
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このツイートは権利者によって削除されています。
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渡部真 @craft_box

昨日は、羽鳥湖高原レジーナの森で 渋井さん @shibutetu 畠山さん @hatakezo 村上さん @japancenturion と共に、富岡町「再会のつどい」を取材。渋井さんも書かれていたとおり、それぞれ取材対象に対するアプローチや距離感が違って興味深かった。

2011-12-24 15:07:47
渡部真 @craft_box

元々渋井さんは若者を、僕は教育機關などを取材対象にしているし、震災以来、渋井さんと僕はたびたび一緒に取材しているので、同じように学校や子供達を取材することが多い。だが、取材現場や取材対象が重なっていても、僕と渋井さんは関心の対象が違う。

2011-12-24 15:15:51
渡部真 @craft_box

だから、二人で同じ人のインタビューをしていても、その取材で引き出したいことが違ったり、そこから受け取った印象に食い違いがある事もしばしば。ただ、少なくとも僕は、渋井さんの僕とは違う視点の取材から勉強になることも多いと感じている。

2011-12-24 15:17:16
渡部真 @craft_box

他にも違うことは沢山あるが、それは誰との間でもあることで、一番感じるのは興味や関心の違い。それと相手との距離感。昨日も、渋井さんは約4時間の行事の間、ひたすら生徒・児童にインタビューを繰り返していた。僕が気がついた範囲では、5分と空けずに次から次へとインタビューを繰り返していた。

2011-12-24 15:19:15
渡部真 @craft_box

渋井さんが子供達に話を聞きまくっている間、僕は、生徒達はもちろん、教師、校長、親など、周囲の大人達の話も関心の対象で、万遍なくいろんな人の話を聞いていた。また、渋井さんが基本的に一つの場所にいる中で、僕はレストランや隣の建物に移動しているグループなど、全体をみたくなってしまう。

2011-12-24 15:21:24
渡部真 @craft_box

それは、特に写真や映像の問題で、後で使う際、いろんな場所の絵があった方が編集的に使いやすいと考えてしまうからだ。ひたすらインタビューを積み重ねる渋井さんの取材と、全体的に薄く広く捉えておきたい僕の取材。まぁ違いはあっても、渋井さんは組織取材もできるので、いろいろ助けてもらってる。

2011-12-24 15:23:25
渡部真 @craft_box

一方、畠山さんが子供達にインタビューしているのを側で見ていて思ったのは、畠山さんは家庭的なアプローチということ。例えば、震災以来、お小遣いに変化があったか聞いていたのもそう。震災以降の家庭の経済事情が垣間見える質問で、僕にはない視点だった。

2011-12-24 15:25:10
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