- b_skywalker
- 1071
- 0
- 0
- 0
新生現役軍、開戦5時間前 この頃はまだ、名前こそ知られていたものの、物同連合のパルチザン活動は活発化してはいなかった。
2011-12-25 21:11:08「・・・んでまとめると、空軍の戦闘機の種類が少ないから、電気部を中心としたメンバーで新しいやつの設計図を作ってほしい・・・ってことだな?」空軍本拠地、武道場で永田大尉が問いかける。その先には・・・
2011-12-25 21:11:30「OK、できる限り早く完成させようじゃないか。」「お願いします。」会話が終わると、永田大尉は武道場を出、新設計図作成へ向かった。その永田大尉と入れ替わりにきゃんど中将を呼んだのは、AAF兵士だった。
2011-12-25 21:12:37「きゃんど中将、第二軍の哨戒活動が終わりました。引き続いて第一軍の哨戒活動の時間です。」「了解した、第一軍は直ちに滑走路へ向かえ!」彼はそう叫んだ後、自分の操縦席に着いた。
2011-12-25 21:13:01「各軍、哨戒活動を怠らないように、戦争状態ではないとは言え、必ずしも平和ではないことを忘れないように。」総司令官のニロ中将が言う。
2011-12-25 21:13:37「あいつ・・!アフロ、撃って。」「了解です。新型砲台試しますか。」アフロがそう答えると、彼は横に長いボールを取り出した。
2011-12-25 21:14:20「スナイパースパイク。」一本の閃光が、栄から今池に放たれる。「ぐぶぅ!」と腹に鈍い音を立てて、いのっしは倒れ込んだ。「くっ・・・ゲーセンはすぐそこなのに・・・どてっ。」
2011-12-25 21:14:40「プリンス1より司令部、これより名古屋西部の哨戒に入る。」「了解した、プリンス1、気をつけろ。」プリンスというコールサインはおーじ少将率いる第二軍が使用している。
2011-12-25 21:15:48「・・・別の戦闘機のようだ・・・!発砲!発砲!所属不明戦闘機より発砲!」その言葉が響いた武道館全体が凍り付いた。「第二軍、発砲を許可する!第一軍、第三軍スクランブル!急げ!」いきなり慌ただしくなってしまった。
2011-12-25 21:16:21「AAFよりAGH、第二軍が名古屋駅上空にて所属不明軍と交戦!」「AGHよりAAF、所属不明軍のエンブレムを確認せよ。こちらで照合する。」「了解した。すぐに送る・・・」
2011-12-25 21:16:35AGH総司令官、ニワレン大将が送られてきた映像を確認する。「原君、結果は?」「・・・いくつか異なる点がありますが、昔の物同連合とよく似ています。」
2011-12-25 21:16:48「物同連合?あそこは戦闘機なんか持ってるとこだったか?」「わかりません、ですがそう考えてよろしいかと。」「了解、AGHよりAAF、所属不明軍は物同連合と思われる。迎撃せよ!」「了解しました!」
2011-12-25 21:17:01「奇襲は成功したようだ。全軍、殲滅を目標とせよ。」名駅上空戦のなか、無線が混線する。「・・・この声は・・・ストらバ!?」
2011-12-25 21:17:13