赤い手は滅びのしるし第5版-血風のアーヴィ- 第09話

takataka @takataka360

筆が遅く、１ヵ月前になりますが、赤い手は滅びのしるし5e版の第9回目の備忘録レポート！ 北の細道の封鎖砦を攻撃占拠した英雄たちは、砦の維持を獅子衛兵隊に引き継ぎ、 黒沼の捜索に向かいます。 #dnd5e #dndj #dnd #赤い手

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黒沼はその名の通り湿地帯で、広大な面積がありますが、英雄たちはウォーターウォーキングの魔法で、水に入ることなく、効率的に黒沼を進みます

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沼を進んでしばらくすると、シギィが新しく契約したフクロウの使い魔ワイズマンが、その鋭い視覚で大きな動物の亡骸を発見します。

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とりあえず調査してみようと近づく英雄たち。 すると、沼地の中から緑色の大型クリーチャーが2体現れ、英雄たちに襲いかかります。

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現れたクリーチャーはグリーン・スポーン・レイザー・フィーンド。アビスの邪悪な精髄と現世の要素を掛け合わせて作られた凶悪なクリーチャーです。

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バッタのように飛び跳ねながら、刃物化した翼で切りつけてくる化け物に、シギィは重傷を負い、皆もさらなる攻撃、毒の息でダメージを負いますが、英雄たちの連携攻撃により、化け物達は退治されます。

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化け物と、倒れていた大きな亡骸の検分をする英雄達。 化け物の腹のなかからいくつかの宝物とレイピアを、亡骸は足環のついた大型のフクロウであることがわかります。

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その最中、上空より、5体のクリーチャーが飛来します。それらは大型のフクロウで、その背にはエルフの弓手を乗せています。

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英雄達の前に降り立ったエルフ達は、その先頭に立つ勇士キリアルは問います。あなた方はなぜここに、そして何をしているのか。

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英雄達が赤き手の軍勢と戦っていること、この亡骸を調べいてると、怪物に襲われたこと、この周囲にいる赤き手の将サールヴィスの企みを調べるつもりであることを伝えます。

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英雄達は元よりエルフ達との同盟も結べればと考えていた為、その申し出を承諾し、エルフ達と共に大フクロウに乗り込み、エルフの隠れ里へ向かいます。

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エルフの隠れ里は、ティリキトリ、エルフ語で星の降る里 の名の通り、夜の闇の中、木々を沢山の蛍の光が照らし、その光景に英雄達は感嘆の声をあげます。

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大フクロウは大きな木の上に拵えた桟橋に止まり、英雄達は木の中の部屋へ案内されます。

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そこにはエルフの族長大ドルイドのセリリアと、里一番の歌い手トレララが待っており、英雄達に亡骸と化け物について尋ねます。

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その亡骸は大フクロウであり、化け物のお腹の中から出てきたレイピアは、その大フクロウの乗り手、ラニカルのものだったのです。 そして、ラニカルはここにいるトレララの弟でありました。

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弟の最期を知り、悲しみの涙を流すトレララ。 英雄達に礼を言うと、族長と共に英雄達との会談が始まります。

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英雄達は、赤い手の軍勢がこの谷に迫っており、一刻も早く善の勢力で力を結集して対抗しないと、全滅してしまうと説きます。

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しかし、エルフの族長は、その考えに同意することはありません。

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今のエルシア谷は統一王国レストが滅び、都市国家がバラバラに動いている。 そのような中にエルフの軍勢が入れば、余計な争いを呼びかねない。

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かつてのレスト王国のように、谷全体の恒久的な平和を求める志があれば協力も出来るが、ただの侵入者の為に力を貸すことは出来ない。と、応えます。

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一歩前に出たアーヴィは、私はレストの後継者で、かの王国を甦らせ、谷に平和と安定をもたらす野望がある。その為に力を貸して欲しいと応じます。

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その言葉により、エルフの族長は考えを改め、英雄達に力を貸すことを約束します。

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しかし、里の周辺に赤い手の軍勢と思われる勢力が迫っており、今のままではエルフの弓手達を派遣することができないと応えます。

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これはかの竜魔将サールヴィスの軍勢に違いないと考えた英雄達は、サールヴィスの軍勢と企みを挫いたあかつきにはエルフ達の助力を得る。と言う約定を取り交わします。

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そして、その後、英雄達はラニカルの葬儀に参列する為に里に一泊し、他のエルフ達との交流を深めます。 この日が、エルフと人間との友好の再開の日となることを願って。