「最高裁が死ね言うたら死ぬんか」、単純なパラフレーズで簡単に生み出せそうでありながら、これまで誰もこれに気付かなかったのかという、石壁の中に宝石を見つけたような、天衣無縫とでも言うべき輝きが有る。
2023-10-07 01:45:21言語学からの解釈問題
「最高裁が死ね言うたら死ぬんか」構文、答えは自明に「死なない」だと思うけど、これもしかして日本語における自動詞と他動詞の区別がかなり文脈に依存してることを端的に示す名文なのでは…??
2023-10-07 21:18:10@nek0jita この場合の「死ぬんか」、解釈が分かれますね 「最高裁に死ねと言われたら(それを受け入れて)死ぬ」と 「死ねと言われたら(それは死刑なので、結果的に)死ぬ(しかない)」 この件が話題になるのも、ここの曖昧さがツイッター向きだからだと思います
2023-10-07 07:18:38「最高裁が死ね言うたら死ぬんか」は「死ぬ」の部分が「○○が死ね言うたら死ぬんか」のというテンプレの時点では自発の意味を持つけど、ここでは運命の意味を持つ。
2023-10-07 02:05:09法哲学からの考察
何ていうかあれ「最高裁が死ね言うたら“冤罪でも”死ぬんか?」と挟んだら条件反射を免れるだろうな、みたいな「言葉にする前の思考ワンステップ」が無い感じ。 x.com/RANO_HiACE/sta…
2023-10-07 10:59:52最高裁が死ね言うたら死ぬんか、という言葉はわりかし法哲学的な命題を突いているところはある。我々は法執行機関による強制力の行使をなぜ受任しうるのか。その範囲はどこまでか。個人の信条とそぐわぬ国権の行使にいかに向き合うべきなのか。そもそも国権による死刑の可否は。などなど
2023-10-07 10:09:58ちなみに不肖坂上、死刑ではないけど最高裁まで争う事案(高裁敗訴からの上告手続き中)に関して多少知ってて、当事者たちの法意識や国家権力への認識を聞くにつけて、一抹ならず思うところはある。
2023-10-07 10:32:04@dtf_gorakunin 最高裁ではなく親、教師、会社だと受任されない向き中、どのあたりから我々がその判断を社会の合意と認められるのか。公的存在でも裁判所の事務職員が言うてもあかんでしょうと。何をもって合意が成るのか。合意を成したとする合意はいつ成したのか?エトセトラ
2023-10-07 10:28:13@calpistime その案件自体への社会合意というよりも 法律の基となる法制度それ自体やその法を作る立法への社会合意の歴史となるのいつ成したというのは明言できないのではないでしょうか
2023-10-07 10:34:42@dtf_gorakunin そう、まさに我々は生まれた瞬間に当たり前に合意の中に組み込まれ受任してますが、いかにしてそれが形成されて定着しているのかとか、それが盤石なのかと言うとそんなことはなく、まさに本件で争点になった辺野古もですが他にもそんな事例は多々あり、その際どう向き合うべきかとか、語ればキリがなく
2023-10-07 10:40:32最高裁が死ねと言ったら死ぬんか! に一番近いと思われる例。法を守って死んだ裁判官の話。 山口良忠 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1…
2023-10-07 14:29:02#まんぷく【山口判事餓死事件】裁判官・山口良忠は終戦直後の食糧難の時代に法を守る立場の自分が 闇米など違法に流通する食糧に手を出すことは出来ないと闇食糧を拒否し続け、食糧管理法に基いて政府から配給される食糧のみを食べ続けた。しかしその配給も現実には滞り、昭和22年10月ついに餓死した。 pic.twitter.com/geprOUMOUL
2018-12-01 08:09:44@astray000 「悪法もまた法なり」で死を受け入れるソクラテスや山口 良忠裁判官は居るのだろう。だが、その死を見て悪法を敷いたシステムや人間を徹底的に糾弾する様になったプラトンや、生き残る為に闇市に掛け込む人間の方が遥かに多いだろう。前者は殉教の死者で後者は穢土の生者だから
2016-07-31 20:19:43