泥の河に浸かったバーチャルのオタク - AI VTuber「ごらんげ」P / 「サマーレッスン」D,P / 「テイルズ オブ アライズ」P / 「エースコンバット7」VR-P / ほかVR・VTuberゲーム実況まわりのお仕事など ※個人垢
(読んだ) x.com/oktamajun/stat…
2024-04-29 13:34:10完全に分かった。この本は構成がすごい。まず「大人っぽく上品になりたい」「おしゃれに詳しくてセンスある子になりたい」という欲求にまず答えるように見せかけつつ、「でも服を買っても身だしなみや服の手入れしてなかったら台無しだよね?」→「それ時間管理が苦手だから身だしなみや手入れに時間かけられないんだよね?」→「そもそも時間管理が苦手なのは考え方や気持ちの持ち方に原因があるよね?」と遡る形で本質的な話に誘導していってる。 これ編集した人は「そもそも子供は全部読まないかも」ということをちゃんと考えて作ってて凄い。よほど「いい大人になってほしい」という祈りが強くないとここまで頑張らんだろ…という本
2024-04-29 11:36:31完全に分かった。この本は構成がすごい。まず「大人っぽく上品になりたい」「おしゃれに詳しくてセンスある子になりたい」という欲求にまず答えるように見せかけつつ、「でも服を買っても身だしなみや服の手入れしてなかったら台無しだよね?」→「それ時間管理が苦手だから身だしなみや手入れに時間かけられないんだよね?」→「そもそも時間管理が苦手なのは考え方や気持ちの持ち方に原因があるよね?」と遡る形で本質的な話に誘導していってる。 これ編集した人は「そもそも子供は全部読まないかも」ということをちゃんと考えて作ってて凄い。よほど「いい大人になってほしい」という祈りが強くないとここまで頑張らんだろ…という本
2024-04-29 11:36:31一方で読んでる間ずっと「人間はどこまで家畜か 現代人の精神構造(熊代亨)」を思い出しながら読んでいた。 「かわいいとはファッションや流行だけではなく総体的に人に好かれるということであり、人に好かれることに楽な道はない」というのが本書の主張であって、徹頭徹尾「かわいい」を最大化する戦略指南になっているのだが、この本を手本に行動すると「かわいくなれる」「すてきになれる」を超えて結果的に「かわいい・すてきを指標とする形に周囲を”社会化”してしまう」のだという点に気づけるのが一番の読みどころだった。 まず大前提として、「人はかわいく、すてきであるべきである」つまり「人は好意という指標(他人から好かれるか、自分で自分を好きかという価値観)の中に生きるべきである」ということを無謬・批判不能な公理とするところに全ての論が立脚している、つまり「かわいい・すてき主義」の時点で、”従順さ”を指標に育てられた動物が不思議にも”かわいい(好意を人に向ける・ペット様の仕草や外見)”に最適な形に淘汰される…という、家畜化の再現実験との奇妙な一致性を見出せる。「かわいい」と「従順」の距離はそれほど近い。 そしてそこから、人間の自己家畜化論で言われているHPA系の変化になぞらえると、ここでいう「かわいくなる」とは、自分を変える…といった単純な変身願望に留まらないことが明らかになってくる。「かわいくなる」とは、反応的な攻撃性(人を不幸にし、人間同士の好意を崩壊させる衝動的な感情)を排除し、能動的な攻撃性つまり「相互好意社会に害のある因子を否定し、取り除き、好意の総和が最大化される場に置き換える力の意志」を備えることなのだ。そのハウツーが非常に細かく分かりやすく丁寧に解説されている。 「能動的な攻撃性」?というのがよく分からないかもしれない。家畜になれば攻撃性は減り優しくなるのではないか? という疑問だ。そうではなく、「攻撃性」であることはこんな一節を読めばよくわかる: 「たしかに1人でいることが多い子は、大勢でいるより1人でいる方がスキなのかもしれないね。でも、だからといって『話しかけてほしくない!』という子は、いないはず。だれだって、話しかけられたらうれしいはずだよ。勇気を出して話しかけてみて。」(p.207から引用) このように、「私をかわいくする」ということの帰着点が「かわいい(相互の好意関係の最大化)というイデオロギーでこの環境を”整備”する」という外向きな侵食性を持った行動規範に落ち着くところが、まさに人間が社会を構成できた素晴らしい仕組みであり、「かわいくない・すてきでない者」へ向けられる眼差しのおそろしさの根源であり、この先の社会の持続可能性を担保する上での恩恵と脅威なのだな…という感想を自分は持った。 「社不」とか「陰キャ・チー牛」とかが人気を得る世の中が作られるメカニズムのルーツを見た気分になる。 ともかく、その中でもこの本の優れたところは”be cute, be grown”という素朴な想いから、いわば”behave in a socially correct way”まで子供の意識を持っていくところで、その具体的な手法のあざやかさを知るためには実際に読むのがオススメ。 amzn.asia/d/4A7EaIF
2024-04-29 12:57:29[参考] ベリャーエフのギンギツネ実験。本来獰猛で野生的なギンギツネから従順さだけを指標に選抜繁殖させた結果: pic.twitter.com/Eq9BkK1XaQ
2024-04-29 13:03:59[参考] 淘汰→自己家畜化によるHPA系ホルモン分泌変化によって反応的攻撃性(カッとなり殴る)から能動的攻撃性(意思を持って場を”整備”する)へ変化する 人間はどこまで家畜か 現代人の精神構造 (ハヤカワ新書) amzn.asia/d/j2oZqOf pic.twitter.com/wdHosHTEv2
2024-04-29 13:11:07でも、よく考えたら「自分をもっと好きになる 【ハピかわ】かわいいのルール」には優しい眼差しがあって、登場人物はみんなある側面では「かわいい・すてき」なんだけど、別の側面では「かわいくない・すてきでない」自分に悩んでるキャラなんだよね。そして1章から最終章までの登場順で長所短所が連環するようになってて、友達みんなで補い合うようになっている。もしかしたらこのキャラ設定には「かわいくなくてもいい・すてきでなくてもいい」という優しい寛容さや、読んだ子が完璧から逃れて自由に生きるための出口が潜んでいるのかもしれない。大人からの隠れたメッセージなのかも
2024-04-29 14:10:34@sakuran_g 佐倉先生ー!もちろん小学生向けの内容にはなりますが実践まで時間がかかるにしてもまず普遍的な礼儀、マナー、友達関係、部屋の片付け方、人を羨ましく思った時はなど、大人になる前に身に着けた方が良い内容が多数収録されています、SPIとか社会人マナーの下地として大切かなと思いましたー。
2024-04-29 15:41:01続きを読んでる、この本には本質情報しか書いてない。 男性も読むべき、マナー全般や人の気持ちはもちろん、お友達との付き合い方、なぜ身だしなみが必要か、そもそも身だしなみとはなんなのかなど、学生と社会人に必要な情報がおおよそ書いてある。 x.com/hisagi/status/…
2024-04-28 15:24:40誤解がないと良いなと思いつつ、今のところいらっしゃらないですしこのようなことに正しく関心がある皆さんは揚げ足を取って喜んだりしないことでしょう。 端的にいえば人としての安定した土台があるからこそ、その上に社会人としてのマナーや振る舞いを築ける、その土台を作るための本がこれです。
2024-04-29 10:56:53@hisagi これ良いですよね。本屋で見かけてパラパラっと見た時にあまりに大切なことばかり書かれててびっくりしました。新入社員に配っていいレベルですわ
2024-04-28 21:29:09@sakimopuro こんなによく出来た社会人指南書は初めて見たというレベルですね、この本の内容ができている新社会人がどれほどいるか、逆に小学生でこれを身につけたら良い土台が先にあるので良い物を載せていけそうです
2024-04-28 22:34:03「男性版があれば」というお声を散見しますね、僕も全てに目を通してはいませんがおそらくは下記のような物は方向性が近いと思われます。 ちいかわ お友だちとのつき合いかた amazon.co.jp/dp/4049152444
2024-04-29 15:34:21