学校教育における「評価」「エビデンスベース」「アカウンタビリティー」「専門性」

あとから脳みそを整理するために。
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野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

エビデンスベースと専門性。

2012-01-05 20:39:34
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

「エビデンスベース」の指導法。科学的研究で、「効果がある」と証明されている指導法。主観ではなく、客観的なアセスメント、そして評価。「ここまでできるようになりました」は果たして主観でいいのか?

2012-01-05 20:53:20
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

アメリカでは、全てが「エビデンスベース」だったなあ...

2012-01-05 21:02:39
やまひろ @yamahir0

@akinaln 科学的に評価や検証できることが大切なんですよね。主観的な評価に頼っていた(客観的に評価しにくい)ものを科学的に評価できる方法を開発するべきで、客観的に評価できるものだけ教えるではいけない。そうなったら学校は受験や統一学力試験対策の塾になってしまいますね。

2012-01-05 22:11:54
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

アメリカでは、エビデンスベースの学校教育をもって、アカウンタビリティーを果たす方向性がいますごく強い。科学的根拠に基づいた指導法を学校で用いて、一定の基準をもって評価する。それで、説明責任が果たされているかどうかが判断される。

2012-01-05 22:19:10
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

でも、一定の基準をもって評価することは、つまり、授業内の些細なやりとり(「科学的根拠」に基づいていない)はその説明責任を果たすための要素として含まれない、ということになる。もしかしたら、先生の些細な声かけがその子の「教育成果」に繋がっているかもしれないのに。

2012-01-05 22:19:32
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

ただ、逆に科学的根拠を全く用いらないのは、果たして「専門性」と結びつくのか?

2012-01-05 22:20:44
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

おもしろくなってきた!「専門性」「エビデンスベース」「アカウンタビリティー」のつながり!

2012-01-05 22:22:01
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

そうそう!つまり、それって私達がずっと言っている知的障害教育における「生活スキル」や、通常教育の「隠れたカリキュラム」の中にはいるものだよね?RT @yamahir0 科学的に評価や検証できることが大切。主観的な評価に頼っていたものを科学的に評価できる方法を開発するべき

2012-01-05 22:24:01
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

そして、そこに繋がるのが、応用行動分析学で学んだことなのだと思う。だから私はABAに最近強く興味を示した。主観的に評価しがちな、生活スキルや、「隠れたカリキュラム」の3R、ABAの手法を用いて評価することができるのではないかな?と。

2012-01-05 22:27:10
やまひろ @yamahir0

@akinaln 細かいところでは知的障害も通常教育も「~に興味を持つ」「~していく態度を育てる」「~を生活に生かす姿勢を持つ」にあたる目標内容配慮事項を評価していくことですね。大きなところでその子が全体通して生きる力が育っているかとかですね。

2012-01-05 22:32:49
落馬した白馬の王子の馬の方 @yosicco

@akinaln ある指導をしてある程度変化があってそれを説明してアカウンタビリティーを満たしたと思っても、もっとよいエビデンスベースの指導があると保護者に言われたらどうしようもないよね。この場合少なくとも指導者より保護者の方が専門性があるということになるのだと思う。

2012-01-05 22:33:28
ハエスファ(HSV) @trilogy1_2_3

@akinaln すまぬ、ちとだけ横槍。「成果」と「評価」は似て非なり。「評価する」側の物差で「成果」を「評価」。往々にして「評価する側」の範囲内で『前向き』に見える「成果」を「評価」されたもの勝ち。最悪の場合「井の中の蛙が必死でもがく」事が賞賛されかねない。一つの悲しい現実。

2012-01-05 22:35:34
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

@yamahir0 なるほど...「興味を持つ」「態度を育てる」確かに評価が難しい...まず、指導要領でそういった記述がどれくらいあるのかを整理。それでから、それぞれの評価の方法を...それらの評価の方法って何か今の時点で考えられる?

2012-01-05 22:38:15
やまひろ @yamahir0

@akinaln つぶやきでは厳しいですね。心理学的にも生理学的にも、数値でも記述でも、文字でも絵でも映像でも、いろいろ方法があるのでいろんな人といろんな方法教えてほしいですね。

2012-01-05 22:38:39
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

@yosicco そうそう。まずその「変化」自体を現状としてどのようにあらわしているのか...指導計画の「目標」がどれだけ達成されたかを、何を根拠にしてあらわしているか...そこなのよね。

2012-01-05 22:39:54
Run4u @southtak

@trilogy1_2_3 @akinaln 一つだけ。誰の視点からかに要注意。因果連鎖を構成するDriviging Factor乃至Leading Indicatorと結果を示すOutcome乃至Lagging Indicatorの構造を要整理。測定尺度の粒度(細かさ)も要注意

2012-01-05 22:41:27
ハエスファ(HSV) @trilogy1_2_3

@akinaln 酔いついでにもう一丁。自由に生きてく方法なんて100通りだってあるさと唱われるんだ。だから、事例の数だけエビデンスがあるんじゃないかな。それを統計処理やまとめ考察で「傾向」をが導かれる。だから、いろんな事に「明確な答え」が出ないんじゃないかな。

2012-01-05 22:43:24
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

@UN_NYO 私もいっつもそこにたどり着いてしまいます。こまったことに、定義が共通理解されていない用語が多すぎ。「合理的配慮」や「インクルーシブ教育」でもそうですもんね...私は定義を探りつつ、議論を重ねる中で1つの共通理解を得られるような働きかけもしていこうと思います。

2012-01-05 22:44:07
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

@trilogy1_2_3 成果は、目標に向かって何がどれだけ達成されたか、ですかね。評価は、その成果を測る指標ですかね...なので、おっしゃるとおりに「評価する側」が決めた指標によって、「成果」が変わってくる。だから、その指標や、評価の方法は気をつけなければならないですね。

2012-01-05 22:49:28
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

@southtak 私の解釈があっているか分かりませんが、因果連鎖=結果がでるまでの一連の過程、ということでしょうか?勉強不足ですいません><

2012-01-05 22:54:56
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

@trilogy1_2_3 おっしゃるとおりです!括って、傾向を見て、それを「正しい」とすることは、危険なことでもあると思っています。でも、答えがでないから楽しんでしまう、ワタシ!笑

2012-01-05 22:55:52
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

@UN_NYO 教えていただいてありがとうございます!見てみます。私も引っかかるのは、そこなんです。ただ、数値化だけで評価するのはどうかと思うけれど、1つの指標として数値化するのも必要だとは思っています。

2012-01-05 22:56:54
かーりー @kaarrryjp

@akinaln 私は、春から養護教諭です。養護教諭は子どもたちを評価しない学校内唯一の存在だと言われてきました。「評価」の意味する範囲はとても広くてまだ咀嚼できないけど、評価の過程である観察に重きをおく私たちの特質(専門性)も、更に重要になってくるのかなぁと思います。

2012-01-05 22:57:11
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

@UN_NYO そこらへんが多分注目されているようでされていない部分なのかもしれません。ちょっといろいろ調べてみたい!一緒に調べてください。笑 研究会のテーマで取り上げてもいいかも。

2012-01-05 22:57:50