小学校TRPGから派生話題まとめ
@Windstille うん。そうだよね>普及と教育の違い。でも、小学校のクラブ活動とかって純粋な『教育』なのかな?と思ったり。ホラ、昔から将棋クラブとかドッジボールクラブとかある訳で。
2010-05-24 23:01:42というか、人にモノ教える立場になって、特に「教えているもの」が問題解決を目的とするものであれば、TRPG的なアタマの回し方ができる、というのは非常に有用だと実感してる。
2010-05-24 23:02:02むしろTRPGが「問題解決のための技能の一部と態度」を身につけるためのモデルである、とさえ見えたりする。解決せねばならない問題がゴブリンの群なのか、疾患なのかという違いはあるけれど。
2010-05-24 23:05:42@saboricco 小学校のクラブ活動に限らず、学生の部活全般が、主体性と協調性を育むという意図を持った教育だと思いますよ。教師による干渉を最低限にするのも、そのためでしょう。
2010-05-24 23:06:51自分が主体的にならなくても良い事象については、人間、好き勝手に格好良いこと言えるでしょう。格好良くありたいために、極力、物事に主体的にならないでいるような人もいるでしょうし。
2010-05-24 23:11:35@takinohara ESS(大学によくある英語会)でやってるプログラムの1つに「ディスカッション」てのがあるんですよ。命題を1つ決めて、テーブルに集まった参加者がそれぞれ調査してきた内容とか意見を持ち寄って話し合い、そのテーブルなりの結論を導きだそうという。 #TRPG
2010-05-24 23:12:13んでまあ、そういう意味での主体的に物事を解決する、ってのを学ばせる、っていうお題目があれば、教育ってことになるんじゃないかと。
2010-05-24 23:14:03@takinohara 積極的に「そのテーブルとしての結論」それも何かの問題に対する解決策を打ち出そうってとこが、何かの命題に関して一言持ってる人をぞろぞろ集めて各人に言いたいこと言わせるパネルディスカッションとは違ってるわけですが。 #TRPG
2010-05-24 23:14:14@takinohara 「“思考訓練の教育”の手段」という意味では、PCが協力して何らかの問題を解決する種類のTRPGなら、この「ディスカッション」と同じ教育効果が得られるんじゃないかと思いました。で、たぶん単にディスカッションやらせるより子供の食いつきがいい #TRPG
2010-05-24 23:15:58@AsobininNoShin 最近は教育現場で「やるべきこと」として行なわれてますですそれ。SGD(SmallGroupDiscussion)と言ってます。
2010-05-24 23:16:25@takinohara ああ、最近はようやく日本の教育界にも認知されてきたんですかね。ESSではずっと前からやってたのに、少なくとも僕が現役だった10数年前には、スピーチ、ディスカッション、ディベートといったものを教育手段として広くやってたのは大学の英語会くらいでした #TRPG
2010-05-24 23:20:11@AsobininNoShin ディベートのような競技的な意味合いより、問題解決とそこにいたるまでの情報収集と意見のすりあわせの訓練として、ディスカッションをしてます。
2010-05-24 23:20:37@takinohara アカデミック・ディベートはまた別のプログラムなんですよ。論理的で説得力のある議論を行なう訓練であると同時に、強制的に賛否の立ち場を交代させることによって自分とは違った意見を持つ人々の立ち場で物事を考えさせるという。
2010-05-24 23:22:45@AsobininNoShin そうですね、日本の教育界全般で認知されているかどうかはわかりませんが、医療教育ではプレゼンテーション、ディスカッションが、コア・カリキュラムに組みこまれるようになりました。
2010-05-24 23:24:06@AsobininNoShin ディベートはコア・カリキュラムの中ではグループ・ディスカッションの中に一部組みこまれた形でやりますね。それ以上は最終学年のアドバンスト・プログラムになりますが。やはり問題解決には必要な能力、と認識されるようになったんでしょうね。
2010-05-24 23:30:13自分で物事を考え、それを他人に伝えて論理的な話し合いができる。そういうことのできる子供を育てたいなら、ESSでやってたようなプログラムを(日本語で)義務教育に取り入れればいいのに、とは常々思ってましたが。ディスカッション(SGD)の代替品としてのTRPGはアリだな #TRPG
2010-05-24 23:40:53学習というのは、「何かをすることに必要な、知識・技能・態度」を身につけることで、教育はそれをサポートすること、だそうです。これは教わったことだけど、たぶん正しいと私は思っている。
2010-05-24 23:44:29で、教育現場にTRPGを、というのについては、実のとこ「小学校でゲームの楽しさを味わってくれればその後仲間が増えてgdgdも進化して楽しみだなぁ」というのは胸張って言えるのだけど
2010-05-24 23:48:21@AsobininNoShin アメリカにいた頃ESLと言う名前で同じようなプログラムのものに参加してましたが日本だとESSというのですね。ちなみにディベート、英語劇、1トピックディスカッションと書評が中心でした
2010-05-24 23:48:40TRPGってのは技能や態度を向上させるから是非教育現場に! ってのは、実のところ、ちょいと後ろめたい。なんつーか、「この研究は○○の役に立つので有意義です」って、通りのよさげな文言をせっせと考えてる気分になっちゃって
2010-05-24 23:51:47@lheart アメリカでESLというと「English as Second Language」ですかね? 日本で言うESSは「English Speaking Society=英語会」です。たぶんアメリカの大学における手法をいろいろ取り入れてきた歴史があるんだと思います。
2010-05-24 23:52:33@lheart えと、ESLてEnglish as Second Languageの略で、英語圏外から来た人に、英語と一緒にその運用方法を身に付けさせるプログラム……じゃなかったでしたっけ?
2010-05-24 23:53:54@takinohara @lheart 母語以外の言語を学ぶってのは単に文法や単語を学習するってだけじゃ駄目で、最終的にはその言語で各種のコミュニケーションがとれるようにならなきゃいけませんからね。だからESLにしろESSにしろ、そういうプログラムを取り入れるんですよ。
2010-05-24 23:56:51