バーボン世界樹SS外伝【坊主めくり・続編】

@chitose_cmb

10月11月頃にやった世界樹風設定の外伝のような感じで行きます、当然キャラ崩壊やカオス展開がありますが、フィクションです。それでは暫くの間お付き合いくださいませ。また、この作品は1日と3日4日に投下したSS外伝の続編＋裏話を書いたものです。#バーボン世界樹SS外伝続編

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──バーボン国城下街、外れの公園にて　　　#バーボン世界樹SS外伝続編

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「……まだかしらね？」 寒空の下、アイリスと私はベンチに座って誰かを待っていた。 アイリスは寒さですっかり震えている。冬なのに薄着で過ごしているからだ。修行の一環とアイリスは言っているが……#バーボン世界樹SS外伝続編

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数分すると公園の入り口から黒髪の少女がこちらに走ってくるのが見えてきた。 「お待たせ、頼まれてきたもの持ってきたわよ」 「……遅かったわね」 アイリスは頬をちょっと膨らまして例の物を早く出すように言った。#バーボン世界樹SS外伝続編

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「途中、ちょっとしたトラブルがあってね」 千歳はやれやれ、と言うような顔でウェストポーチから封筒を取り出し、それをアイリスに渡す。 「じゃ、失礼します。」 そう言うと千歳は駆け足で去って行った。#バーボン世界樹SS外伝続編

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「ほー、これがあの……」 私はアイリスの傍にすり寄った。 「えぇ。」 アイリスは封筒を開け、中身を確認した後、1枚の写真を私に渡し、もう1枚の写真を自分の鞄に入れた。#バーボン世界樹SS外伝続編

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──10分後、バーボン国城下街、大通りにて　　　#バーボン世界樹SS外伝続編

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「あれ、リース？」 私はリースを見かけて呼びかけた。 「……くそー……千歳どこに逃げやがった……」 （……あー、さっきトラぶったのはこういうことなのか） そんなリースの様子を見て状況を理解した。#バーボン世界樹SS外伝続編

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「千歳さんならさっき外れの公園で会ったわ」 私はリースに伝えると、アイリスと一緒にギルドハウスに戻ることにした。 ギルドハウスに戻った私はあの時の写真を見て、るみゃんぐの話を思い出し、くすっと笑う。 そしてその写真をどこかにしまった。#バーボン世界樹SS外伝続編

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外伝の続編はここまでですね。簡潔に書くことにしたので文章不足とかは否めないですが、反省と後悔はしてません。#バーボン世界樹SS外伝続編