アルベルトゥスはアンドロイドの夢をみたか?
ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のパロディ一覧。http://t.co/Q4pnvKll 『オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか?』が秀逸すぎる。
2012-01-08 22:11:58@akihito_suzuki サイボーグのような概念の文学における初出は「フランケンシュタイン」と言われています。言葉の意味が時代で変わってくるのは当然、及び言葉の初出が知りたいだけだよ、とか言われてしまいそうですが…私の好きな分野なのでリプさせて頂きました。失礼しました。
2012-01-08 21:56:18ロボットの世界で言う「不気味の谷」は、美術の世界ではとても古くからの問題だと思う。それこそギリシャ彫刻の時代から。本物そっくりにするとかえって違和感が増すことを美術家たちは知っていたから、細部を省略し量感を誇張した「抽象性」が価値を持つ。彫刻と蝋人形の違い。
2012-01-08 13:37:15〔ナショジオ 今週の投票〕- ロボットに倫理観や良心を持たせることは可能? http://t.co/ibonAcZ6 #natgeojp_poll
2012-01-08 12:40:07@akihito_suzuki @adamtakahashi 項目ANDROIDEはダランベールとディドロの執筆です。ARTFLの電子版で確認しました。アルベルトゥスの記述も当然あります。ただ、言葉としての古い用例の情報がないのです。ギリシャ語由来の語であることが書かれるのみで。
2012-01-08 23:11:15@okumura_d @possible_world @adamtakahashi アンドロイドについての調査と洞察、どうもありがとうございました。基本的な史実として、こんなことを知ることができませんか。 ① 1720年代から30年代に言葉として使われるようになった。
2012-01-09 08:06:55② そのときには、アルベルトゥス・マグヌスの中世の事績に遡及する形で、「アンドロイド」という言葉が作られた。ここから敷衍すると、未来ではなく、過去へのベクトルをもった言葉であり概念であったということができる。
2012-01-09 08:12:20アンドロイドをアルベルトゥス・マグヌスに結び付ける姿勢と、フランケンシュタイン博士が、パラケルススやアグリッパを学んで怪物を作ったことにする姿勢には、共通する部分がありますね。それとは違って、リラダンは「<未来の>イヴ」という姿勢をとりましたね。
2012-01-09 08:14:48ウーロン茶をいれた。「中さじ二杯分」ではなく、6.0グラムの茶葉をタニタのキッチンスケールで測り、170ml の熱湯を注いだ。それから2分むらすはずだったけれども、タイマーがないので不安になり、タニタでタイマーも買おうということになっている。
2012-01-09 10:04:50邦語の本でアンドロイド論といえばこれですね。元になったシンポジウムも楽しかった。版元品切か。巽孝之 荻野アンナ編|『人造美女は可能か?』 慶應義塾大学出版会(2006年) http://t.co/p1Mheljw
2012-01-09 10:29:38もちろん、このテーマ系では金森修『ゴーレムの生命論』(平凡社新書、2010年 http://t.co/KmMmsBHX)や竹下節子『からくり人形の夢―人間・機械・近代ヨーロッパ』(岩波書店、 2001年 http://t.co/k97P9dhW)といった書物たちも必読。
2012-01-09 10:43:17@okumura_d 英文学の友人が『フランケンシュタイン』の研究を、秘教史の方面から進めているのですが、英文学ではなかなか理解者や情報交換できる相手が多くない模様。どこかで情報交換できるような場がありましたら、ご教示願えると幸甚。
2012-01-09 10:52:20@ma_tango 「秘教史」ですか。フランス系だとパリ在住の竹下節子さんなどがエゾテリスム方面にも科学文化史のような方面にもお詳しいですが。英学系だと、やはり@akihito_suzuki先生にうかがうのが一番かと。如何でしょう?>@akihito_suzuki先生
2012-01-09 11:05:27