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使者を裏切った際に殺害した件から見ても、永琳というのは「最悪の場合、邪魔者を消すのも辞さない」という所がある。それは彼女の教え子である輝夜や綿月姉妹にも引き継がれてる。
2010-05-25 22:37:14![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
でも「殺しても何にもならない。むしろ自分も苦しむだけだ」というのが永夜抄~儚月抄にはあるんじゃないかなと。
2010-05-25 22:37:49![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
もう一つ、輝夜の場合は妹紅ですね。ZUN作品で輝夜が妹紅をどう思ってるのかは実は良く分からない。でも妹紅→輝夜はすごく分かりやすかったりするんですけど。
2010-05-25 22:39:54![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ただ妹紅に対して過激な攻撃を加えても、火に油を注いでるだけですよね。富士山に蓬莱の薬を投げ入れるという表現が正しいか。
2010-05-25 22:41:03![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ちなみに東方全体の主人公である霊夢や魔理沙というのは実は人殺しに全く慣れてない。妖怪殺しにも恐らく慣れてない。弾幕かいくぐってボコるのは得意だろうけど。
2010-05-25 22:42:40![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ただ綿月姉妹の場合、月人らしい一種の傲慢さはあると共に基本的には殺生は好まない人達だった。だから魔理沙や紫のスペカ提案なり土下座なりで矛先を向けるのを止めた。
2010-05-25 22:44:44![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
儚月抄に「戦っていた敵」が居るのなら、それはかつての永琳が持っていた「障害は殺してもやむを得ない」という思想や教えそのものだと思います。
2010-05-25 22:46:04![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
永琳本人も、永琳から教わった綿月姉妹も、少なくともここ最近では誰も殺さない。無血の決着。それこそが勝利なんですよ。
2010-05-25 22:47:05![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
永夜抄の自機は4グループある訳ですけど、「結界組(ゆかれいむ)&詠唱組(マリアリ)」と「紅魔組(咲レミ)&幽冥組(ゆゆみょん)」ではやや意味合いが違うでしょう。
2010-05-25 22:49:34![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
まず満月隠しはそれそのものは人間には害を及ぼさないのではないか。バックストーリーでも満月が隠されて困ってるのは妖怪だと言われている。
2010-05-25 22:50:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
とりあえず妖怪のみに迷惑がかかる異変という点では他の異変との差異でしょう。他の異変は大なり小なり人間が迷惑に付き合わされる。でも満月隠しはそれがない。ここが永琳・輝夜が人間寄りの存在だという理由の一つになってると思う。
2010-05-25 22:52:14![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
だから許されるという訳ではないんだろうね。幻想郷では人間と妖怪が半ば共存してるようなもの。妖怪が居なければ成り立たない人間も居る。
2010-05-25 22:52:49![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
そこで人間にも迷惑がかかるように仕向けたのが「永夜の術」なんですね。夜が止まればそりゃ不眠症にもなります。無理やり「妖怪が人間に迷惑をかけた」という構図に押し込める意味合いもあったんでしょう。ただ迷惑をかけた妖怪はこっち側なんだけど。
2010-05-25 22:53:55![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
霊夢と魔理沙は言うまでもなく本来は人間側。異変を起こした妖怪を退治する側。ただ彼女らが感知出来る異変は基本的に「人間が迷惑を被る異変」なんですよね。
2010-05-25 22:55:28![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
4面で霊夢or魔理沙がボスとして襲ってくるのは会話中では向こうが勘違い扱いされてる向きがある。でもあれは霊夢・魔理沙としては正しいんですよ。あの二人には本来、月人に喧嘩を売る動機がない。永夜抄も儚月抄も同じ。
2010-05-25 22:56:19![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ともあれ霊夢・魔理沙は紫・アリスと組む事で永夜異変に参加出来た。魔理沙の「全部アリスがやった」というのは責任転嫁ではなく事実でもあるんでしょう。
2010-05-25 22:59:30![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
後は慧音ですね。彼女が襲ってくるのは「永夜の術」でしょう。歴史を隠したのは妖怪も危ないし、睡眠障害などを防ぐためか。ともあれ里全体の影響を薄れさせるには慧音の能力が必要だった。
2010-05-25 23:00:41![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
永夜抄自体は輝夜の能力が解かれただけであんま解決してないんだけど その後永琳が丸くなってうどんげも兎角同盟とか薬売りを経て地上に慣れてきて良かったねって話 儚月抄はてゐ様が黒幕 割とマジで
2010-05-25 23:01:12