ライシャワー

孫崎享氏によるライシャワーについての考察
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孫崎 享 @magosaki_ukeru

ライシャワー(61―66年駐日大使):今戦後の日米関係を学んでいるが、米国の対日政策でライシャワーは極めて異色。1941年夏から9月まで米国国務省極東課に勤務しますが、ここでは1941年夏の対日石油禁輸に反対しています。「我々は日本に対して、彼らが計画達成のためにとった措置を

2012-01-14 09:45:03
孫崎 享 @magosaki_ukeru

ライシャワー2:放棄するよう要求している。その代わりに何を提供しただろうか」と問うています。そして「この措置は戦争を意味すると思うが、開戦はできるだけあとにのばすべきである」と主張しています。「ワシントン・ポスト」紙に「理想的な答えは戦争ではない」と主張しています。

2012-01-14 09:45:19
孫崎 享 @magosaki_ukeru

ライシャワー3:この時期、ライシャワーには「日本に取って、何がよいか」という視点が存在しており、米国は日本を一番良い選択へ誘導してやれば戦争は避けられる可能性があるという考えを持っています。何故今、それを想起したか。イラン情勢です。世界経済が不安定な中、ホルムズ海峡封鎖に

2012-01-14 09:46:11
孫崎 享 @magosaki_ukeru

ライシャワー4:追い込むなど、絶対に避けなければならないはず。13日NYTは「イスラエル首相は経済制裁に軍事行動の脅しが伴えば、成功する」と報道。米国とイスラエルは、“尻尾が犬を振り回す”状況。オバマ政権の新大統領首席補佐官が極めて敬虔なユダヤ教信者であることが象徴。

2012-01-14 09:46:28