20120115 #NHK スペシャル「シリーズ原発危機 知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告」
#NHK SP。事故後5年間は湖のセシウムの量は減っていったが、その後同じような量で留まり続けている。30年間という長い半減期を待つしかない。調査を根気よく続けることしか。赤城大沼はワカサギ釣りのシーズン。しかし釣り人の姿はない。湖の汚染は取り除けないのか。
2012-01-15 21:36:40#NHK SP。地元の自治体や漁協で、取り組みが始まっている。汚染調査の盲点となってきた湖や沼。手付かずの所が、まだ各地に残されている。
2012-01-15 21:37:24#NHK SP。東京湾に忍び寄る放射能。2011年8月、NHKが独自に東京湾を調査。近畿大学山崎秀夫教授が協力。海底土を採取し、セシウムが含まれていないか調べる。水深10m。流れのない海底は、一面泥におおわれている。26カ所から海底土を採取。ゴカイの一種も。
2012-01-15 21:39:40#NHK SP。2カ月の調査の結果。アクアラインの南から東京湾の奥にかけてセシウムが検出されたが、低い数値。しかし荒川の河口付近、最大872ベクレル。川の上流に都市。市街地のコンクリートやアスファルトに上に降り、泥に付着、流されて川へ、そして海へ行きホットスポットに。
2012-01-15 21:41:31#NHK SP。東大・鯉渕教授による調査。川の河口付近にも塩分が入り込む。この塩分がセシウムの動きに影響を与えるという。セシウム、海水にはすぐに混じらないが、しばらくすると沈殿。「凝集(ぎょうしゅう)」。泥の粒子を団子のように接着させ、重くなり沈み、溜まっていく。
2012-01-15 21:43:40#NHK SP。流量が増えないと、溜まったセシウムはなかなか動かない。江戸川の海底を調査。セシウムが最も溜まっている場所は、河口から8kmの地点。1623ベクレル。河口付近の2倍の濃度。東京湾に流れ込むすべての川でセシウムが凝集、大雨で少しずつ移動しているとみられる。
2012-01-15 21:45:09#NHK SP。京都大学の研究グループによるシミュレーション。事故後、東京湾周辺に降り積もったセシウム、その約50%が6カ月の間に川へ。ゆっくりと(年に5km)海へ移動。今から2年2ヶ月後に海の汚染が深刻になると予想。汚染は10年以上にわたって続くと思われる。
2012-01-15 21:46:35#NHK SP。水の中のセシウムが、いつどこで汚染を引き起こすのか。陸と違い、時間差で起こる新たな放射能汚染と向きあわなければならない。今後の放射性物質の動きがどうなっていくのか、人間には感知することができない。きちんと調査して、一歩ずつ進んでいくしかない。
2012-01-15 21:48:01