食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質対策に関する説明会~(東京都)

2012年1月16日 東京都で行われたリスクコミュニケーション Slight_Blightさんの報告 http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20120116ik1 議事(PDF)http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20120116ik1&fileId=010  資料1:食品中の放射性物質による健康影響について[PDF:861KB] 続きを読む
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南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ1】1/16開催の厚生労働省・食品安全委員会「食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質対策に関する説明会~」 http://t.co/iLk6wUy5 東京会場に行ってきました。じきに、資料も公開されるでしょうが、まず要点など。

2012-01-17 04:17:24
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ2】4部構成の[1] 「食品中の放射性物質による健康影響について 食品安全委員会」に関しては、「おおよそ100mSv問題」、「内部・外部被曝」を分離して扱うなどの点は、昨年10月の健康影響評価の結果概要と(おそらく)同じ。なので、割愛。

2012-01-17 04:22:40
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ3】4部構成の[2] 「食品中の放射性物質の新たな基準値について 厚生労働省」に関しても、朝日に引用されたhttp://t.co/T2B5svty 記事が参考に。

2012-01-17 04:42:42
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ4】その中で目に止まったのは、食品区分に関して「水との代替関係が強い」として「飲用茶」が、飲用水の区分になっている亊。及び、『食品安全委員会が、「小児の期間については、感受性が成人より高い可能性』を指摘、と明記。

2012-01-17 04:55:26
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ5】規制の対象とする核種は、保安院が既にリストに掲載した核種で、半減期1年以上のセシウム134、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム、ルテニウム106とする、と。

2012-01-17 05:03:24
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ6】セシウム以外の3核種は測定に時間がかかるため、移行経路ごとに移行濃度を解析、セシウムと合わせて合計1mSv/年を越えぬ様、セシウムの基準値を設定、と。

2012-01-17 05:20:12
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ7】加工食品の内、水戻しを行った状態で一般食品の基準値を摘要(この点でのち会場から質問アリ)。また、茶などは原材料の状態では基準値の摘要対象とせず、茶は製造、加工後飲む状態で、と(同質問アリ)

2012-01-17 05:25:57
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ8】そして、食品からの放射性物質の摂取量推計、として食材が明らかでないこちら http://t.co/pwBc0F97 の不可解データを掲載。

2012-01-17 05:31:52
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

厚生労働省、食品安全委員会主催の「食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質対策に関する説明会~」、福島開催(1/24(火)13:30~)の申し込み締切りは本日です。http://t.co/iLk6wUy5 宮城(1/30(月))、岩手(2/3(金))もまだ余裕が。

2012-01-17 13:16:07
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

さて、食品安全委リスコミの続き。まあ、資料は公開になったけど。

2012-01-17 16:07:22
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ9】4部構成の[3] 「食品中の放射性物質の検査について 厚生労働省」 まず、検査実施状況:89,768件、うち暫定規制値超過1,048件)(1月11日時点)とあるが、一部学校給食の結果など都道府県の対応がまちまちで、反映までにタイムラグも。

2012-01-17 16:14:55
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ10】まあ、それでもおよそ300日にして約90000件と言う事は、やはり1日あたりの検査件数は知れている。出来れば経過日数と件数のグラフが欲しかった。

2012-01-17 16:20:00
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ11】4頁II検査の実施にも、1.ゲルマニウム半導体検出器を用いた核種分析法 2.NaIシンチレーションスペクトロメータ等を用いた「放射性セシウムスクリーニング」法←23年7月、検査の迅速化・効率化のため導入、と。

2012-01-17 16:27:32
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

そうか、公式にはシンチレーションスペクトロメータ、と言うてんねんな、飽くまで検出器では無く。

2012-01-17 16:29:05
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ12】また、今後の取り組みとしても「新たな基準値に対応可能なスクリーニング検査の技術的要件の見直し」とあるが、具体的な技術の言及は無。同じく、機器整備に関する財政的な支援措置も触れられなかったと記憶。

2012-01-17 16:42:53
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ13】この測定器の問題は続いての[4] 「農業生産現場における対応について 農林水産省」の中のデータにも。頁14原乳の調査結果1380点中(新規制値の)50Bq/kg以下が1372点とあるが、これでは49Bq/kgがある様に取られても、とも。(一般論として質疑に)

2012-01-17 17:08:11
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ14】以下、質疑応答。構成はまず、前半の食品中の放射性物質による健康影響と、新たな基準値に対して。なお、質問、回答とも趣旨を変えない範囲で適宜意訳編集してます。

2012-01-17 20:49:05
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ15】質問(科コミュ関係者)「「健康影響と基準値」に関して、100mSv以下であれば安全という線引きを行ったと言う趣旨か。また、最終的に基準値になる所で年間1mSvと言う値の線引きになったが、そのロジックはどのようにつながる?」

2012-01-17 20:58:03
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ16】回答(熊谷)「生涯における追加の累積線量がおおよそ100mSv以上の場合に健康影響が見出される。100mSv未満の健康影響については私共の評価では言及する事が困難と言う判断になっている。リスク管理の上でおおよそ100mSvと言うのは一つのラインになっている(続

2012-01-17 21:34:41
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ17】回答(熊谷)続き)「これは生涯の累積線量で年間1mSvは充分にその範囲内に入っているとの見方を取っている」と。

2012-01-17 21:35:26
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ18】回答(森口)「資料1のスライドで100mSvは実際の被曝量に適用されるもの。実際の被曝量であれば現行のモニタリングデータから計算すると、90パーセントタイル値でも0.07と言う数字(資料2P12)を示した。(続く

2012-01-17 22:41:24
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ19】回答(森口)続き)マーケットバスケット調査(同P13)ではさらに低く福島でも0.019と言う数字ですので、そう言う曝露を生涯受けたとしても100mSvに到達しない。ですので、暫定規制値の状態でも生涯100mSvを超過する様な事は無いであろうと思われます。(続く

2012-01-17 22:42:20
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ20】回答(森口)続き)年間許容線量、介入線量すなわち規制値の元となる線量を5mSvから1mSvに下げる事にしたのには、CODEXが1mSv/年の規制値をガイドラインとして示している。実際のモニタリングデータではセシウムの検出状況はどんどん下がっている。(続く

2012-01-17 23:08:00
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【食安リスコミ21】回答(森口)続き)4月に1ミリベースに下げても我が国の食品基準(?)の影響に大きく支障を生ずる事は無いだろう。食品中の汚染物質、食品衛生の規制の考え方の原則であるALARAの考え方を元に、1mSvに下げる事が出来るのではないかと考える」と。

2012-01-17 23:09:51