ERSS（原子炉データ送信装置）が非常用電源に接続していなかった問題（柿沢未途議員）

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

実は私もこの問題に気付いて、かねてから調査と追及をしてきました。 RT @fvjmac: ご覧になりました…？　こんな真相だったとは、開いた口が塞がりません…。 ー＞産経◆原子炉データ送信装置、非常用電源未接続４カ月放置　事故時に機能せず http://t.co/xiwwGMvj

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

産経新聞記事 http://t.co/P8yjmpoC のように、原子炉データをオンラインで伝送し事故解析と進展予測をするERSSというシステムが、事故後、データ伝送の途絶で全く使われなかった。これについて保安院も斑目原子力安全委員長も極めて適当な言い訳を繰り返してきた。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

昨年4月30日の予算委、ここで私はERSSのデータ伝送途絶の理由について早くも質問している。斑目委員長が「オフサイトセンターから逃げちゃったから」と言っていたのが、私が矛盾を指摘すると、寺坂保安院長が「機器の故障だ」となり、その場で言っている事がコロコロ変わった。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

昨年4月30日の予算委、質問と答弁はこちら→http://t.co/EuuDQXkE 今、見返してみてもとんでもない答弁をしている。そしてコロコロ変わる言い訳も全て嘘で、結局は、非常用電源を繋がないまま放置していた東電の「重大な過失」によるものだったのだ。許せない。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

同様にSPEEDIにも放出源の原子炉データが伝送されず、それがSPEEDIの拡散シミュレーション図を公表しなかった言い訳になった。ERSSは150億円、SPEEDIは120億円の巨費を投じて作ったシステムだ。それをこんな過失で使えなくして、しかも適当な言い訳をする。とんでもない。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

さらに付け加えれば、ERSSとSPEEDIを非公表とした理由を「原子炉の生データが得られなかったから」としているのもおかしい。ERSSは震災当日の夜にメルトダウンを正確に予測していたのだし、SPEEDIは風向きによるシミュレーション図を作成し、米軍には送信されたというではないか。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

このように嘘を嘘で固めるような事をやってきたのが東電であり、保安院であり、斑目委員長だった、という事になる。年末年始に3・11を振り返り、私なりの検証を少しずつ書き始めたが、まだまだ私が震災及び原発事故対応の与野党協議の最前線で見聞きしてきたもので、検証すべき事は多い。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

それに、政府の事故調査検証委員会は、一体何をやっていたんだという話にもなる。これだけの重大な過失を究明しないまま見過ごしていたのか。あるいは東電に配慮して中間報告に書かなかったのか。いずれにしても存在意義が問われる事態ではないだろうか。