@alsincekeさん「出口王仁三郎のようわん(耀碗、耀琬)展」へ行く

@alsincekeさんが 「出口王仁三郎ようわん(耀碗、耀琬)展」に行かれた次の日のつぶやきです。(抜粋)ようわん(耀碗、耀琬)とは、出口王仁三郎が生前に作成したお茶碗の名称です。王仁三郎は陶芸家でもありました。「出口王仁三郎ようわん展」は2010年5月22日~5月24日に大阪市生国魂神社集殿で開催されました。
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淀川のドブ河を、夜、橋の上から眺めていたこともあった。墨汁のように真っ黒な水面に、ビルのネオンサインが反映している。ピエロが浮き沈みしているところを想像した。何か変容の起点があるかもという期待があったのかも。リバーズ・エッジを探していた。

2010-05-25 19:54:21
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昨日は、大阪の生国魂神社に行ってきた。首が痛いし、風邪気味なのかようわからんが、めッチャしんどく、体を引きずるようにして行ってきた。雨が降っていた。

2010-05-25 20:03:29
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出口王仁三郎の焼き物が無料で展示されているというので、大阪の生国魂神社に。体の節々がズキズキと痛み、会場で立っているのもちょっとしんどい。王仁三郎がつくった「お椀」が何十か並んでいる。「みろくの春」「天国三十五」「天光」…

2010-05-25 20:06:26
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会場には、掛け軸として、王仁三郎が書いた絵や、王仁が古事記か何かの神話中の人物に扮装(コスプレ)したドでかい写真も飾られていた。そのコスプレ写真の前で、観覧に来た、年輩の女性が、手を合わせて頭を下げている。

2010-05-25 20:08:51
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生国魂神社の境内を歩いていると、注連縄を貼られたご神木の樹肌に、いつの季節のものか、セミの抜け殻がいくつかついている。雨に降られて、ちょっと汚らしい感じもした。セミの抜け殻ってプラスチックみたいで、いつまでも形が残るので、何だか環境に優しくないような気がした。(セミ、ごめん)

2010-05-25 20:11:56
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さらに奥へ歩いていくと、「崖っぷち占い」という文字が大きく描かれている。占い師が、境内で商売のための小屋掛けをしているのだ。「崖っぷち」なのは、占う方なのか、占われる方なのか、しばし考えて佇む。雨がさめざめと降っている。私はこんなところで何をしているのだろう。

2010-05-25 20:20:07
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Listening Now ♪ 小沢健二「向日葵は揺れるまま」 海の底にうつり、ゆらめく、光、光、光。

2010-05-25 20:21:18
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神社の境内から、上方を見上げてみると、ばかでかいクス玉のような建造物の一部が見える。ピンク色の電飾がついたクス玉で、近くのラブホテルの看板の一部である。この神社へ辿り付くまで、ラブホテル街を通らなければならなかった。大阪にはこういう所が多い。墓場とラブホテル隣接とか。バタイユ的?

2010-05-25 20:23:38
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わたしはそれでもこの街を愛さなければならないのだろうか?「好きや」と言わなければ、いけないのだろうか?

2010-05-25 20:24:38
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我らが生くる俗界において、神の体温を、天国の光を、両手に受け取るようにして、感じ取るようにして、作られた、王仁三郎の「ようわん」(真如楽焼)。名前の直截ぶりがすごい。「エデンの花苑」「天国八」「天国三十五」。しかし、見ただけでは、よさはわからない。これでお茶を飲みたいと思うた。

2010-05-25 20:29:47
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体を傾けるだけで、首がズキズキと痛むので、茶碗鑑賞に集中できない。これで私は、茶を飲みたいと思うた。畳の上で、うららかな陽光を浴びながら、喫茶してみたいなぁ。「天光」と題された、くすんだ、濃い青に染まるお椀に目が留まる。ふーん。天の光って、くすんでて、こんな風に青いのかー。

2010-05-25 20:32:31
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「昼下がりの陽が竹林にきらめいています。泉は楽しげに泡立ち、釜が松籟を奏でます。はかないものを夢み、美しく、愚かしい夢にふけろうでありませんか。」(岡倉覚三「茶の本」より、ネットにあった訳を、自分の記憶・印象に基づいて修正した。)

2010-05-25 20:33:22
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大正の末頃、楽焼を作り始めるにあたって、王仁三郎は「平和の世 来たらん時の用意にと 極楽の茶わん造りてぞ待つ」という歌を詠んでいる。ノスタルジーではなく、王仁三郎はこれらの「ようわん」を未来のために作った。

2010-05-25 20:37:03
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くすんだ色で、泥の奥にある、青い輝きを帯びて、これらの椀は、(私は手を触れたいのだが)、触れることのできないショーケースの中で、まだ待っているようだった。茶碗たちは、みろくの春か何かは知らないが、まだ待っているようだった。

2010-05-25 20:39:54
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神社から駅の方へ帰る途中、境内から見えた、ラブホテルの「巨大なクス玉」のほうへ回り道してみると、クス玉にはでっかい文字で「LOVE」と描いてあった。ひざの力が抜けながら、トボトボ歩いていると、お寺の看板があり「如意宝珠」という文字。あのクス玉は「如意宝珠」のつもりなのか?

2010-05-25 20:50:43
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家に帰って、町田町蔵の「メシ喰うな!」というアルバムを聴いた。

2010-05-25 20:51:43
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くわっは。 RT @kotono8: 如意珍宝かと思われます。 RT @alsinceke: あのクス玉は「如意宝珠」のつもりなのか?

2010-05-25 21:15:44