ツイッターミニレッスン@LiokoKihara

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。音楽家としての耳を開く、「聴き方」のレッスンを意識して行ないましょう。音楽が聞こえるかどうか、ではなく、音楽がどのように聴こえるかを描写するように聴く訓練。一番聴く力が伸びる、幼児の時期を逃さずにできたらいいですね。 #piano #kosodate

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。教えることと、教えすぎないことのバランスが難しい。生徒の発見の邪魔はしたくない。けれど、気づいて欲しいことは沢山ある。振り返れば、自分自身、どれだけ教えてもらっても、吸収できたかどうかは自分の責任ではないかと思い当たる。生徒に任せるしかないことも多い。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。先生という仕事は、次々に生徒が巣立っては新しい出逢いがある。ある期間一緒に過ごすその時間を、かけがえのない時間と思うか、仕事をして過ぎていく時間と思うかで、彼らの心に伝えられることの中身が、随分変わるかもしれない。 #piano #kyouiku

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。メロディを感じる。リズムを感じる。コードを感じる。と書くと、とても簡単そうに見える。メロディになりきる、リズムになりきる、コードになりきる。これは少し難しそうに見える。私はメロディだ、私はリズムだ、私はコードだ、と言えるくらいになれたらいい。 #piano

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。誰でも、興味のあること、ないこと、得意なこと、苦手なことがある。親として気をつけたいのは、「何でもできる子に、自分の気に入る子に育てたい」という願望。その子は、どんな種を持って生まれて来たのか？　それを応援するために親がいることを忘れないでいたい。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。子どもに集中力をつけたいと言いながら、子どもの時間を細切れにして、集中させない親が多い。例えば、養老先生が、道にしゃがんで何時間も虫を観察し続けた少年だったように、親がさせたいことではなくて、子どもの興味を尊重する度量があるかどうか。 #ikodomo

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。親御さんのレッスン見学は、とても嬉しい。我が子が今、何をマスターしようと頑張っているのか、その難しさや意味、手順などを理解して応援していただけるのはありがたい。でも、応援が過剰な期待になったり、「ママの宿題」になってしまうのは困ります。 #ikuji

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。つづき。しかし、新しいスタンダードを生み出せる人を育てる方法は確立されていない。強いていえば、教育者誰もが、自分を超えて行く人を輩出することを目標とすること。自分の頭で考える人を育てていくこと。若者の力を信じること。 #piano #kyouiku

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。スタンダードと呼ばれているものも、はじめて出て来たときにはスタンダードではなかった。だから、スタンダードなものを学ぶだけで安心しているわけにはいかない。次のスタンダードを作っていく人を育てるのも、教育の大切な役割。 #piano #kyouiku

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ツイッターミニレッスン。「歌う」ためには道具や、楽器を持つ必要がない。自分の声帯をコントロールすればダイレクトに声になる。手拍子も、自分の手が楽器となる。楽器を思い通りに操作できるまでには様々なステップが必要だから、歌やリズムを先行して教えるニ段階導入法が有効なのである。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。例えば、桜の花びらの色、小ささ、薄さ、その重さとか、風に舞う様とか、そういう儚いものを音にするのはとても難しい。何かの”質感”を音にすることができたら素晴らしいと思う。作曲家も演奏家も、そういう音の手触り、触れないものへの憧れとともに生きている。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。人の夢と書いて儚い。どんな楽器の音も、演奏する端から消えていく。その儚い音の組み合わせで音楽はできているのだから、音楽は贅沢な芸術だと思う。消えないで欲しい…この一瞬が永遠につづくように…と願いながら聴いてもらえたら、音楽家冥利に尽きる。 #piano

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ツイッターミニレッスン。できるだけ自分より上手な人と共演した方がいい。そこには必ず、発見、驚き、喜び、刺激、尊敬、学びたいことがあるから。自分を引き立ててくれる人ばかり選んでいても、成長はない。ぶつかって、砕ければいい。しがみついていけばいい。後につづく人達のためにも。

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ツイッターミニレッスン。クラシック、ジャズやポップスの中でも、ジャンル分けがどんどん細かくなっているけれど、音楽は音楽。いいものはいいし、つまらないものはつまらない、と、一人ひとりが自分の感性を磨いて，自分で判断すればいいのです。みんなが聴いているからいいものだとは限らない。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。心と心が触れ合ったと思えるレッスン、今、大切なことをつかんでくれたと思える瞬間、できて嬉しいという満面の笑みを見たとき、本当に先生でよかったと思う。自分の満足ではなくて、誰かが満足するのを見て喜ぶ…これが幸せです。 #piano #kosodate

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。ドビュッシーの月の光のレッスン。コード分析してから演奏すると、大きな骨組みがわかる。複雑そうに見えても、基本型でなく分数コードでラインを動かす手法を理解する→機能を理解する→骨組みとディティールの関係がわかる→ペダルの深さ、踏みかえの場所等がわかる。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。先生は、勉強すればするほど教えたいことでいっぱいになっています。そんなとき、生徒の興味や心の動きに気づかないで、教えたいことだけを効率よく教えようとすると、レッスンが上手くいかないことも。先生のために生徒がいるのではなく、生徒のために先生がいるのです。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。新米先生は生徒がのってこないと心配するものですが、先生や親が固唾をのんで見守る中で、初めてのことに挑戦させられる子どもの身にもなってみましょう。そう簡単に心のガードは取れません。笑顔で音楽する姿を見せ、急かさないこと。生徒は、先生の様子を観察しています。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。レッスン前は、これからレッスンする子ども達のカルテを確認して、連弾の伴奏パートなどのコード分析や練習、併用曲や発表会の曲のリサーチ。レッスン後はレッスンの記録を書きとめて整理。レッスン以外の時間にレッスンの質が決まる。 #piano

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。大学の恩師が友人に言った言葉。「今、教室に並んでいる仲間を見ると、誰も同じように見えるけれど、卒業して10年経つと、その後の勉強の差が歴然とします。音楽は、卒業してからの勉強が大切です」それを、卒業後20年めにしみじみと語った友…。時間は平等に流れてる。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。素晴らしい演奏は一朝一夕にはできないけれど、必要なことを大切に重ねていけば、少しずつ近づいていくのがわかる。じっくりと音楽と向き合う人生は発見、喜びも多い。生徒達もやがて、音楽を通じて人生の時間を大切に重ねていく方法をみつけるだろう。 #piano

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。勘のいい子は、先生の演奏を真似るだけで上手くなっていくが、そこには先生のお手本の限界、という壁がある。楽譜に書かれている情報から理想の音楽を組み立てていく分析力（作曲家との対話能力）と、それを実現するテクニックの両方を具体的に教えていきたいものです。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。はじめてよい楽器を弾いた少女。豊かな響きに圧倒され、響きの余韻がなかなか減衰しないこと、ペダルを踏むとなお音が減衰しにくいことに驚き、強弱のコントロールの難しさに戸惑う。楽器の格が違うと、何もかもが違うことを体験できてよかったね！新しい感覚を育てよう。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。締め切りや本番のプレッシャーに弱い人は、まだできていないことを数えて心配しがち。プレッシャーに強い人は、もうできるようになったことを数えて自分を誉めながら前へ進む。できた時の達成感を予想して励みにする。プレッシャーは自分で作る幻だと思えば楽になる。

樹原涼子 『だいすき くまモン』ピアノランド➕第2弾 @LiokoKihara

ツイッターミニレッスン。先生でもわからないことはある。そんなとき、「調べておくね！」と言える先生なら、わからないことを自分で調べる生徒が育つ。知ったかぶりやごまかしですませると、わからないことが恥ずかしいと思うようになる。わからないことがあるから、学びたいと思うのに。