前衛音楽、伊福部昭、バート・バカラック、そして脱原発「運動」関するモーリー・ロバートソンの論考

1月26日にモーリー・ロバートソン氏が前衛音楽〜脱原発についての論考をつぶやいたので、まとめてみました。当初は17:52:59のtweetからはじめていましたが、モーリーさんご本人から「今まとまっている直前の音楽に関するツィートもいっしょに含めていただいていいでしょうか?サビの前のビルドアップがワンセットになっていた方が「作品性」が高いので、」というリクエストをいただいたので編集しなおしました。
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モーリー・ロバートソン @gjmorley

宗教観にも通じることかもしれない。リーダーは素晴らしく、自分が憧れる人で、その人が大義のために犠牲になった。その犠牲を通じて変化の可能性、つまり希望が訪れた。その希望を享受した自分もまた犠牲を払ってこの世界をより良いところにする。こういう普遍的なやりとりが感激と熱狂を持続させる。

2012-01-25 18:26:18
モーリー・ロバートソン @gjmorley

以上の主観をまじえた考察から、現在の「脱原発」の勢いは間もなく失速する可能性が大、と見ている。「40年後ならば脱原発は自然の流れでしょう」と妙に納得する人が、ディスカッション無しで定着する可能性も大。そしてまた事故前のような状況へと、なんとなく。「しかたないか」とため息まじりで。

2012-01-25 18:30:53
モーリー・ロバートソン @gjmorley

自然エネルギー、格差を激しく生み出さない経済理論、一国に引きこもらず世界の問題を積極的に日本から解決しようとするパラダイム、自分の身の回りや生活習慣から社会全体へと影響を及ぼそうというヴィジョン、そして何よりも「変われる。変えられるのだ」という希望が今から根づき始めるだろう。

2012-01-25 18:41:43
モーリー・ロバートソン @gjmorley

「おまえがちゃんとやらないから、こうなった。こっちは被害者なんだ。お前が変われ。元通りに戻せ。反省し謝罪と賠償をしろ」という感情主体・浅い考え・拡散は瞬間的というセットから、「あなたが変われないのなら、私が先に変わります。納得したらご一緒にどうぞ」というセットへと徐々に進化。

2012-01-25 18:45:10
モーリー・ロバートソン @gjmorley

ということで、このラウンドの「脱原発」は多分目標を達成できない。だけど、今後の、しがらみや既成概念やぐずついた現状維持に埋没しないジェネレーションに火をつける役割を果たしており、変化は次世代までに着実に訪れるだろう。というのが、ぼくの予測。種は植えられている。

2012-01-25 18:49:04