個体化の研究による存在論構築のメモ(シモンドン)

思考のログとして。 存在の生成過程から存在論を再構築しようとする試み、ドゥルーズの元ネタともいえる論考のメモ。
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y.nakagawa @insiderivers

「かくして、個体化の研究は、哲学の根本諸観念の改革へ向かうことができる。」

2010-05-28 18:17:34
y.nakagawa @insiderivers

「論理学は個体化の後になってようやく存在に関するもろもろの陳述を行うということが本当であるとすれば、どんな論理学にも先行する存在の理論が設立されなければならない。」

2010-05-28 18:18:06
y.nakagawa @insiderivers

「もし個体化に複数の型があるとすれば、その各々が特定の個体化の型に対応する複数の論理も、また実存するはずである。」

2010-05-28 18:18:28
y.nakagawa @insiderivers

「ただ思考の個体化のみが、みずからを遂行することによって、思考以外の諸存在の個体化に随伴することができる。」

2010-05-28 18:18:51
y.nakagawa @insiderivers

「私たちが個体化についてもつことができるのは、直接的な認識でも間接的な認識でもなく、認識されるべき作用に並行する作用としての認識。」

2010-05-28 18:19:42
y.nakagawa @insiderivers

「私たちは個体化を、その語の慣習的な意味では、認識することができない。」

2010-05-28 18:20:09
y.nakagawa @insiderivers

「私たちにできるのはただ、個体化すること、私たちを個体化すること、そして私たちのうちで個体化すること、これのみ。」

2010-05-28 18:20:39
y.nakagawa @insiderivers

「諸存在は主体の認識によって知られうるが、諸存在の個体化は、主体の認識の個体化によってしか把握されえない。」

2010-05-28 18:21:07