福嶋亮大『神話が考える』(2010年 青土社)の読書メモ

福嶋亮大『神話が考える』を読みながらつぶやいたことをまとめてみました。 書評を作る際のメモとして用いる予定です。 といっても今回、全部読み切らなかったんですが。 続きを読む
0
たはたほん @tahatahon

これから福嶋亮大の『神話が考える』青土社を読んでいく。

2010-05-26 23:51:33
たはたほん @tahatahon

むむむ。読みづらい。定義の曖昧言葉や普段目にしない言葉が多い。文章が堅いな。

2010-05-26 23:54:15
たはたほん @tahatahon

本書における神話の定義 情報処理のアルゴリズム。コミュニケーションを通じて、理解可能性、意味、リアリティを提供。。変換、変形、圧縮、置換が可能。時間にまつわる処理 013 『神話が考える』福嶋亮大

2010-05-27 11:53:49
たはたほん @tahatahon

複雑な社会から人々があんていするためには、空間的ではなく時間的な囲い込みが必要。018 『神話が考える』福嶋亮大

2010-05-27 12:00:13
たはたほん @tahatahon

しかし時間的な囲い込みはサイバーピア(サイバー郊外)を生む。016『神話が考える』福嶋亮大 サイバーピアとかは聞いたことがない言葉だが、ありていにいうと、狭い視野しかもてなくなるみたいなことだろうか?

2010-05-27 12:04:01
たはたほん @tahatahon

神話とは、錯覚の多い主観的な知覚ではなくあくまで環境情報に依拠して作られる。神話が考えるのタイトルは、客体の優位性を示すためにつけた018 『神話が考える』福嶋亮大

2010-05-27 12:09:55
たはたほん @tahatahon

ハイパーリアルが1970年代に台頭してきた云々のくだりはさっぱり分からない。もうすでに言葉を提案したボードリヤールの中で議論されつくしているのかもしれないが、本書で語る意義、意図が読めない。『神話が考える』福嶋亮大

2010-05-27 12:25:55
たはたほん @tahatahon

大きな物語の崩壊→個々の小さな物語への移行→リアリティを濃縮する装置としてのハイパーリアルの登場 ハイパーリアルの定義(シミュレーションに基づき現実をよりよくしようとすること?) 『神話が考える』福嶋亮大

2010-05-27 12:35:04
たはたほん @tahatahon

ハイパーリアルによって組み込まれた神話は、シミュレーションにより自然によりちかい形での人工を実現する。感情と相反しない。

2010-05-27 12:38:57
たはたほん @tahatahon

神話素は東浩紀の言うデータベースのモデルと合わせてリゾーム(根茎)のモデルで捉える。リゾームはキャラクターを逐次差異化していくことを差す『神話が考える』福嶋亮大 注によるとリゾームは浅田彰が唱えた概念らしい。

2010-05-27 12:51:38
たはたほん @tahatahon

わざわざリゾームを持ち出した作者の意図が理解できない。リゾーム化するデータベースの項で語られたことは、大塚や東の指摘の焼き直し、補足説明にすぎないのに。

2010-05-27 12:53:43
たはたほん @tahatahon

ニコニコ動画のタグは分類性だけでなく、淘汰圧がかかることにより動画そのものの変化圧を高める。ニコニコ動画の字幕は擬似的リアルタイム性がある『神話が考える』福嶋亮大

2010-05-27 13:29:09
たはたほん @tahatahon

西尾維新の作品は、手軽に集団的神話を生む死や暴力を、言葉を意図的に乱発することにより、皮肉的(私的)に言葉遊びに変えてしまうところに面白味がある。

2010-05-27 13:39:30
たはたほん @tahatahon

ここで突然、私的公的の話を始める福嶋。リベラル化が進む社会において、ある程度成熟したサブカルチャーをいかにして次世代に置き直し公的な資源として再生させるか。このような問題意識を福嶋はもっているようだが、僕にはこの様な問題意識は共有できない。『神話が考える』福嶋亮大

2010-05-27 13:45:33
たはたほん @tahatahon

駄目だ。途中で読むのをやめた。

2010-05-27 20:53:10
たはたほん @tahatahon

なんだか難しい言葉で煙に巻こうとしているみたいだ。もっと単純でわかりやすい言葉をつかえばいいのに。というか、言葉は難しいが、内容はそう難しいことはいってないというか、単純で深い考察とは言えない。”『神話が考える』福嶋亮大の感想”

2010-05-27 20:57:16
たはたほん @tahatahon

そもそも言葉が地についていない。浮いている。一章でリアリティの濃縮という言葉が繰り返し使われるが、そもそも著者の考えるリアリティとはなにかというのがよく分からない。その上で語られるハイパーリアリティなどわかるわけがない。”『神話が考える』(福嶋亮大)の感想”

2010-05-27 21:00:09
たはたほん @tahatahon

エンドレスエイトも過大評価しすぎ。文章も堅い。「メディア化された人間とメディア化された人間の戦い」三度読みなおした。これでは戯言と変わらない。「次の文献を挙げて満足しよう。」という表現にふいた。”『神話が考える』福嶋亮大の感想”

2010-05-27 21:05:27
たはたほん @tahatahon

これではゼロ年代の批評の未来はくらいぞ。なんかニューアカの再来みたいだ。あずまんや大塚英志を始めて読んだ時の感動はなかった。”『神話が考える』福嶋亮大の感想”

2010-05-27 21:07:28