吸収線量、等価線量、実効線量、組織荷重係数

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MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

組織荷重係数は無次元量(単位がない)なのでちょっと違いますが、和を取って実効線量という全く別の意味の量を算出する際に必要な重み(重さではない)ということです。 @leaf_parsley @yoka72

2012-01-31 14:50:02
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

β線やγ線の場合、等価線量はその臓器が吸収した放射線のエネルギーをその臓器の質量で割ったものなので、等価線量にその臓器の質量をかけるとその臓器が吸収した放射線のエネルギーになります。したがってそれを各臓器について和を取ると・・・。 @leaf_parsley @yoka72

2012-01-31 13:28:38
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

https://t.co/pQnPzzsF 甲状腺の被曝量について、組織荷重係数は無関係なのは当然なんですが(笑。 組織荷重係数は実効線量という全く別の量を算出するときに使うだけなのに、このお医者さん大丈夫?

2012-01-31 13:24:07
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

それは、組織荷重係数をかけて和をとって全く別の意味の実効線量をという量を作ったわけで、各臓器の等価線量を足しても意味ある量にはならないわけです。意味があるのは、β線やγ線の場合、等価線量に質量をかけて和を取ったものです。 @leaf_parsley @yoka72

2012-01-31 13:02:33
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

それは「足してはいけない等価線量の和に基づく考察」をしてしまった誤解です。 @leaf_parsley @yoka72

2012-01-31 12:54:26
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

比較には等価線量はいりません。比較すべき量は、先ほども述べましたが、組織荷重係数/臓器の質量(あるいは組織荷重係数/(臓器の質量/全身の質量))です。ちなみに、臓器別実効線量というものは存在しません。 @leaf_parsley @yoka72

2012-01-31 12:53:07
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

吸収線量の単位はGy=J/kgであることに注意すれば、等価線量(単位はSvになりますが)それらをそのまま足したりすることはできないことがわかると思います。 @leaf_parsley @yoka72

2012-01-31 12:45:06
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

比較すべきものは「各臓器の組織荷重係数をその臓器の質量で割ったもの」です。この値が発がん後の経過も考慮した各臓器の放射線に対する感受性の目安(致死がんに重点が置かれている)になります。 @leaf_parsley @yoka72

2012-01-31 12:10:53
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

各臓器の質量を調べたのは流石leaf_parsleyさんですね。しかし等価線量をそのまま足すことはできません。質量をかけて足すと、全身で吸収した放射線のエネルギーになります。(続く @leaf_parsley @yoka72

2012-01-31 12:06:19
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

吸収線量は完全に物理的な量なので、損害とは無関係です。どういった損害が生じるかは組織荷重係数にすべて反映させるわけです。 @leaf_parsley @yoka72

2012-01-31 11:51:11
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

いかに甲状腺の放射線に対する感受性が平均的な細胞の放射線に対する感受性に比べて大きいかが理解できるはずなのですが、専門家と称する人達もこの点が理解できていないためデタラメな解説をするわけです。(当然、一般的な人はほとんど理解できていません) @leaf_parsley

2012-01-31 11:44:22
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

0.04は25分の1なので、ここで本質的に意味があるのは(25分の1)/(3000分の1)=120という値です。組織荷重係数は放射線に対する感受性以外に発癌以後の経過も考慮されているので、死亡割合の低い甲状腺の癌 でこの値になるということは、(続く @leaf_parsley

2012-01-31 11:39:06
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

そこで、組織荷重係数というものが、その原爆被爆者の疫学データから考案されたわけです。そのデータから甲状腺の組織荷重係数は0.04(以前は0.05)となっていますが、その0.04という値がが直接甲状腺の感受性を反映しているわけではありません。 @leaf_parsley

2012-01-31 11:31:20
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

しかし、この時生じた過剰相対リスク(EER)は臓器の質量に比例していませんでした。仮に各臓器の細胞の放射線に対する感受性が等しいとするとEERは臓器の質量に比例するはずなのに。(ここら辺のことが吸収線量を正しくイメージできていないと理解できません。) @leaf_parsley

2012-01-31 11:14:01
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

実効線量というものは、広島・長崎の原爆被爆者の疫学データと対応させるために考え出された量ですが、その際の被曝はγ線による外部被曝なので、各臓器の吸収線量と吸収線量は等しくそれらは均一の値になっています。 @leaf_parsley

2012-01-31 11:05:04
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

当然、吸収線量は生物学的な細胞の放射線に対する感受性とは関係ない量です。また、β線とγ線については放射線荷重係数が1なので、それらによる被曝については吸収線量と等価線量は等しくなります。 @leaf_parsley

2012-01-31 11:00:00
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

まずは、完全に物理的な量である吸収線量についてきちんと理解する必要 があります。定義は「単位質量あたりの吸収される放射線のエネルギー」 という感じで簡単ですが、侮ってはいけません。@leaf_parsley

2012-01-31 10:53:33