インタラクション2011の中の人・夜中のつぶやきシリーズまとめ

インタラクティブ技術に関する国内最大のシンポジウム「インタラクション」。2011年にその広報用ツイッターアカウントの中の人が、夜中にこっそりと呟き続け、、ひそかに人気となっていたシリーズをまとめました。インタラクション2011終了後に呟かれた、最終回も収録。
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情報処理学会インタラクション @interaction_j

それでも、その未来的な雰囲気からか、SF映画や漫画などでは根強い人気のある 3D UI。特に「ニューロマンサー」に触発された電脳空間ものでは必ずといってもそうした描写が出てきます。「攻殻機動隊」や「マトリックス」がそうですね。

2011-02-08 02:18:17
情報処理学会インタラクション @interaction_j

一方、その「ニューロマンサー」の著者ギブスンが、あまりに描写が酷似しているので途中で映画館を出てしまったという「ブレードランナー」に登場するコンピュータ画面はとても平面的。どのコンピュータも骨董品的な古めかしさが印象的です。古さと新しさが混在する独特の世界観描写に貢献しています。

2011-02-08 02:22:55
情報処理学会インタラクション @interaction_j

話は3Dとはまったく関係ありませんが、映画に登場する UNIX といえば、「ウェインズワールド2」で、ガースが女の子がUNIXの本を持ち歩いているのを見て "That's a UNIX book... Cool." と感心する場面がありました。UNIXはモテる?!

2011-02-08 02:33:24
情報処理学会インタラクション @interaction_j

明日は路線を変えて「ウゴウゴルーガ」だよ! それでは。

2011-02-08 02:34:03

ウゴウゴルーガ、JM

情報処理学会インタラクション @interaction_j

天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ、なんかつぶやけと俺を呼ぶ。今日も夜中のつぶやきの時間がやってまいりました、中の人です。今日のお題はフジテレビの一応子供向け番組「ウゴウゴルーガ」がお題です。

2011-02-09 05:07:29
情報処理学会インタラクション @interaction_j

天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ、なんかつぶやけと俺を呼ぶ。今日も夜中のつぶやきの時間がやってまいりました、中の人です。今日のお題はフジテレビの一応子供向け番組「ウゴウゴルーガ」がお題です。

2011-02-09 05:07:29
情報処理学会インタラクション @interaction_j

番組のメインとなったのは、バーチャルスタジオでの「ウゴウゴ」と「ルーガ」の二人の子供、そして岩井俊雄さんデザインのCGキャラクターとのかけあいでした。このCGキャラクター、収録時にリアルタイムで操作されていたのでした。

2011-02-09 05:14:27
情報処理学会インタラクション @interaction_j

CGの生成に使われたのは Amiga。これに独自の改造を施したスーパーファミコンのコントローラを接続し、スタジオでの子役とのかけあいに合わせて、キャラクターの表情や動きを操作していたのでした。

2011-02-09 05:18:07
情報処理学会インタラクション @interaction_j

しかしバーチャルスタジオにいる子役にとってみると、かけあいの相手が見えないのでは困ります。そこで、スタジオではステージの周囲に、CGを合成した後の映像を表示するためのモニタを多数設置。役者がどちらの方向を向いていてもモニタが目に入るように工夫されていたのでした。

2011-02-09 05:21:04
情報処理学会インタラクション @interaction_j

さて、この「ウゴウゴルーガ」のチーフディレクター、福原伸治さんは、1990年のフジ深夜番組「アインシュタイン」を手がけていらっしゃいました。「アインシュタイン」もバーチャルスタジオ収録の科学番組。ここでのノウハウが「ウゴウゴルーガ」に活かされたという経緯があります。

2011-02-09 05:23:27
情報処理学会インタラクション @interaction_j

「アインシュタイン」は、最新の科学論文を紹介するなど、見た目のキテレツさと裏腹になかなかハードな構成で、最終回は「神の実在」を議論するなど、非常に挑戦的な科学番組でした。今はこういう番組はまったく無くなってしまいましたね…。ちなみにデザインはやはり岩井俊雄さん。

2011-02-09 05:25:45
情報処理学会インタラクション @interaction_j

ちなみに、CGキャラクターのリアルタイム操作用デバイス、NHKの音楽番組「音楽ファンタジー ゆめ」の製作ではデータグローブを使うなど、色々な試みがなされています。

2011-02-09 05:30:58
情報処理学会インタラクション @interaction_j

ウィリアム・ギブソンの「記憶屋ジョニー」を映画化した「JM」では、ビートたけし演じるヤクザの親分がCGキャラクターの口を操作するのに、素手とその姿勢認識デバイスを使っている、という描写がありました。

2011-02-09 05:35:02
情報処理学会インタラクション @interaction_j

ところで、映画「JM」でジョニーが危険を犯して脳に格納して運んだデータのサイズは 160 ギガバイト。上映当時は凄い大きさに思えたものですが、今じゃポケットに余裕で収まる容量。技術の進化は恐しいものです。それでは今晩はこの辺で離脱(ジャックアウト)することにしましょう。また明日!

2011-02-09 05:42:16

ウルトラマン、2001年宇宙の旅、2010年

情報処理学会インタラクション @interaction_j

琵琶湖の南に『金目教』という怪しい宗教が流行っていた頃、毒蝮三太夫はまだ石井伊吉だった。わっかんねぇだろうなぁ、中の人です。昨日は無断欠席申し訳ありませんでした。今日は「ウルトラマン」。

2011-02-11 05:46:13
情報処理学会インタラクション @interaction_j

ハヤタ隊員が所属する科学特捜隊日本支部にも巨大なコンピュータが設置されています。イデ隊員の開発した全宇宙語翻訳機(パン・スペース・インタープリタ)を駆動できるくらいですから性能は高いようですが、そのインタフェースはなかなか貧弱。

2011-02-11 05:54:13
情報処理学会インタラクション @interaction_j

なにしろそのパン・スペース・インタープリタをバルタン星人からのビデオ通話につなぐ際に、インタープリタが実装されている回路が「124875回路」と呼ばれ、接続にはその番号を入力している訳ですから。

2011-02-11 05:55:52
情報処理学会インタラクション @interaction_j

ウルトラマン放映当時は IBM System/360 のようなメインフレーム全盛期で、すでに CRT を使ったターミナルなども出荷されていた時期ですが、日本ではまだそのイメージは普及していなかったのでしょう。

2011-02-11 06:04:03
情報処理学会インタラクション @interaction_j

しかしその2年後に「2001年宇宙の旅」が公開。こちらに登場するコンピュータは、IBM 製パッド型デバイスあり、タッチパネルやカメラ認識による入力ありの、非常に先進的な内容。ありうる未来を真剣に模索した、アイデアの宝庫となっています。

2011-02-11 06:05:41
情報処理学会インタラクション @interaction_j

一方で、その続編「2010」では Apple IIc を浜辺で使っているシーンがあり、一気に貧乏くさい画面になってしまったのは残念でした。さて、「インタラクション2011」は「2001」の想像力に勝てるのか? 明日も、中の人と地獄につきあってもらう。

2011-02-11 06:18:07

後口上までつくようになった

600万ドルの男、ジェイムスン教授

情報処理学会インタラクション @interaction_j

一掛け二掛け三掛けて、仕掛けてつぶやいて日が暮れて。こんばんは、中の人です。世の中大きく動いていますが、倦まず弛まずインタラクションの話をしていきましょう。今日の話のとっかかりは「600万ドルの男」。

2011-02-12 03:15:19
情報処理学会インタラクション @interaction_j

ロケット打ち上げ事故に遭い身体の一部をサイボーグ化したスティーブ・オースティンが主役のこのドラマ。人間を超越した身体能力を駆使し、様々な困難な状況を乗り越えるところが見所です。アニメだと「ガジェット警部」や「サイボーグ009」につながる、身体強化系のお話。

2011-02-12 03:20:36
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