- suzukingyo
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金魚「揮発性身体論」。前半は鈴木ユキオのソロ。基本は舞踏系の動きなのだけど、強靭な筋力で意表をつくポーズや動き、照明の使い方で、身体を使った表現の可能性を提示されたような気がした。後半は女性四人によるムーブメント。ダンサーをデザインの要素として利用した美しい空間芸術という印象。
2012-02-03 22:58:29金魚、美しいアートオブジェを観ている感覚だった。テイトモダンやポンピドーセンターみたいなアート空間で演ったらインパクト倍増しそう。それにしても、ダンサーとは美しいいきものだなあ、としみじみ。
2012-02-03 23:15:19鈴木ユキオ、細かく分節されているのに弾性の強そうな身体、というイメージを与える振り付けをする人だね。単になめらかとかしなやかというのとは違っていて、捻り上げた身体の見せ方とかが独特。カンパニー・カフィグの躍動する身体!みなぎる生命力!みたいのともまた違う。
2012-02-03 22:24:19金魚「揮発性身体論」を観た。朽ちていくために操られる身体。ゾンビのようなねっとりとした質感。静かに風化していく化石。そんな言葉が浮かんできた。まとまらないからこそじわっときそう。なんだか今日の夢に出てきそう。
2012-02-03 21:39:43金魚(鈴木ユキオ)「揮発性身体論」@シアタートラム。 開演30分前から整理番号順に入場。当日券の方は、開演十分前からの入場だったよう。 最前列の床にじかおきのクッション席が人気がないので、遅れてくるとそこになる感じでした。 遅刻者用に最後列をキープしてあったのは、いいアイディア。
2012-02-03 21:13:08金魚は初観劇。 鈴木ユキオのソロ「EVANESCERE」は、正直にいって顔も髪形も体も服装も音楽も振付も好みのラインではなかったのだが、にもかかわらず面白かった。 独特の粘っこい動きと、不思議な態勢でのバランス。彼独自の身体性の中から出来上がった動きなんだろうと感じさせる。
2012-02-03 21:20:24「EVANESCERE」を踊る鈴木ユキオは、自分の身体を探り続けている様な印象。 普通の生物って、より速く走るとかの方向へは向かいやすいと思うのだが、方向性なしに自分の身体を探り続けるって、しないような気がする。 鈴木の身体は、初めて陸に上がろうとした魚を、思い起こさせたり。
2012-02-03 21:27:55「EVANESCERE」は、何を表現してるのか全然わからなかったのだが、様々なイメージを喚起させられた。 自分には、なんだか、とてもSFだったのだ。例えるなら、神林長平じゃなくて大原まり子。体の感覚から生まれてくるような。 小川一水の「天冥の標」の最新刊を思い出したりも。
2012-02-03 21:24:47後半の「密かな儀式の目撃者」には、あまりのれなかった。 鈴木の振付は前半と似たラインなのだが、女性四人の動きには体の中から探りだされたバランスという感じを受けず、どうしても、鈴木が踊ったらどうだっただろうと思ってしまう。 なので、逆順の方が良かったかなと思ったのだ。
2012-02-03 21:32:58金魚(鈴木ユキオ)『揮発性身体論』みた。EVANESCEREでは、電球を抱えるシーンで、身体とその影に感動した。まるで劇場が丸ごと鈴木ユキオの身体になって呼吸しているみたいだった。{密かな儀式の目撃者}は、赤いタートルネックの人、あまり動かないのに異様な存在感だった。
2012-02-04 00:37:18